ソニー銀行住宅ローンの手数料は本当に安い?諸費用の相場と比較

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ソニー銀行住宅ローンは、手数料が安いという口コミが多いネット銀行です。

確かにソニー銀行の住宅ローンは、保証料や団体信用生命保険料などが無料なので、全体の諸費用を安く抑えられるのが大きなメリットです。

実際に、住宅ローンの諸経費の相場と比較しながら、どれくらいお得かを調べてみました。

ソニー銀行はトータルコストが安い

女性

結論から言うと、ソニー銀行住宅ローンは手数料も含めたトータルコストが安いです。

先に、ソニー銀行住宅ローンのおもな費用をまとめます(くわしくはのちほど説明します)。

■ソニー銀行住宅ローン 諸費用まとめ

手数料 費用(税込)
保証料 0円
団体信用生命保険料 0円
取扱手数料 44,000円 or 融資額の2.2%
繰上返済手数料 0円
ATM手数料 0円
金利変更手数料 0円

ソニー銀行住宅ローンは、申込時点で必要なコストも抑えられる上に、返済中もほとんどの手数料がかかりません。

くわしくは後述しますが、住宅ローンを組む際は上記に加えて「印紙税」なども必要になります。しかし、それらはどの住宅ローンに申し込んでも同じくらいの費用がかかるので、ほとんど差はないです。

住宅ローンによって費用が変わる手数料のみ比較すると、ソニー銀行住宅ローンは取扱手数料しかかかりません。

申込時点でまとまったお金がなくても、申し込みやすい住宅ローンと言えます。

具体的に、手数料の相場と比較していきます。

借り入れ時の諸費用

契約

住宅ローンの諸費用には、借り入れ時に必要な手数料と、申し込んだ後の返済中に必要な手数料があります。

まずは、借り入れ時に必要な手数料から見てみます。

借入れ時に必要な手数料のなかには、住宅ローンによって費用が異なる「住宅ローン3大コスト」と、どの住宅ローンに申し込んでもほぼ同じ費用の税金や保険料があります。

住宅ローンによって費用が異なるもの

■住宅ローン3大コスト

  • 保証料
  • 団体信用生命保険料
  • 取扱手数料(事務手数料)

住宅ローン3大コストの保証料、団体信用生命保険料、取扱手数料は、すべての相場価格を合計すると数十万~100万円ほどになります。

申し込む住宅ローンによって金額も異なるので、しっかり比較することをおすすめします。

それに対して印紙税や登録免許税などは、どこの住宅ローンでも大きな差はありません。

借入金額にもよりますが、10万~20万円ほどあれば安心です。

どの住宅ローンでもほぼ同じ費用がかかるもの
  • 印紙税(平均20,000円)
  • 登録免許税(平均2,000円)
  • 司法書士手数料(約50,000~100,000円)
  • 火災保険料(必須ではないが推奨)

保証料・団信保険料が無料

0円

ソニー銀行住宅ローンは、保証料・団体信用生命保険料が無料です。

どちらも、万が一住宅ローンが払えなくなるリスクに対する保証です。

ソニー銀行は外部の保証会社を利用していないので、保証料は不要です。

団体信用生命保険料は、ソニー銀行が負担してくれます(→団体信用生命保険料についてくわしく)。

保証料と団信保険料の費用は住宅ローン残高によって変わりますが、数100万円になる場合もあるので、どちらも無料なのは非常にお得です。

取扱手数料はネット銀行のなかでは格安

2つの家

ソニー銀行の住宅ローンの手数料で有料なのは、どの住宅ローンでも共通の諸費用以外では取扱手数料(事務手数料)のみです。

この取扱手数料は、申し込むプランによって異なります。

■ソニー銀行住宅ローンの取扱手数料(税込)

住宅ローン(固定金利がお得)
一律44,000円
変動セレクト住宅ローン(変動金利がお得)
融資金額の2.2%

ネット銀行の住宅ローンの取扱手数料は、一律金額の相場が10万~30万円です。

ソニー銀行の住宅ローンの一律44,000円という取扱手数料は、格安と言えます。

融資金額に対しての割合は平均2%程度なので、変動セレクト住宅ローンの場合も平均的と言えます。

メガバンクの取扱手数料は安いが…

メガバンクは、ネット銀行より取扱手数料が安い傾向があります。

取扱手数料が5万円を切る銀行もあるので、ソニー銀行住宅ローンと同じくらいお得です。

しかし、メガバンクは保証料や繰上返済手数料など、ほかの手数料がかかる場合も多いです。

トータルコストで比較すると、ネット銀行の方が安くなることも珍しくありません。

借入れ後の諸費用はほとんど無料

電卓

住宅ローン契約後、返済が始まってからかかる手数料はおもに下記3つですが、ソニー銀行住宅ローンはすべて無料です。

住宅ローン借入れ後にかかる手数料
  • 繰上返済手数料
  • ATM手数料
  • 変動金利から固定金利への変更手数料

繰上返済手数料とATM手数料が無料なので、積極的な返済がしやすいです。

また他行では、変動金利から固定金利に変更するに手数料がかかる場合がありますが、ソニー銀行は無料です。

繰上返済手数料

家

繰上返済には、一部繰上返済全額繰上返済(完済)の2種類があります。

ソニー銀行住宅ローンは、どちらの手数料も無料です。

他社と比較すると、一部繰上返済は無料の金融機関も多いですが、全額繰上返済も無料な金融機関は実は少ないです。

■繰上返済手数料の相場は5,000円~30,000円

たとえば、35年のローンを組んで夏と冬のボーナスを繰上返済に当てると、計70回の繰上返済を行うことになります。

繰上返済手数料が5,000円だとしても、35万円がかかってしまう計算になり、大きな負担です。

少しでも早く返済を終わらせたいのであれば、繰上返済は必須です。

ソニー銀行の住宅ローンなら、これだけの手数料を浮かすことができます。

ATM手数料

ソニー銀行 提携ATM一覧

ソニー銀行住宅ローンはコンビニATMや銀行ATMと提携しており、ATMからの繰上返済も可能です。

繰り上げ返済にATMを使ってもATM手数料は無料なので、お金に余裕があるときにこまめに返済していきたい人に向いています。

ソニー銀行で利用できる提携ATMは、下記7種類です。

■ソニー銀行 提携ATM

  • セブン銀行
  • ローソン
  • E-net(ファミマに設置)
  • 三菱UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • ゆうちょ銀行
  • イオン銀行

コンビニATMに加えてイオン銀行のATMも利用できるので、身近な生活エリアで返済しやすいです。

ちなみにソニー銀行は、ATMでお金を引き出すときはATM手数料が月4回まで無料なので、普段使いもしやすいです。

金利変更手数料

矢印2つ

ソニー銀行は、最初に申し込む住宅ローンの金利方式を変動金利・固定金利から選べます。

最初に申し込んだ金利が変動金利の場合、固定金利に変更するときに手数料はかかりません。

ネット上から簡単に切り替えることができ、1営業日で反映されるのでスムーズです。

ソニー銀行の住宅ローンは変動金利の低さが強みなので、最初に変動金利で申込み、市況が変われば固定金利にすぐ変更という方法もおすすめです。

借り換えだと諸費用込みで借入れられる

安心

ソニー銀行の住宅ローンは、他行からの借り換えにも強いことで評判です。

そのサービスの1つに、借り換え時の諸費用も含めて借入れることができるというメリットがあります。

■借り換え時に申し込める手数料

  • 取扱手数料
  • 印紙代
  • 登録免許税
  • 火災保険料
  • 既存の住宅ローンを全額繰上返済(完済)する手数料

保証料・団体信用生命保険料も0円なので、借り換え申込時の費用負担はほとんど必要ありません。

借り換え前の住宅ローンを完済する際に手数料が発生しても、ソニー銀行の住宅ローンなら安心して借り換えできます。


もっとくわしく:
ソニー銀行住宅ローン

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この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
2級ファイナンシャル・プランニング技能士。元は貯蓄下手だったが、現在は貯金や資産運用を自動化し、着々と資産形成中。メガバンクとネット銀行の使い分け方にはこだわりあり。

より良い情報をお届けするため、疾風AI がメンテナンスを担当いたしました。(2021年12月7日 更新)

ありがとうございます。

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