横浜銀行カードローン
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「はまぎん」の愛称で関東で親しまれる横浜銀行は、低金利のカードローンも扱っています。
横浜銀行のカードローンは3つのプランがあり、金利や返済額、借入限度額がそれぞれ異なります。
審査スピードも銀行の中では早く、申し込んで最短翌日に審査結果が出ることもあります。
おまとめローンにも使えるので、消費者金融などで複数の借り入れがある人にもおすすめです。
今回は、横浜銀行カードローンの融資を最も早く受けられる申込方法を中心に、各プランの借入れ・返済方法や在籍確認についてわかりやすくまとめました。
また、横浜銀行はカードローン以外にもフリーローンも扱っているので、少しわかりにくいフリーローンとの違いについても解説しています。
※横浜銀行が利用できる人は、下記エリア限定です
下記エリアに住んでいる、もしくは職場がある人
- 神奈川県
- 東京都
- 群馬県(前橋市、高崎市、桐生市)
目次
横浜銀行のカードローンは3種類ある
まず、横浜銀行が扱うカードローンには3種類のプランがあり、金利などに違いがあります。
■横浜銀行 カードローンの種類
- 横浜銀行カードローン
- バンクカードローン
- バンクカードローン(住宅ローン利用者専用)
1つ目の「横浜銀行カードローン」は、横浜銀行に口座がない人も申し込める一般的なカードローンです。(※契約までに口座開設が必要)
完全Web完結でカードローン申し込みが可能です。
一方、2つ目の「バンクカードローン」とは、横浜銀行のキャッシュカードの一種である横浜銀行バンクカードを持っている人限定のカードローンです。
バンクカードとは、クレジット・デビット・ローンカード機能がすべて1枚に備わった多機能キャッシュカードです。
そして、バンクカードを持っている、かつ横浜銀行の住宅ローンを借入中の人は、さらに低金利な住宅ローン利用者専用プランを利用できます。
※フラット35は対象外で、横浜銀行の自社住宅ローンのみ適用可能です
金利や返済額の違いを比較
金利などの基本的なサービス内容を比較すると、下記のようになります。
■横浜銀行 3種類のカードローンの商品スペック比較
条件 | 横浜銀行カードローン | バンクカードローン | 住宅ローン利用者専用 |
---|---|---|---|
金利 | 年1.5~14.6% | 年13.6% | 年4.5~11.5% |
借入限度額 | 10万~1,000万円 | 10万、30万、50万円(※) | 50万~500万円 |
月の最低返済額 | 2,000円 | 10,000円 | 10,000円 |
自動融資 | なし | あり | あり |
※バンクカードローンのゴールドカード、Suicaゴールドカードの場合は限度額50万円で固定
口座未開設の人も申し込める横浜銀行カードローンは、金利は3つのプランの中で最も高いものの、月々の返済額が2,000円と少なめなので無理なく返済を続けやすいです。
また、利用限度額が最大1,000万円と枠が大きく、限度額が大きくなるほど金利も低くなるので、増額を狙っていきたい人にも向いています。
一方、バンクカードローンは低金利ですが、利用限度額の枠は少なめです。
横浜銀行の住宅ローンを借入れている人は最大500万円までの利用限度額が増えますが、バンクカードを持っているだけだと50万円までです。
月々の返済も1万円以上からなので、月々の返済負担はやや大きいと言えます。
しかし、自動融資サービスが使えるという、通常のカードローンにはないメリットもあります。
自動融資サービスとは、横浜銀行の普通預金口座が不足した時に自動的にカードローンで立て替える機能です。
立て替えられた借入金は、普通預金に預け入れるだけで返済完了となるので、返済の手間も少なく済みます。
たとえば、給料日前に残高不足になって自動融資となっても、給料が入って立て替えた金額以上の残高になれば、それだけで完済です。
以上の特徴から、それぞれのプランが向いている人は、下記のとおりです。
■横浜銀行カードローンが向いている人
- まだ横浜銀行の口座を持っていない人
- 月々の返済額を少なめにしたい人
- 利用限度額が大きいカードローンが良い人
■バンクカードローンが向いている人
- 横浜銀行バンクカードを持っている人
- 月々1万円以上の返済ができる人
- 少しでも低金利なカードローンが良い人
■バンクカードローン(住宅ローン利用者専用)が向いている人
- 横浜銀行の住宅ローンを返済中の人
金利だけで比較すれば、横浜銀行カードローンよりバンクカードローンの方がおすすめです。
しかし、横浜銀行カードローンの方が借入限度額や返済金額などの柔軟性は高いです。
短期で返済する予定だったり少額しか借りない予定だったりする場合は、横浜銀行カードローンとバンクカードローンで支払う利息にそこまで差が出ないので、横浜銀行カードローンでも良いかもしれません。
また、バンクカードはクレジットカードでもあるので、クレジットカードを作りたくない人も横浜銀行カードローンの方が向いています。
カードローンとフリーローンの違い
ちなみに、横浜銀行はカードローンの他にフリーローンも扱っています。
横浜銀行のカードローンとフリーローンは金利や最大借入額が同じなので、違いが少しわかりにくいです。
条件 | 横浜銀行カードローン | フリーローン |
---|---|---|
金利 | 年1.5~14.6% | 年1.9~14.6% |
借入限度額 | 10万~1,000万円 | 10万~1,000万円 |
カードローンとフリーローンの一番の違いは、借入方法です。
カードローンは、利用限度額をもらったら、その後は限度額内で何度も借入をできます。
たとえば、利用限度額が100万円で10万円を借り入れた時、まだ返済中だったとしても追加でもう5万円を借りることができます。
一方、フリーローンは一度にまとまった借入をして、その後は返済のみを行っていきます。追加での借入は原即できません。
最初にまとめて融資を受けてあとは返済だけを続けていく、住宅ローンのような使い方をイメージするとわかりやすいかもしれません。
よって、カードローンは日常でお金が必要なタイミングで利用するのに向いているのに対し、フリーローンはまとまったお金が必要な時に一度に借りるのに向いています。
フリーローンの利用例は、家電や家具などの購入、旅行費用、突然の入院による医療費などです。
ただし横浜銀行フリーローンで100万円以上を借り入れる場合、下記の費用が必要なので注意が必要です。
■フリーローンの諸経費(税別)
借入額が100万円以上の場合は、下記手数料がかかります。
- 取扱手数料 3,000円
- 全額繰上返済手数料 3,000円
100万円以上の費用が必要な時、もし収入や属性が良いのであれば、フリーローンではなくカードローンを狙うのも手です。
しかし、初めてのカードローン申込でいきなり100万円以上の限度額をもらうのは、平均的な収入だとやや難しいです。
また、利用限度額を決める際は、収入などの返済能力にくわえて信用情報もチェックされます。
他社に借り入れがあったり、過去にクレジットカードを遅延したことがあったりすると信用度が下がり、さらに利用限度額が下がる可能性が高いです。
横浜銀行カードローンの審査については、後ほどくわしく説明しています。
横浜銀行カードローンはおまとめにも使える
横浜銀行カードローンは、複数のカードローンを利用している人がおまとめローンとして使うことも可能です。
たとえば、消費者金融で年率18.0%のカードローンを複数利用していた場合、横浜銀行カードローンの方が低金利なので、借入れを一本化することで将来の利息を減らせます。
また、複数のローンの返済日がばらばらの場合は、おまとめによって毎月10日のみになり管理がしやすくなるというメリットもあります。
月に何度も口座残高を確認したり、ATMに足を運んだりする手間がなくなるので、精神的ストレスも減らせるのがおまとめローンのメリットでもあります。
借入れ社数が多かったり、借入額が大きいと審査に時間がかかる可能性もありますが、審査にチャレンジしてみる価値はあると思います。
借入方法:振込とATMのどちらか
横浜銀行カードローンもバンクカードローンも、基本的な借入方法は下記
■横浜銀行カードローン・バンクカードローンの借入方法
- 振込融資
- ATM借入
※バンクカードローンは、上記に加えて自動融資が使えます。
振込融資は、横浜銀行のインターネットバンキングサービス「〈はまぎん〉マイダイレクト」から申し込めます。
〈はまぎん〉マイダイレクトから借入限度額内で希望額を申込むと、普通預金口座に振り込みをしてもらえます。
光熱費の引き落としに備えたい時など、銀行口座に残高を確保しておきたい時に便利な借入方法です。
また、横浜銀行や提携ATMでも現金キャッシングができます。
下記ATMならATM手数料で借入れができます。
■横浜銀行カードローン 手数料無料で借入れできるATM
- 横浜銀行
- セブン銀行
- ローソン銀行
- イーネット(ファミリーマート系列のコンビニATM)
- イオン銀行
主要コンビニATMにくわえてイオン銀行ATMも使えるので、買い物にいくついでに借入れや返済ができます。
借入れのみであれば、上記以外の他行や信用金庫などのATMも利用できますが、手数料がかかってしまうのでおすすめしません。
返済方法:基本は毎月10日の口座引落
横浜銀行のカードローンの基本の返済方法は、横浜銀行の普通口座からの口座引落です。
返済日は毎月10日で、土日祝の場合は翌営業日に引き落としとなります。
毎月、自動的に口座から返済額+利息が引き落とされるので、返済忘れの心配がありません。
借入残高に応じて月々の最低返済額は決まっており、特に返済額を増やす手続きをしなければ最低金額が毎月引き落とされます。
たとえば、横浜銀行カードローンは借入残高が2,000円~10万円なら、月の返済額は2,000円です。
バンクカードローンは借入残高が1万~60万円なら、月の返済額は1万円です。
さらに、お金に余裕がある時は繰り上げ返済で残高を減らすこともできます。
カードローンの利息は日割り計算で加算していくので、1日でも早く返済することで利息を節約できます。
繰り上げ返済は、〈はまぎん〉マイダイレクトもしくはATMから可能です。
ちなみに、横浜銀行カードローンの借入れではイオン銀行ATMが使えましたが、返済では使えないので注意が必要です。
■横浜銀行カードローン 手数料無料で返済できるATM
- 横浜銀行
- セブン銀行
- ローソン銀行
- イーネット(ファミリーマート系列のコンビニATM)
※イオン銀行ATMは借入れのみ利用可
横浜銀行カードローンの利用明細は、通常は郵送で毎月届きます。
しかし、〈はまぎん〉マイダイレクトでカードローン利用設定をすれば、郵送物は届かなくなりマイページでの確認のみになります。
家に郵送物が届かないようにしたい場合は、〈はまぎん〉マイダイレクトを利用することをおすすめします。
借入れや返済もスマホだけで可能になるので、横浜銀行カードローンの使い勝手も良くなります。
また、横浜銀行の「残高照会アプリ」からも、カードローンの残高確認や借入れ・返済履歴をすぐチェックできます。
借入残高を一括完済する場合、コンビニATMは使えないので注意が必要です。
はまぎんダイレクトから返済するか、窓口もしくは横浜銀行ATMに行く必要があります。
主な理由は、コンビニATMが硬貨の取扱をしていないからです。
全額返済をする時は、利息によって1円単位の端数まで入金する必要があるので、コンビニATMだと小銭入金ができません。
審査では電話やりとりが必ずある
横浜銀行カードローンの審査はWeb完結で申込むことも可能ですが、電話でのやり取りは必ず発生します。
まず、審査結果を知らせるのは原則、電話です。
Web完結で申し込んでも電話が来ることはあります。
さらに、審査では職場への在籍確認の電話も入るので、審査中に会社が休みの日をはさんだり職場へ電話が繋がらなかったりすると、審査が長引いてしまいます。
横浜銀行の公式サイトには、下記のように記載があります。
この「審査申し込み」に関して、銀行および保証会社から、ご自宅、お勤め先へ確認のご連絡をする場合があります。
-横浜銀行公式サイト「個人情報の取り扱いに関する同意事項」より抜粋
横浜銀行カードローンの公式サイトでは「申込から審査結果連絡まで最短翌日」と書いてありますが、電話にすぐ出られない状況だともう少し時間がかかるかもしれません。
ちなみに、横浜銀行カードローンの保証会社は、三井住友銀行系のSMBCコンシューマーファイナンス株式会社です。
少しでも早く申込を完了する方法
横浜銀行のカードローンの融資を一番はやく受ける方法は、Web完結契約で申込むことです。
審査結果は、申し込んだ日の最短翌日に出ます。契約手続きもWebのみで完結できるので、スムーズに行けば翌日から借り入れが可能です。
ローンカードが届くのを待たずに普通預金口座への振込融資を受けることもできるので、急ぎの場合は振込依頼をおすすめします。
郵送だと、書類を発送してから到着までに時間がかかってしまいます。
Web完結契約申し込めば、翌日に審査結果の連絡をもらえる可能性もあります。
- パソコンやスマホから審査申込(在籍確認あり)
- 審査承認
- 審査
- 審査承認
- 契約手続き
- ローンカード受け取り・利用開始
