Q.デビットカードにゴールドカードは存在しますか?A.実はあります
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クレジットカードにはゴールドカードがありますが、デビットカードのゴールドカードは聞いたことがない人も多いと思います。
実は、デビットカードでもゴールドカードがある銀行はあります。
代表的なものは、楽天銀行VISAデビットカードのゴールドカードです。
申込み条件は16歳以上、という年齢のみで、通常のVISAデビットと同じです。
年会費はかかりますが、海外に行く機会が多い人向けの優待が多いので、評判は良いです。
今回は、高級感のあるゴールドデビットカードをまとめました。
※金額・手数料表記はすべて税込です。
目次
楽天VISAデビットカード(ゴールド)とは
VISAデビットゴールドカードのなかで、もっとも知名度が高いのは楽天VISAデビットカード(ゴールド)です。
楽天銀行が発行しているVISAデビットカードの、上位モデルのカードです。
ポイント還元率は通常モデルのVISAデビットと同じですが、利用代金の1%がポイントバックされるという業界トップクラスの高さです。
通常の楽天銀行VISAデビットとの一番の違いは、旅行関連の保障やサービスが充実していることです。
旅行でデビット決済を活用したい人にとっては年会費分の価値があるカードだと思います。
旅行関連のサービスが充実
楽天VISAデビットゴールドカードの一番のメリットは、旅行関連の保険やサービスが充実していることです。
通常の楽天VISAデビットにはない、国内外の旅行傷害保険やVISAの旅行特典が無料で付帯しています。。
旅行のために自宅を出てから帰宅するまでの間、突発的なケガや病気、万が一死亡してしまった際などに最大1,000万円の保険金を受け取れます。
保険金を受け取るには、下記条件を満たしている必要があります。
- 自宅から空港までの交通費(電車やタクシーなど)
- 旅行費用(航空券、ツアー代金など)
国内でも海外でも適用される障害保険なので、旅行や出張が多い人に向いています。
空港で国際線を利用する際、下記のサービスを受けることができます。
- 国際線の荷物・コート預かりサービス15%オフ
- VISA提携ホテルを専用サイトから予約して25%分の追加マイル
- 空港宅配の割引
- 海外Wi-Fiレンタル40%OFF(2022年1月31日まで55%OFF 申込要)
また、万が一のときに海外で日本語対応のカスタマーサービスを利用できるのも、大きなメリットだと思います。
海外で楽天銀行VISAデビットゴールドカードを紛失したり、盗難に遭って混乱しているときに、日本語で相談できると安心です。
安心のショッピング保険が付帯
楽天銀行のVISAデビットにはショッピング保険が付いており、ゴールドカードも標準装備しています。
ショッピング保険とは、購入した商品が万が一故障したり盗難に遭ってしまった場合に、最高30万円まで保証してくれるものです。
購入日から60日間の間、自己負担は1件につき5,000円という条件付きですが、自分の不注意で壊してしまった場合なども補償対象になるので、カバーできる範囲は広いです。
ショッピング保険はクレジットカードの特典としてはよくありますが、デビットカードでも付帯しているのはありがたいです。
楽天銀行JCBデビットで十分な人もいる
楽天銀行VISAデビットゴールドカードのデメリットは、年会費が5,500円かかることです。
ポイント還元率が高いので、年間50万円ほど使えばもとが取れはしますが、割高だと感じる人もいるかと思います。
旅行にあまり行かない人や、VISAブランドにこだわらない人は、楽天銀行デビットカード(JCB)でも十分かもしれません。
楽天銀行デビットカード(JCB)は年会費無料ですが、ポイント還元率はゴールドカードと同じ1%です。
楽天市場での買い物に使うとポイントアップ2倍となり、還元率が2%にまで引き上がるので、還元率重視なら十分なスペックです。
VISAブランドに世界シェアは負けますが、JCBもシェアを拡大中なので、国内で利用する分には不便を感じないと思います。
その他のゴールドデビットカード
ほかにも、一部の地方銀行などがデビットカードに上位クラスの「ゴールドカード」を展開しています。
ゴールドデビットカードを発行している地方銀行の多くが、JCBブランドのデビットカードを取り扱っています。
ちばぎんスーパーカード〈デビット〉
千葉銀行が展開している「ちばぎんスーパーカード〈デビット〉」には、一般カードとゴールドカードが存在します。
通常のデビットカードは15歳以上であれば持つことができますが、ゴールドカードの入会資格は20歳以上となっており、大人の方のみが持てるカードとなっています。
ちばぎんスーパーカード〈デビット〉のゴールドカードには、国内ショッピング保険が付いているほか、家族カードが1枚まで年会費無料で発行できるメリットがあります。
また、ゴールドカードならではの大きな強みとして、「ちばぎん ひまわり宣言」のランクが自動的にゴールドステージに昇格するというものがあります。
「ちばぎん ひまわり宣言」において、ゴールドステージは最上位ランクとなっており、千葉銀行が提携しているコンビニATMの利用手数料が、何度でも完全無料となります。
ただし、年会費は11,000円と高めに設定されており、一般的なゴールドカードと変わらない維持費がかかります。
年会費を考慮すると、やはり自己満足の高いプレミアムな一枚ということになりそうですね。
ちばぎんスーパーカード〈デビット〉については、下記の記事でくわしく解説しています。
あわせて読みたい:
ちばぎんスーパーカード〈デビット〉は15歳から安心して使えるデビットカード
ワイエムデビットJCBカード
ワイエムデビットJCBカードは、山口銀行が発行しているJCBデビットカードです。
山口銀行のデビットカード(ゴールド)には特に年齢制限が設けられていないようなので、15歳以上の方であれば申し込むことが可能です。
ただし、年会費は11,000円となっており、一般カードの年会費が1,375円であることを考えると、かなり高めの値段設定です。
ゴールドカードならではの特典としては、JCBデビットの年間利用金額に応じてもらえるボーナスポイント「JCB STAR MEMBERS(スターメンバーズ)」のランクが上がりやすい点です。
JCB STAR MEMBERSのランクが上位になると、カード利用に対するポイント還元率が上がったり、キャンペーンの当選確率が上がるといったメリットがあります。
そのほかには大きな特典は設けられていないため、やはりこちらのデビットゴールドカードも、高級感や見た目重視で選びたい人向けのカードになりそうです。
東邦Alwaysデビットカード(JCB)
東邦銀行が発行している「東邦Alwaysデビットカード(JCB)」にもゴールドカードが用意されています。
年会費は11,000円と、ほかの地方銀行のデビットカード(ゴールド)と同じです。ただし、ゴールドカードを選択した場合、家族カードが1枚まで無料となります。
申し込み可能な年齢は20歳以上となっており、大人の方だけが持てるゴールドカードです。(一般カードは15歳以上が対象)
また、ゴールドカードはポイントの有効期限が3年間に延長されます。(通常は2年間でポイントが失効してしまう)
ほかにもゴールドカードならではの特典として、「海外旅行保険(最高5,000万円まで補償)」が付いており、国内旅行保険についても補償額がアップしています。
クレジットカードのゴールドカードらしいスペックの良いカードだと思います。
格安でゴールドカードを持ちたいなら楽天銀行
各社のデビットゴールドカードを比較しましたが、いずれも年会費が高いことがネックです。
もちろんそれだけデビットカードに付帯するサービスは充実しますが、年会費に見合うかどうかはやや疑問もあります。
ただ、クレジットカードのゴールドカードによくある年間利用金額などの条件がなく、年齢条件さえクリアしていればゴールドカードを持てる、という点はメリットです。
券面が華やかなゴールドカードに憧れる人が、はじめてのゴールドカードとして持つのもありだと思います。
ゴールドのデビットカードのなかでは、年会費が比較的安めの「楽天銀行VISAデビットカード(ゴールド)」が一番おすすめです。
特に、旅行の頻度が高い人にとっては、障害保険や緊急時の日本語対応のカスタマーサービスという「安心感をお金(年会費)で買う」という価値があると思います。
旅行によく行く人なら、楽天銀行VISAデビットゴールドカードの年会費の元が取れる「年間50万円以上の利用」という条件も、満たしやすいかもしれません。
年会費無料が良い人はこちら:
楽天銀行デビットカード(JCB)