資産運用

SBI証券のTポイント投資は流行る?dポイントや楽天ポイントとの違いとは

Tポイント投資

ネット証券最大手のSBI証券が、Tポイントによるポイント投資サービスを始めます。

2019年春からサービス開始予定で、スマホでかんたんに投資が始められるサービスです。

Tポイント投資は、SBI証券とTポイントを運営するCCCマーケティングが、「SBIネオモバイル証券」という新しい会社を立ち上げて運営します。

手数料も低くすることで投資へのハードルを下げ、投資をしたことがない若者もお試ししやすいサービスにしていく方針です。

Tポイントは20代~30代の利用者が多いので、初めて投資にチャレンジする人が増えるかもしれません。

Tポイント投資のサービス内容

Tポイント投資が扱う予定のサービスは、現時点で以下の通りです。

■ポイント投資サービスの内容

  • 国内株式・ロボアドバイザーへの投資
  • 取引に応じたTポイント付与
  • Tカードの購買データから独自投資情報を出す

投資先は、国内株式とロボアドバイザーの2通りです。

そして、取引内容に応じてTポイントがさらに貯まり、よりポイントが運用しやすくなるという仕組みです。

国内株式・ロボアドバイザーへの投資

外貨イメージ

Tポイント投資は、貯まっているTポイントを使って国内株式ロボアドバイザーの購入ができます。

「国内株」とは、その名の通り日本国内の株式会社が発行している株式です。

大手企業の国内株は数十万以上することが多いので、今までは一部の投資家しか運用できませんでした。

しかし、国内株を「Tポイント」で買えるようになるということは、より少額から購入できるようになります。

自分で選んだ株を買ってみたいけど、まずは少額から始めたいという人におすすめです。

もう一方の「ロボアドバイザー」とは、人工知能(AI)を使ってプロの投資を自動化するサービスです。

自分で投資銘柄を選ぶ必要がなく、ロボットが自動で最適な分散投資をしてくれるので、投資の知識がなくても気軽に始められます。

ロボアドバイザー

Tポイント投資では、「WealthNavi(ウェルスナビ)」というロボアドバイザーに投資できます。

■WealthNavi(ウェルスナビ)とは

ウェルスナビとは、SBIホールディングスも出資しているロボアドバイザーサービスです。

最初に目標を設定した後は、投資先の選定から運用、税金の最適化まですべて自動で行います。

ウェルスナビの利用者は7割が投資経験者で、初心者だけでなく投資知識がある人も積極的に利用しています。

投資が初めてで知識がない人や、投資に時間を割けない人は、より手間の少ないロボアドバイザーがおすすめです。

最初に目標や投資額などを設定してからは、特に何もしなくても安定した資産運用ができます。

国内株式→自分で銘柄を選びたい人向け

ロボアドバイザー→銘柄選びや運用に手間をかけたくない人向け

取引に応じたTポイント付与

Tポイント

SBIネオモバイル証券でTポイント投資を行うと、Tポイントが貯まります。

投資にTポイントを使える上にポイント還元も受けられるので、Tポイントユーザーにとってはメリットが大きいです。

Tポイント投資は手数料も格安にすると明言しているので、コストを最小限に抑えられるサービスになりそうです。

Tカードの購買データを活用

Tポイントを運営している企業「CCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)」の強みのひとつは、Tカードの膨大な購買データを持っていることです。

Tポイント投資では、決済データを活用して独自の投資情報を提供することも決まっています。

詳細はまだ情報が公開されていませんが、ポイントで国内株を買う時の指標になるかもしれません。

SBI証券と提携する強さ

SBI証券

Tポイント投資のメリットは、「Tポイント」という身近なポイントを運用できるだけではありません。

ネット証券最大手のSBI証券と資本業務提携をする、という点も大きいです。

SBI証券とは、手数料の安さや使い勝手の良さに強みがあるネット専業の証券会社です。

若い層にもSBIユーザーは多く、初めての投資をするためにSBI証券の口座を開設する人も多いです。

SBI証券は、個人の株式委託売買代金で3割以上のシェアを占めているという実績もあります。

実績と安心感があるSBI証券と、知名度が高いTポイントが共にポイント投資サービスを始めることで、より多くの若年層が投資に興味を持ちそうです。

他社のポイント投資との違い

比較する女性

ポイント投資サービスは、すでにTポイント以外の他社でも導入されてきています。

知名度が高いポイント投資は、dポイントや楽天スーパーポイントなどです。

Tポイントはポイント投資分野ではやや後発で、他社にどこまで追いつき追い越せるかに注目が集まっています。

dポイントと楽天ポイントの投資スタイルは、大きく分けると以下の通りです。

■ポイント投資のタイプ

ポイントを使って投資信託を買うもの
投資信託を買う時に、ポイントを充当できるタイプ。
楽天スーパーポイントが代表的で、100ポイントから投資信託の購入費に回せる。
ポイントのまま運用するタイプ
ポイントそのものを増やすタイプ。
dポイントが代表的だったが、今は楽天スーパーポイントでも利用できる。

ポイントを使って投資信託を買うタイプは、投資信託の購入費の一部、もしくは全額にポイントを充当するイメージです。

一方、ポイントをそのまま運用するタイプは、ポイントそのものを増やせるサービスです。

ポイントで投資信託を買うわけではなく、ポイントのまま運用をします。

投資の知識がなかったり証券口座を持っていなかったりしても、かんたんに投資体験ができるハードルの低さが魅力です。

前者より、さらにシンプルで初心者向けです。

dポイントと楽天スーパーポイントの「ポイント運用」は、世界中のあらゆる株式や債券の値動きと連動します。

dポイント投資や楽天ポイント運用では、投資先の配分が違う2コースを用意することで、ハイリスク・ハイリターンな値動きか、ローリスク・ローリターンな値動きを選べるようにしています。

投資初心者が一番はじめやすいポイント投資は、「直接ポイントを運用するタイプ」です。

どちらも、値動きの異なるコースを選ぶだけで始められます。

また、ポイントだけを運用するので持ち出しの費用がいらず、ポイントが一時的に減ってしまっても心理的ダメージが少ないのもメリットです。

それに対し、楽天スーパーポイントの「ポイントで投資信託を買うタイプ」は、全額をポイントでまかなえない場合は持ち出し金が必要です。

また、投資信託を買うか選ぶ必要があるので、投資信託の知識がないと少しハードルが高く感じるかもしれません。

その点で言うと、Tポイントのロボアドバイザー投資という選択肢は、知識がなくても投資を安全に始められる新しい方法と言えます。

投資信託・株式・ロボアドバイザーの違い

ポートフォリオ

投資信託や株の違いがわからない人向けに、簡単に解説します。

※すでに理解している人は読み飛ばして大丈夫です。

Tポイント投資と楽天ポイント投資の一番の違いは、投資先です。

Tポイント投資は国内株式ロボアドバイザーに投資できますが、楽天スーパーポイントで購入できるのは投資信託だけです。

これらのメリット・デメリットの違いをわかりやすくまとめてみました。

■楽天スーパーポイントの「ポイント投資」

投資先:投資信託

メリット:プロが運用するので、リスクが少ない

デメリット:プロに頼む分、手数料がやや高い

■Tポイント

投資先:国内株式

メリット:株主優待や配当金を受け取れる

デメリット:リスクを減らすために、自分で分散投資をする必要がある

投資先:ロボアドバイザー

メリット:プロレベルの分散投資を自動でおまかせできる

デメリット:自分で投資先を柔軟に選べない

投資の知識がない人におすすめなのは、Tポイント投資の「ロボアドバイザー」です。

ロボットが自動的に資産運用し、リスクを回避してくれるので、手間もかかりません。

Tポイント投資で利用できるロボアドバイザーWealthNaviは、手数料も1%+税のみとシンプルです。

その次に手軽なのは、楽天スーパーポイントで運用できる「投資信託」です。

投資信託では、ファンドマネージャーというプロの人間が運用してくれます。

しかしその分、投資信託を保有している間の運用手数料や解約手数料がかかります。

個別の国内株式を買うのは、リスク分散を自分で行う必要があるので、ある程度投資に慣れてからの方がおすすめです。

たとえば、1社だけの株しか持っていないと、その企業が不祥事を起こして株価が暴落したり、倒産して株の価値がなくなったりするリスクがあります。

Tポイントユーザーは試す価値ありか

サイバーイメージ

Tポイント投資は、投資に慣れている人向けの「国内株」と初心者向けの「ロボアドバイザー」を扱うことで、幅広い層が気軽に投資できるサービスになると思います。

現在Tポイントをメインにためている人は、チャレンジしてみてもいいと思います。

たとえば、Tポイントが貯まりやすいクレジットカード「Yahoo! JAPANカード」を使っている人は、よりポイントが貯めやすくなります。

dポイントや楽天スーパーポイントの方が相性が良い場合は、そちらで少額から始めてみてもいいと思います。

SBIネオモバイル証券 公式サイトはこちら


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