絶対に100万円貯めてやる!と考えている人のために。その具体的なやり方と道のりは?
※記事内に広告を含む場合があります
当サイトは更新を終了しました。
長きにわたり当サイトを愛読、応援くださった方々には誠に感謝しております。
※この記事の内容は執筆時点のものです。サービス内容・料金など、現時点の最新情報とは異なる場合がございます。何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
私自身も愛用するネット銀行「ソニー銀行」さんから「100万円を貯める方法というテーマで記事を書いてくれませんか?」というお話をいただきました。
ソニー銀行さんは個人的にも好きな銀行ですし、「100万円を貯めるまでの道のり」は読者にとっても参考になるテーマだと思いましたので、本稿でその内容を記事にしたいと思います。
今、貯金がほとんどない人にとって「100万円」という金額はとても遠い道のりに思えるかもしれません。
しかし結論から言うと、100万円は誰でも貯められます。
決して困難な道のりではありません。付け加えるならば、100万円を貯めることができる人は、1,000万円でも1億円でも貯められるようになります。
そしてお金を貯めれば貯めるほど、私たちの生活は見違えるほど楽になります。
目次
100万円貯金の基本的な道のりは5年
実際には5年もかかりません。
まず、100万円を貯めるまでの「基本的な道のり」を示します。
私は、貯金の基本は「最低でも稼ぎの10分の1を断固として貯金する。」ことだと思っています。
特別なイベント(クリスマスやお正月、彼氏・彼女への誕生日プレゼント、バーゲンセールなど)のような急な出費があったとしても、断固として稼ぎの10分の1は必ず貯金に回すというのが鉄のルールです。
このルールを自分に課し、守ることができれば、100万円への道のりはもう半分到達したも同然です。
もしルール通りに貯金できるか不安な人は、ソニー銀行の「おまかせ入金サービス」の利用がおすすめです。
毎月、一定金額を自動的に、自分の銀行口座からソニー銀行の口座に移行してくれるサービス。
手数料は無料なので気軽に利用できます。
例えば、A銀行を給与受取口座に設定している場合、自動引落によってA銀行からソニー銀行へ、、設定金額を毎月自動的に移行することが可能です。
受け取った給料の一部を、「天引き」という形で自動的にソニー銀行の口座に貯めていくことができるというわけです。
何年で100万円が貯まる?
繰り返しとなりますが、貯金の基本は「最低でも稼ぎの10分の1を断固として貯金する。」という鉄のルールを守ることです。
仮に、手取り給料が15万円の人なら、その10分の1、つまり毎月15,000円を貯金します。
毎月15,000円の貯金なら、年間18万円が貯まり、5年6ヶ月で100万円が貯まります。
もし手取り給料が15万円よりも多ければ、より早く100万円が貯まります。副業をして収入を増やすという方法も検討できます。
また、支出を絞るなどして、手取りの10分の2を貯金できる場合も同様に、5年もかからず100万円を貯められます。
「5年6ヶ月で100万円を貯める。」というプランはあくまでも、手取り15万円の人が毎月10分の1という最低ラインの貯金を続けた場合です。
あなたの手取り給料がより高い場合や、より頑張って貯蓄に励むことができるのであれば、5年もかからず100万円は貯まります。
貯蓄を加速する武器を持つ
お金の貯まるスピードをより早めてくれる「武器」として、ソニー銀行の「Sony Bank WALLET」は非常におすすめです。
Sony Bank WALLET(ソニーバンクウォレット)は、ソニー銀行の「VISAデビット機能付きキャッシュカード」です。
銀行のキャッシュカード機能に加えて、お店やネットで使えるカード支払い機能がついたものなのですが、入会金・年会費は無料ですので、余計な費用はかかりません。
また、カードで支払った金額は原則即時にソニー銀行の口座から引落されますので、銀行口座残高を上回る支払いはできない仕組みになっています。
クレジットカードのような「後払い」の仕組みではないため、使いすぎの心配はありません。(事実、デビットカードは15歳から持つことが可能です)
Sony Bank WALLETには、カード支払金額の0.5%(ランクに応じて最大2.0%)をキャッシュバックする機能があります。
普段スーパーなどで買い物をしていると、未だにレジで現金払いをしている人がたくさんいます。
日常生活の支払いをSony Bank WALLETのようなデビットカード支払いに切り替えることで、原則としてあらゆる商品が、実質0.5%引きで買えることになります。
得した0.5%のキャッシュバック分についてはもちろん、貯金に回すことで、お金を貯めるスピードをさらに加速できます。
ちなみに、ソニー銀行での総資産残高が300万円を超えるなど、一定の条件をクリアすれば、段階的に会員ランクが上がり、キャッシュバック率は最大2.0%まで引き上げられます。
また、Sony Bank WALLETには隠れたもう1つのメリットがあります。
ソニー銀行では、毎月1回まで他行あて振込手数料を無料にしています。(非常にメリットの大きいサービスです)
しかし、無料のSony Bank WALLETを持っているだけで、振込手数料の無料回数が毎月1回から2回に引き上げられるのです。
ソニー銀行では、ATM利用手数料も毎月4回まで無料ですので、ATMでの入出金や他行あて銀行振込で手数料がかかることがほとんどありません。(入金・出金にはコンビニATMなどを使います)
こうした高いサービスを継続していることが、私がソニー銀行を普段使いしている理由でもあります。
投資信託の積立で損する可能性は?
100万円を貯めるために、収入の一部を貯金する。
貯蓄スピードをより加速するために、Sony Bank WALLETなどの強力な武器を活用する。
次に行うべきなのは、投資信託を活用した資産運用です。
「資産運用」というと、
- 難しい
- 損するのが怖い
- 元手がかかりそう
といったイメージがあるかもしれません。
しかし、資産運用は非常にシンプルです。
資産運用の未経験者にとっては「低コストなインデックスファンドを買う。」という選択こそが、最もシンプルかつ最強の運用方法だからです。
難しい説明は省きますが、「低コストなインデックスファンドを買う。」という手法は、わかりやすく言うと「他の人よりもたくさん勝つことはできないが、他の人よりたくさん負けることも絶対にない。確実に平均的なリターンが得られる手法」です。
つまり、難しい銘柄や商品を選択したり、タイミングを見計らって売買をしなくても、ただ買って放置しておくだけで「確実に平均的なリターンが得られる」商品だということです。
もちろん、一時的に値下がりすることもありますが、
- 値下がりしても売らずに持ち続ける
- 積立投資で毎月同額ずつ買い続ける
ということを徹底すれば、長期的には必ずリターンが出るようになっています。
「投資で損するリスクが怖い。」、「今始めるべきかわからない。」、「日経平均株価は天井なのでは?」といった意見は、今も、10年前も、20年前もありました。
しかし、資産運用を続けていた人と、資産運用をしていない人の差は、いつの時代も開き続けてきたということは歴史が証明しています。
なぜ長期積立投資を続ければ確実にリターンが出ると言えるのか。その理由を知りたい方は、私が書いた別記事「株式の投資信託に32年投資せよ、長期投資がノーリスクで必ず儲かるといえる1つの理由」をご参照ください。
資産運用の利回りはどれくらい?
上記で取り上げた「低コストなインデックスファンド」による資産運用で得られる利回りは、長期的には年率7%前後になると私は考えています。
私が一押しする投資信託は、楽天・全世界株式インデックス・ファンド<愛称:楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)>という商品です。
この投資信託は、日本を含む世界中の株式に分散投資するものです。
間接的に、日本のソニーやトヨタやソフトバンク、米国のアップルやアマゾン、マイクロソフトなどにも投資できます。
楽天・全世界株式インデックス・ファンドの直接的な投資先となる米国ETF「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)」の過去の年率リターンは以下の通りです。
- 1年間:18.07%
- 3年間:8.08%
- 5年間:13.78%
- 10年間:9.19%
※年率の複利利回りを示しています
※米ドル換算のデータです
※記事更新時点(2021年1月末)の情報です
世界中の株式への分散投資による年率リターンは、過去20年、過去30年で見ても、概ね年率8%前後になっています。
投資信託での運用にあたっては、運用手数料が少なからずかかりますので、保守的に見積もって、長期的には年率7%前後に落ち着くのではないかと私は考えています。
もちろん、短期的には年率20%程度のリターンになることもありますし、10%以上のマイナスになることもあります。
しかし大切なのは、長期的に世界中の企業が利益を生み出し、その利益が蓄積されることで経済が成長していくという事実に目を向けることです。
楽天・全世界株式インデックス・ファンドはソニー銀行で買うことができます。(購入時手数料は無料です)
毎月1,000円から積立できますので、ソニー銀行で貯めた貯蓄用のお金は、上記の投資信託を購入し、運用することをおすすめします。
繰り返しとなりますが、短期的には値下がりによって損失になる可能性もありますが、毎月同額の積立を続けることで、長期的には必ず、100万円貯金への道のりを早めてくれます。
利回り7%の運用は100万円を貯めるのにどれくらい貢献するか
仮に、投資信託「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」を購入し、年率7%で運用できたとします。
※繰り返しますが、短期的には大きく上がったり下がったりしますので、毎年安定して7%のリターンが得られるわけではありません。この点には十分ご留意ください。
手取り15万円の人が、収入の10分の1にあたる15,000円を毎月貯金した場合、5年6ヶ月で100万円を貯めることができます。
この15,000円の貯金を資産運用に回し、年率7%で運用するとどうなるか。
当サイトの積立シミュレーターを使って試算します。
毎月15,000円の貯金を年率7%で運用できた場合、5年6ヶ月で118万円になっています。単に貯金するよりも18万円もお金が貯まるスピードが早まります。
ちなみに、この条件で30年間積立を継続すると、、、、貯蓄額は1,830万円に膨らみます。(複利の力は偉大ですね)
最近、老後の資金が2,000万円不足しているという話も耳にしますが、たった15,000円の貯金でも、継続して積立運用を続ければ、2,000万円近くの資産を築くことができるのです。
では、100万円に到達するまでの期間はどの程度短縮できるか。
毎月15,000円の貯金を年率7%で運用すると、4年9ヶ月で100万円が貯まります。貯金だけをするよりも9ヶ月も100万円への道のりを短縮できました。
まとめてみると、以下のようになります。
・手取り15万円の人が、収入の10分の1に相当する15,000円を毎月貯金し続けると、5年6ヶ月で100万円が貯まる
・15,000円の貯金を投資信託に毎月積立し、年率7%で運用すると、4年9ヶ月で100万円が貯まる(9ヶ月の短縮)
・元から手取り金額が15万円より多い人や、副業などによって収入を増やせる人は、上記よりもさらに短期間で100万円を貯められる
・Sony Bank WALLETを活用してキャッシュバックを受けたり、支出を見直すことで手取りの10分の1以上のお金を貯金に回すことができれば、さらに短期間で100万円は貯まる
これが貯金100万円までの道のりです。
何度も繰り返しになってしまいますが「収入の10分の1を断固として貯金する」という鉄のルールを守りさえすれば、100万円貯金は誰でも、確実に、そう遠くない将来に実現可能です。
100万円を貯めると人生に何が起こる?
最後に、100万円を貯めると人生に何が起こるのか?について話しておきます。
まず、これまでまとまった貯金を実現した経験がない人が、この記事で繰り返し述べてきた「鉄のルール」を守ることで100万円の貯金を達成できると、「貯金習慣」が身につきます。
貯金習慣(つまり貯金癖)がつくと、1,000万円でも1億円でも貯められます。資産を築く上で、0円から100万円にするのも、100万円から1,000万円にするのも、やることは同じだからです。
ムダな浪費も減り、お金で困ることも少なくなります。なぜなら、貯金習慣が身につくことで、お金の扱いをコントロールできるようになるからです。
多くの保険に入らなくても良くなる
また、手元に100万円があると気持ちに余裕ができ、多くの保険に加入しなくてもよくなるというメリットがあります。
保険には様々な種類がありますが、基本的な考え方は「起こる確率は低いけど、起こってしまうと金銭的に対処できない大きな問題」に備えるのが保険のあり方です。
貯金がない人にとって、保険はなくてはならないものですが、100万円の貯蓄があれば、就業不能保険や家財保険など、省ける保険も出てきます。
もし家が火事になって家具がすべて焼けてしまっても、(単身の人なら)100万円の貯金があれば家財一式を再購入し、すぐにもとの生活に戻れます。
そもそも、家が火事になって家具がすべて焼けてしまう確率はゼロに近い(基本的には起こらない)のですから、自己資金でカバーできる体制が築けているのであれば、保険料を払わないという選択をとった方が合理的です。
一定の貯蓄を持たない人にとってはなくてはならない保険が不要になることで、保険料を節約することができます。
節約した保険料は貯蓄のスピードをさらに早めることにつながります。
次の100万円はより楽に貯まる
これは実際に100万円を貯めた経験がある人にしかわからない、あまり知られていない事実なのですが、最初の100万円を貯めるよりも、次の100万円を貯める方がハードルは下がります。
これも、100万円を貯めることで起きる変化の1つです。
多くの人が100万円の貯金を築くことは大変だと考えています。
しかし、10億円の資産を持つ富裕層からすると、たった年0.1%の普通預金の金利だけで、毎年100万円の利息がもらえます。(毎年、毎年自動的に100万円が貯まります!)
これと同じで、0円を100万円にするよりも、100万円を200万円にする方がハードルは低くなり、200万円を300万にする方がさらにハードルは低くなるのです。
繰り返しとなりますが、これは100万円を貯めた経験がある人しか味わえない事実です。
同じ収入を得ているサラリーマンのAさんとBさんでも、10年経つと貯蓄額に驚くほどの差が生まれる理由はここにあります。
今回は、資産を築くための最初の1歩として、100万円を貯めるまでの道のりについて書きました。
この記事を読んで「自分にも出来るかも」と思っていただけたら、ぜひ試しにチャレンジしてみてください。
最後に、今回このようなテーマを与えてくださったソニー銀行さんに、感謝の意を表したいと思います。