定期預金

ゆうちょ銀行の定期預金金利は本当にお得?他の銀行と比べてみた

ゆうちょ銀行

「ゆうちょ銀行は安心だからお金を預けている」という方も多いと思います。

私の周りにも、まとまった金額の定期貯金をゆうちょで組んでいる人が何人かいます。

しかし、日本にはペイオフ(預金保護制度)という、どこの銀行に預けても預金残高1,000万円までは国が補償してくれる制度があります。

つまり実は、ゆうちょ銀行も他の銀行も同じく安心して利用できます。

そうなると、定期預金なら少しでも金利が高い銀行に預けた方がお得です。

定期預金の金利が高い銀行と言えば、業界の中ではネット銀行が有名です。

そこで今回は、ゆうちょ銀行とメガバンク、ゆうちょ銀行とネット銀行の定期預金金利を比較してみました。

ゆうちょ銀行・メガバンクの定期預金の金利はどちらも低い

電卓を持つ女性

まず、ゆうちょ銀行とメガバンクの定期預金の金利を比べてみます。

かつてはゆうちょ銀行の方がメガバンクより金利が高い時期もありましたが、今はどちらも同じくらい低金利になっています。

ゆうちょ銀行もメガバンクも、定期預金を預け入れても利子による利益は薄いです。

記事執筆時点(2018年5月)での金利を、メガバンクと比較してみました。

銀行名 1ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 1年 2年 3年 4年 5年
ゆうちょ銀行 0.01% 0.01% 0.01% 0.01% 0.01% 0.01% 0.01% 0.01%
三菱UFJ銀行 0.01% 0.01% 0.01% 0.01% 0.01% 0.01% 0.01% 0.01%
三井住友銀行 0.01% 0.01% 0.01% 0.01% 0.01% 0.01% 0.01% 0.01%
みずほ銀行 0.01% 0.01% 0.01% 0.01% 0.01% 0.01% 0.01% 0.01%

ゆうちょ銀行とメガバンクは、どちらもほぼゼロ金利に近い低金利です。

さらに、メガバンクが1円単位で定期預金を組めるのに対し、ゆうちょ銀行の定期貯金は1,000円以上1,000円単位なので、自由度はメガバンクに軍配が上がります。

豆知識:ゆうちょは定期「預金」とは言わない

あまり知られていませんが、一般的な銀行では預け入れているお金を「預金(よきん)」と呼びますが、ゆうちょ銀行では「貯金(ちょきん)」といいます。

意味は同じなのですが、これに伴って、ゆうちょでは定期預金は「定期貯金」と呼ばれます。

ゆうちょ銀行独自の「定額貯金」の方がマシ

貯金箱

定期預金で比較するとゆうちょ銀行とメガバンクはほぼ横ばいですが、ゆうちょ銀行には定額貯金という独自のサービスもあります。

定額貯金は、最初に満期(=解約する時期)を決めて申し込む定期貯金と違い、満期を最初から決めずに預け入れられる貯金です。

具体的には、6ヶ月以上経過した後ならいつでも引き出せるようになります。

定期貯金を使って貯蓄したいけど、いつまで預け入れるかはまだ決めていない…という場合も、とりあえず定額貯金に預けることが可能なので便利です。

また、複利効果も定期貯金より高いので、ゆうちょ銀行で貯蓄をするなら定額貯金を選ぶのもおすすめです。

「貯金担保自動貸付け」は便利

女性

ゆうちょ銀行の定期貯金の数少ないメリットとして、貯金担保自動貸付けというサービスが利用できる点があります。

貯金担保自動貸付けとは、ゆうちょ銀行の通常貯金(普通預金)の残高が足りなくなった時に、定期貯金もしくは定額貯金を担保に、お金を自動で貸し付けてくれるというものです。

定期・定額貯金に預け入れている金額の9割(上限300万円)までカバーできるので、たとえば100万円を定期貯金していれば90万円までの残高不足に備えることができます。

カードローンやキャッシングとは比較にならないほど低金利なので、いざという時に助かります。

■ゆうちょ銀行「貯金担保自動貸付け」の金利

  • 定期貯金を担保にする場合:約定金利+年0.25%
  • 定額貯金を担保にする場合:約定金利+年0.5%

(例)
担保定額貯金の金利が年0.01%なら、年0.51%の金利で残高不足分を自動融資

ちなみに、カードローンの金利相場は年3.0~18.0%くらいなので、30倍以上の金利差になることもあります。

貯金担保自動貸付けで借りた分のお金は、通常貯金に預け入れるだけで返済できるという手軽さもメリットです。

ただし、通常の定期貯金・定額貯金ではなく、担保定期貯金・担保定額貯金という専用の口座に預け入れておく必要があります。

また、貯金担保自動貸付けは口座残高が不足した時のリスクヘッジをするためサービスなので、「5万円を借りたい」などカードローンのような融資には使えません。

その場合は、別途カードローンに申し込むことになります(個人的には、ゆうちょ銀行のカードローンはあまりおすすめできませんが…)。

参考記事:ゆうちょ銀行カードローン「したく」の評判は?金利などのデメリットが目立つ

定期預金の金利はネット銀行が圧勝

ネット銀行ならオリックス銀行とイオン銀行がお得

ゆうちょ銀行とネット銀行の定期預金を比較すると、ネット銀行の方が圧倒的に金利は高いです。

ネット銀行は実店舗を持たないため、窓口の人件費などのコストを抑えられる分、高金利や安い手数料という形で顧客に還元しています。

そして冒頭で説明した通り、ネット銀行も預金保護制度(ペイオフ)の対象で1,000万円までは全額補償されるので、定期預金をするならネット銀行の方がお得と言えます。

ネット銀行の中でも、金利の高さがトップクラスなのはオリックス銀行です。

特に1年以上の定期預金にすると、金利はゆうちょ銀行やメガバンクを大きく上回ります。

■ゆうちょ銀行と主要ネット銀行の定期預金 金利比較

更新日:2018/09/18

銀行名 1ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 1年 3年 5年
ゆうちょ銀行 0.01% 0.01% 0.01% 0.01% 0.01% 0.01%
オリックス銀行 なし なし 0.08% 0.10% 0.15% 0.15%
イオン銀行 0.020% 0.030% 0.040% 0.050% 0.100% 0.100%
楽天銀行 0.02% 0.11% 0.02% 0.03% 0.03% 0.04%
じぶん銀行 0.030% 0.040% 0.030% 0.050% 0.030% 0.030%
住信SBIネット銀行 0.020 % 0.020 % 0.200 % 0.200 % 0.020 % 0.020 %
ソニー銀行 0.010% 0.010% 0.050% 0.050% 0.020% 0.020%
ジャパンネット銀行 0.02000% 0.02000% 0.02000% 0.02000% 0.02000% 0.02000%
セブン銀行 0.015% 0.015% 0.015% 0.020% 0.020% 0.020%

※預金金額によって金利が変わる銀行は、100万円以下の金利で表記しています。

キャンペーン金利を除いた上で、突出して金利が高いところを赤文字にしています。

オリックス銀行が圧倒的に高金利であることがわかります。

オリックス銀行はネット銀行の中でも独自色が強く、「定期預金専用の銀行」とも言われています。

お金を頻繁に引き出す人にとっては使い勝手はあまり良くないですが、貯蓄用の銀行口座としてオススメだと評判です。

詳細記事:定期預金は今すぐ圧倒的No.1の「オリックス銀行」を選びなさい

日常の使いやすさも考えた上で、総合的に魅力的なのはイオン銀行です。

イオン銀行は定期預金の金利がそこそこ高いだけでなく、年会費無料のクレジット機能付きキャッシュカード「イオンカードセレクト」を発行すると、普通預金の金利優遇も受けやすくなります。

また、ネット銀行の中で4年定期を扱っているのは、イオン銀行のみとなっています。

イオン銀行についての詳細は下記をご覧ください。

参考記事:「イオン銀行のワオン(WAON)との相性が抜群すぎる…定期は5倍以上

2週間定期預金を扱う銀行も

2週間定期預金のメリット

また、一部の銀行は「2週間定期預金」を商品ラインナップに加えています。2週間定期預金とはその名前の通り、2週間ごとに満期を迎える定期預金です。

通常、定期預金は満期まで解約できません。途中で解約してしまうと中途解約利率が適用されるため、せっかくの高金利が無駄になってしまいます。

しかし、2週間定期預金であれば、もし預けたお金を出金したいと思っても、最長2週間待てばペナルティなしで解約できるメリットがあります。

もちろん、2週間単位で定期預金を自動継続させることも可能です。

普通預金と同じ感覚で使えて、定期預金金利で運用できることから、人気の高い商品となっています。

2週間定期預金を扱う銀行

2週間満期の定期預金を扱っている銀行は以下の通りです。

  • オリックス銀行
  • 楽天銀行

中でも特に高い利率を提供しているのが、オリックス銀行です。オリックス銀行は定期預金に関してはとても高い競争力を有しています。

2週間満期の定期預金についての詳しい情報は下記のページで紹介していますので、あわせてご覧ください。


あわせて読みたい:
2週間定期預金金利ランキング

定期預金ならオリックス銀行がおすすめ

オリックス銀行

以上の通り、ゆうちょ銀行とメガバンクは大きな差がありませんが、ゆうちょ銀行とネット銀行で比べてみると金利差が大きいです。

今回調べた結果では、定期預金No.1のオリックス銀行とゆうちょ銀行では、8倍~20倍の金利差が付いていました。

銀行金利は毎月見直しが実施されますが、基本的には各社、金融市場や他社に追従して金利を決めるため、差の開きが大きく変わることは少ないです。

ゆうちょ銀行も定期預金のキャンペーンは行っているものの、昨今の低金利では利息はほとんど期待できません。

オリックス銀行はキャンペーン金利ではなく通常金利でこの高さなので、文句なしだと思います。


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