PayPay銀行
※記事内に広告を含む場合があります
当サイトは更新を終了しました。
長きにわたり当サイトを愛読、応援くださった方々には誠に感謝しております。
※この記事の内容は執筆時点のものです。サービス内容・料金など、現時点の最新情報とは異なる場合がございます。何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)はYahoo!JAPANと三井住友銀行が共同で設立した、日本初のネット銀行です。
PayPayの払い出しが手数料無料の、唯一の銀行としても評判です。
Vポイントユーザーにも、PayPay銀行を使うメリットがあります。PayPay銀行は、Vポイントを現金として出金できます。
ヤフオク!の落札代金をPayPay銀行から支払うと、1%のVポイントが貯まるのも便利です。ヤフーユーザーとも好相性です。
ネット銀行のなかでも、セキュリティ強化をいち早く行った実績も、安心感があります。二段階認証のトークンシステムを早くから導入し、不正利用を防いでいます。
ネット銀行のセキュリティ面に不安を感じる人も、PayPay銀行なら安心です。15歳以上なら、誰でも簡単にPayPay銀行で口座開設できます。
目次
PayPayマネー出金手数料が無料
PayPay銀行は、スマホ決済「PayPay」の残高を無料で出金できる、唯一の銀行です。
PayPay残高のうち「PayPayマネー」は、銀行口座へ出金できます。しかし、通常は払い出しごとに出金手数料100円がかかります。
しかし、PayPay銀行へ出金すれば、手数料が一切かかりません。
くわしくは後述しますが、PayPay銀行は、ATM手数料が毎月1回無料です。PayPay残高をPayPay銀行に払い出し、ATMで引き出せば、完全無料でPayPay残高を現金として使えます。
カード決済できるお店なら、キャッシュカードに標準付帯のデビットカードで支払うのもおすすめです。
Vポイントを貯める人におすすめ
PayPay銀行は、Vポイントを貯める人とも相性がよいネット銀行です。
ヤフオクでのVポイント還元や、Vポイントの現金交換など、Vポイントをお得に使えるメリットがあります。
ヤフオク利用でVポイントを還元
ヤフオクで商品を落札した際、「PayPay銀行支払い」を選択すると、落札代金の1%分のVポイントがもらえます。
常に実質1%割引でヤフオクを利用できるのは、大きなメリットです。
Yahoo!ウォレットにPayPay銀行口座を登録すれば、Yahoo!かんたん決済で「PayPay銀行支払い」を使えます。
Vポイントを現金と交換
PayPay銀行は、Vポイントを現金と交換できる唯一の銀行です。
Yahoo!ウォレット受取口座にPayPay銀行の普通預金口座を登録すれば、Vポイントの現金換算金額を受け取れます。
交換レートは、Vポイント100ポイントにつき85円です。1,000ポイントから交換可能です。
通常、Vポイントは1ポイント1円で使えるので、現金に交換すると価値が少し下がります。しかし、Vポイントを放置し、期限切れで失効するよりはよいと思います。
使う予定がなさそうなVポイントは、PayPay銀行経由で換金しておくのをおすすめします。
PayPay銀行 VisaデビットでATM手数料を節約
PayPay銀行の口座を開設すると、キャッシュカードにVisaデビット機能が標準装備されます。
PayPay銀行のデビットカードは、「PayPay銀行 Visaデビットカード」といいます。
デビットカードは銀行口座からの即時引落によって支払いをする方法で、カード支払いをすることで、現金を介さずに口座から直接支払いができる仕組みです。
VISAが使えるほとんどのお店でクレジットカードのように使えるので、日常生活のあらゆる場所でカード支払いができるようになります。
PayPay銀行 Visaデビットカードを使うメリットの一つは、ATM手数料を節約できることです。
カード支払いを中心にすることで、ATMからお金を下ろす回数も減るからです。
ちなみに、PayPay銀行 Visaデビットカードを使って支払いをすると、500円ごとに「1JNBスター」というポイントが付与されます。
JNBスターは、1ポイント=1円に交換できます。
還元率はそこまで高くはないですが、カード決済をよく利用する人にとっては大きな節約になります。
年間100万円のデビット決済をすれば、2,000円がキャッシュバックされる計算です。
スマホ代金などの定期的な支払にデビットカードを使えば、効率的にポイントを貯めることができます。
15歳以上なら審査なしで発行
PayPay銀行のVisaデビット「PayPay銀行 Visaデビットカード」は、15歳以上なら審査なしで誰でも作れます。
デビットカードなら、未成年の人でもカード決済が利用できます。
コンビニやスーパーはもちろん、ネット通販や海外でも「VISA」マークがあればどこでも使えるので、クレジットカード代わりとしてもおすすめです。
PayPay銀行のキャッシュカードと一体になっているため、年会費や手数料も無料です。
また、PayPay銀行 Visaデビットカードには安心して使うための保障もあります。
■PayPay銀行 Visaデビットカード 安心して利用できるサービス
- 第三者不正使用保険
- 利用限度額の制限
まず、万が一紛失や盗難によって不正利用された時のための、第三者不正使用保険が付いています。
1口座あたり年間500万円までを補償してくれるので、現金が入った財布を持ち歩くより安全です。
また未成年の子供に持たせるカードとしても、安心して使えます。
また、カードの使いすぎが心配な人は、利用限度額の制限を設定することもできます。
自分で「1日1,000円まで」などと決めておけば、使いすぎることもありません。
通販に便利なカードレスもあり
PayPay銀行 Visaデビットカードはキャッシュカード一体型ですが、PayPay銀行はカードレスのデビットサービスも提供しています。
これはPayPay銀行 カードレスVisaデビットといって、PayPay銀行のウェブサイトから最大4枚のバーチャルカードを発行する仕組みです。
カードレスサービスは、ネットショッピングのみで使えます。
使い方は通常のカードと同じで、ネット通販をする時に「カード決済」を選んでバーチャルカードのカード番号を入力するだけです。
それぞれのカードに付与された番号はいつでも廃止・新規発行することができます。
ネットショッピングをするたびに新番号を発行し、買い物が終わったらカード番号を廃止すれば、万が一番号が漏洩しても不正利用される心配はありません。
初めて使う海外通販サイトでの買い物など、セキュリティが不安な時などに便利です。
ネットの口コミでは、ネット通販だけでなくゲーム課金での支払い時にも役に立つと評判です。
銀行口座の特徴
ここまで、PayPay銀行の特色でもあるVポイントとの相性の良さとデビットカードのメリットについて解説しました。
次に、銀行口座としての預金金利や手数料、その他のメリット・デメリットを見ていきます。
預金金利は普通
PayPay銀行の預金金利は、普通預金・定期預金ともに、預金金額によって変動します。
預金金額が100万円以上だと金利が優遇されるので、まとまったお金を貯蓄したい人に向いています。
メガバンクと比較すると約2倍~4倍の利息が付きますが、一般的なネット銀行と比較すると、特に優位性はありません。
最新の預金金利はこちらをご覧ください。
振込手数料は格安
一方、PayPay銀行の振込手数料は、メガバンクとは比べ物にならないぐらい安いです。
■PayPay銀行 振込手数料(税込)
- PayPay銀行宛:無料
- 自分名義の三井住友銀行宛:無料
- 他行あて:145円
メガバンクの他行あて振込手数料は、300~400円ほどかかることもあります。それに比べると、最高でも145円しかかからないPayPay銀行の振込手数料は、非常に安いです。
これまで都市銀行や地方銀行のネットバンキングを使っていた人は、PayPay銀行経由の振込に切り替えるだけで、振込手数料を節約できます。
また、PayPay銀行は三井住友銀行系の銀行なので、本人名義の三井住友銀行口座・PayPay銀行間の振込は振込手数料0円です。
※三井住友銀行から本人名義のPayPay銀行口座に振り込む際は、ネットバンキング「SMBCダイレクト」経由で振り込むことが条件
たとえば、給与振込口座の三井住友銀行から、貯蓄用のPayPay銀行口座に資金移動する…という時も、振込手数料は一切かかりません。
コンビニATMが毎月1回無料
PayPay銀行には自社ATMがないので、預金の入金・出金をする時は提携ATMを使います。
PayPay銀行が提携しているATMは6種類です。
■PayPay銀行 提携ATM
- 三井住友銀行ATM
- セブン銀行ATM
- E-net(ファミリーマートなどに設置)
- イオン銀行ATM
- ゆうちょ銀行ATM
- ローソンATM
ATMの利用手数料は、入金・出金それぞれ毎月1回無料です。
デビットカードを活用するなど、ATMの入出金を月1回ずつに抑えればATM手数料を無料にすることができす。
2回目以降は、取引額が3万円以上なら無料、3万円以下なら165円の手数料がかかります。(ゆうちょ銀行ATMは手数料330円)
ちなみに、ATMでの銀行振込は三井住友銀行あてしか使えませんが、振込手数料が高いのでおすすめできません。
PayPay銀行での振込の際は、ウェブ上のマイページからネットバンキングを使うので、ATMまで足を運んで振込をするのは非効率です。
スマホでいつでも振込などの取引ができるのが、ネット銀行のメリットです。
預金が3,000万円を超えるとATM・振込手数料が無料
ハードルは高めですが、円普通預金、円定期預金などを含めた前月の預金平均残高が3,000万円以上になると、ATM手数料・振込手数料が無料になります。
■PayPay銀行 預金平均残高3,000万円以上のメリット
- ATM手数料:何度でも0円
- 振込手数料(PayPay銀行あて):何度でも無料
- 振込手数料(他行あて):毎月5回まで無料
※ATM手数料無料は、ゆうちょ銀行ATMで3万円未満の取引のみ対象外
あくまでも3,000万円以上の預金ができることが条件となりますが、この優遇特典を受けることができれば、PayPay銀行の利用メリットは大きく向上します。
外貨預金の手数料は非常に安い
PayPay銀行は、外貨預金の取扱のスタートこそ遅かったものの、外貨預金の為替手数料・金利ではトップクラスのスペックを誇ります。
また、預金金利をさらに優遇した「外貨定期預金」についても、1ヶ月ものから最長1年ものが用意されています。
- 米ドル(USD):5銭
- ユーロ(EUR):14銭
- 英ポンド(GBP):30銭
- 豪ドル(AUD):30銭
- NZドル(NZD):30銭
- カナダドル(CAD):30銭
- スイスフラン(CHF):30銭
- 香港ドル(HKD):6銭
- 南アフリカランド(ZAR):15銭
PayPay銀行は、特に米ドル預金の為替手数料が安く、メガバンクの20分の1(つまり95%OFF)の手数料で外貨預金ができます。
たとえば、PayPay銀行の米ドル為替手数料が5銭なのに対し、三井住友銀行の米ドルの為替手数料は最大1円(100銭)です。
為替手数料が高いと為替差益で利益が出ても相殺されてしまう可能性があるので、なるべく手数料が安い銀行で外貨預金をするのがポイントです。
公営競技が利用OK
PayPay銀行では入会金や年会費が一切無料で、すべての公営競技が利用できます。
土日を問わずいつでもインターネット経由で投票でき、配当金の受け取りもPayPay銀行の口座に直接入金されるので安心です。
競馬、競輪、ボートレース、オートレースの公営競技の他、PayPay銀行ではBIG・totoといったサッカーくじの購入もできます。
実店舗あり
ネット銀行の多くは無店舗型の経営をおこなっています。
PayPay銀行にも実店舗は東京に「本店営業部窓口」があるだけです。
住所は「東京都新宿区西新宿2-1-1」で9時~15時の営業、土日祝日はお休みです。
本店営業部はもう使えない
PayPay銀行の支店番号「001」は「本店営業部」でした。
個人口座であるかビジネスアカウントの法人口座であるかを問わず、すべての口座が本店営業部で統一されていましたが、すでに口座数オーバーとなってしまい、現在は本店営業部での口座開設はできません。
現在は、支店番号「002」の「すずめ支店」となります。名前がちょっとかっこ悪い(可愛い)のが難点です。
個人事業主や法人向けの口座を開設する場合は、「005」の「ビジネス営業部」も利用可能です。
トークンによる高いセキュリティ
PayPay銀行のセキュリティは、ネット銀行のなかでもトップクラスの安全性を誇ります。
その代表的な取り組みが、トークンの導入です。
トークンとは、ワンタイムパスワードを発行する機器のことです。
振込みなどのネット上での取引などをする際にワンタイムパスワードを入力し、そのパスワードは一定時間が過ぎると無効になります。
一回一回使い捨てのパスワードを使うことで、不正利用を防ぐことができます。
PayPay銀行で口座開設をすると、カード型のトークンを1口座につき1枚、無料で発行してもらえます。
※従来はキーホルダー型でしたが、現在はよりコンパクトなカード型トークンに切り替わっています。また、現在はスマホ対応のトークンアプリもリリースされています。
トークンのボタンをONにすると6ケタのワンタイムパスワードが表示されるので、それをインターネットからの振込みや各種手続きをおこなう際にパスワード欄へ入力します。
この数字は1分ごとに変更され、1つの取引で1回しか使えません。
このパスワードは常にPayPay銀行のサーバーと同期しており、仮にログインIDやパスワードを第三者に知られてしまっても、このデジタルキーを使うことで安全に取引をすることが可能です。
万が一トークンが故障した場合には、PayPay銀行にトークンを返却すれば無償交換してもらえます。
紛失してしまった場合は、1,100円の再発行手数料が必要です。
3重のセキュリティ設定
セキュリティは最大で3重に設定できます。
ログインIDは自分の好きなIDを設定できますが、任意なので設定しなくてもOKです。
- 第一の鍵:ログインパスワード
- 第二の鍵:トークンによるワンタイムパスワード入力
- 第三の鍵:ログインID設定(任意)
そのほかにも、振込限度額やATM出金限度額の設定、キャッシュカードやトークンのロックなどが、いつでもネットから変更可能です。
セキュリティを最重要視したい方は、普段はキャッシュカードをロックしておいて、出金する時だけ携帯電話を使ってロックを解除する。という方法を取れば完璧です。
ネットですぐ口座開設できる
PayPay銀行の口座は15歳以上であれば誰でもすぐ開設ができます。
15歳以上であれば親権者の同意は不要なので、自分の意思で口座開設の申込が可能です。
PayPay銀行の申込フォームに必要事項を記入し、その後スマホアプリで本人確認書類(運転免許証や健康保険証など)を送信するだけです。印鑑は必要ありません。
口座開設までの日数(PayPay銀行のキャッシュカードが手元に届くまでの日数)は、
- スマホアプリ 5~7日
- 申込書類を印刷 10日
- 申込書類を取寄せ 2週間
となっており、ネット経由で申込みをする方法がもっとも早いです。
申込みが完了したら、最短5日で転送不要の簡易書留でキャッシュカード(Visaデビットカード一体型)とトークンが届くので、すぐにネット銀行を使うことが可能です。
2件のコメント
PayPayからジャパンネット口座に入金できますか?口座はできています。
方法も知りたい。
>匿名さん
コメントありがとうございます。
Paypay残高をジャパンネット銀行へ払い戻したい、ということでお間違いないでしょうか。
PayPayアプリ下部の「残高」というアイコンをタップすると、「出金」というメニューから銀行口座への出金が可能です。
受取用口座としてジャパンネット銀行を設定すれば、出金できるようになります。
ご参考になれば幸いです。