定期預金

定期預金の解約手数料についてどれくらい損なのか調べてみました

定期預金

定期預金は、銀行に一定期間お金を預けることを約束する代わりに、普通預金よりもより高金利で運用できる仕組みです。元本保証であることからも、昔から多くの人に愛用されている定番の預金方法の一つです。

しかし、原則として定期預金は満期を待たずに解約できません。中途解約をするとどれくらい損なのか?場合によっては解約手数料が取られることはあるのか、気になったので調べてみました。

解約手数料は取られません

定期預金を途中で解約しても、解約手数料は取られません。定期預金はあくまでも元本保証が前提のサービスなので、中途解約によって預けたお金がマイナスになる可能性はありません。

この点は安心ですよね。
しかし、注意が必要なケースもあります

解約手数料が取られる商品も?

純粋な定期預金は中途解約しても解約手数料が取られることはありません。注意しなければならないのは、「定期預金っぽい金融商品」です。

例えば、

  • 仕組み定期預金(ステップアップ定期など)
  • 満期特約付きの定期預金

などです。
これらはいずれも純粋な定期預金ではありません。銀行や商品によってペナルティは違うのですが、中途解約すると解約手数料が発生したり元本割れとなる場合があります。また、商品によってはそもそも中途解約ができないものもあるので注意が必要です。

定期預金の中途解約利率

では、定期預金を中途解約するとどれくらい損なのでしょうか。
各銀行の中途解約利率を眺めてみると、「元本割れはしないけどほとんど利息が期待できない」ことがわかります。

中途解約利率のパターンとしては大きく3つです。

①約定利率×◯◯%
最も多くの銀行が採用している中途解約利率の算出方法です。ソニー銀行や楽天銀行などがこの方法に該当します。

1年未満の中途解約だと約定金利×10%であることも珍しくなく、最大でも約定金利×50%の場合が多いので、非常に損です。

簡単に言うと、解約手数料はかからないので元本割れはしませんが、すぐに解約すると金利は10分の1に、満期ギリギリでも中途解約すると金利は半分になるということです。

②具体的な利率
この方法で中途解約利率を算出しているのはじぶん銀行です。(結構珍しい算出方法)

最初から期間に応じて具体的に中途解約利率を設定しています。じぶん銀行の場合は、1ヶ月未満だと利息なし、3ヶ月未満だと0.002%とこれまた非常に不利な金利になってしまいます。

③普通預金利率を適用
①と③の組み合わせを中途解約利率にしている銀行もあります。例えばセブン銀行は、1年以上預け入れている場合は、預金年数に応じて①の中途解約利率が適用されますが、1年未満の解約の場合は、解約時点での普通預金金利が適用されます。

中途解約って結構いいのかも?

元本割れはしないものの、上記の①と②の算出方法では、中途解約してしまうと、普通預金よりも不利な金利となってしまうので、やはり定期預金を途中で解約するのは避けたいところです。

一方で、驚くほど良心的なのがセブン銀行が採用している③のパターンです。

セブン銀行の中途解約利率

上記の表はセブン銀行の中途解約利率表ですが、「中途解約利率が解約日時点の普通預金利率を下回る場合は、普通預金利率を適用します。」という素晴らしい一文が…

つまり、どのタイミングで中途解約してしまっても普通預金金利よりは不利にならないので、セブン銀行の場合は「使う予定がないお金は常に定期預金に入れておくとよりお得に運用できる」ことになります。

セブン銀行は普通預金金利も結構高いので、定期預金の中途解約利率が怖い方は、セブン銀行なら安心して運用できます。なんとも良心的なネット銀行ですね。

超短期の定期預金も登場

最近、注目を集めているのが1ヶ月未満の超短期間の定期預金です。

  • 東京スター銀行:スターワン1週間円預金
  • 新生銀行:2週間満期預金
  • 楽天銀行:1週間・2週間円預金

これらの超短期間の定期預金は、普通預金感覚で利用でき、非常に高い金利を提供しているのが特徴です。特に、東京スター銀行の1週間円預金は高金利で人気が高いです。

途中で解約しても元本割れはありません。中途解約すると金利は不利になりますが、中途解約しなくても、1週間ごとに満期を迎えるので急な出費にも対応できる柔軟さがあります。

まとめ

仕組み定期預金など、一部の特殊なものを除けば、解約手数料がかかることはありません。しかし、中途解約利率は非常に不利であり、場合によっては普通預金金利よりも低い利率になってしまう可能性があります。(元本保証とは言えこれはツライです。。)

その点、セブン銀行の定期預金は最悪の場合でも普通預金金利を下回ることがないので、中途解約をする可能性がある場合でも、定期に入れておいて損はありません。

また、東京スター銀行や新生銀行が積極的に展開している1週間・2週間定期預金も利用しやすいです。短期間で満期が到来するので、中途解約することなく、高金利での運用を実現できます。

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