振込手数料比較!3万円以上の手数料が安い銀行は?

※記事内に広告を含む場合があります

当サイトは更新を終了しました。
長きにわたり当サイトを愛読、応援くださった方々には誠に感謝しております。

※この記事の内容は執筆時点のものです。サービス内容・料金など、現時点の最新情報とは異なる場合がございます。何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

振込手数料ランキング

振込手数料が安いことは、ネット銀行のメリットの一つです。

ネット銀行は店舗を構えないため人件費が安く済み、その分サービスの充実ができます。

実際に、大手都市銀行と比較すると振込手数料が半額以下ということも珍しくありません。

また、一部のネット銀行は「毎月一定回数まで振込手数料無料」のサービスを展開しています。

今回は「3万円以上」の振込みをする場合に限定して、振込手数料が安いネット銀行を比較しました。

※金額・手数料表記はすべて税込です。

本記事の情報は2021年10月以前のものです。
2021年10月以降、銀行各社は振込手数料の改定を実施しています。
最新の振込手数料は各社公式サイトをご覧ください。

3万円以上の振込手数料が安いネット銀行

ネット銀行

なぜ3万円かというと、ネット銀行の多くは振込金額3万円未満と3万円以上で、手数料に差を設けているからです。

また、今回は同じ銀行同士ではなく「他行あて」の振込手数料を比較しています。

1位:住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行

■3万円以上の他行宛振込手数料
157円(税込)

住信SBIネット銀行は、ネット銀行のなかで預金量No.1で、地銀並みの規模の大手銀行です。

振込手数料は金額にかかわらず一律で157円を採用しているので、3万円以上でも3万円未満でも振込手数料はダントツの安さです。

また、取引内容によって手数料が優遇される「スマートプログラム」というサービスを利用すれば、毎月最大20回まで振込手数料が無料になる点も、大きなメリットと言えます。

無料回数はスマートプログラムの会員ランクによって異なりますが、他行あての振込みが月20回も無料になる銀行は非常に珍しいです。

ATM手数料も同じく毎月最大20回まで無料になるので、住信SBIネット銀行をよく使う人は手数料をほとんど払わずに済みます。

ちなみに、住信SBIネット銀行は、年会費無料のキャッシュカード一体型のVISAデビットカードを発行しています。

デビットカードを使うと、コンビニやスーパーなどの日常生活でカード払いができ、支払った金額は即座に住信SBIネット銀行の口座から引き落とされます。

銀行残高から直接支払う仕組みなので、日頃からクレジットカードを使わない現金派の人も安心して使いやすいです。

さらに住信SBIネット銀行のVISAデビットカードは、利用金額に対して0.6%のキャッシュバックがあるので、現金払いよりお得です。

▼住信SBIネット銀行の詳細記事はこちら

2位:GMOあおぞらネット銀行

GMOあおぞらネット銀行

■3万円以上の他行宛振込手数料
157円(税込)

GMOあおぞらネット銀行は、2018年にGMOインターネットグループとあおぞら銀行が共同設立した新しいネット銀行です。

手数料の安さは業界でも突出しており、1位の住信SBIネット銀行と同じく振込手数料は157円(税込)です。

さらに、無条件で毎月1回までは振込手数料は無料なので、振込みをたまにしか利用しない人におすすめです。

GMOあおぞらネット銀行にも、振込無料回数を増やせる仕組みがあります。

GMOあおぞらネット銀行のカスタマーステージはご利用状況によって無料回数が最大月15回までアップします。

預金金利の高さや外貨預金の手数料の安さではGMOあおぞらネット銀行の方が強いので、振込手数料以外にも銀行選びのポイントがある人は要検討です。

▼GMOあおぞらネット銀行の詳細はこちら

3位:ソニー銀行

ソニー銀行

■3万円以上の他行宛振込手数料
220円

ソニー銀行の他行宛振込手数料は、1回あたり220円です。

ただし、ソニー銀行では毎月1回だけ振込手数料無料回数が付与されるので、月1回までは誰でも無料で振込ができます。

年会費無料のデビット機能付きキャッシュカード「Sony Bank WALLET」に申込をすると、毎月の振込手数料無料回数が2回にアップするので、デビットカードを持つことをおすすめします。

Sony Bank WALLETは入会費や年会費もかからず、キャッシュカードとしても使えるのでおすすめです(私もすぐに切り替えました)。

Sony Bank WALLETは支払った金額に対して、0.5%のキャッシュバックが受け取ることができ、ソニー銀行の会員ランクを上げることでキャッシュバック率が最大2.0%まで上がります。

ちなみに、ソニー銀行はATM手数料が誰でも毎月4回まで無料という強みもあります。

ソニー銀行が使えるATMは多く、主要コンビニATMも利用できるので、利便性が高いネット銀行としても評判です。

▼ソニー銀行の詳細記事はこちら

4位:イオン銀行

イオン銀行

■3万円以上の他行宛振込手数料
220円

電子マネーWAONとの相性もよいイオン銀行。

イオン銀行同士の振込手数料は無料ですが、ネットオークションなどでもイオン銀行を利用している人をあまり見かけないのが悲しいところ。

他行宛の振込手数料はソニー銀行と同じく220円ですが、イオン銀行には振込手数料無料回数の付与はありません。

イオン銀行で他行宛振込手数料を無料にする方法は、「イオン銀行Myステージ」の会員ランクを上げることです。

イオン銀行Myステージは、イオン銀行での取引内容に応じて4段階のランクが設定され、そのランクに応じて普通預金金利・ATM手数料・振込手数料を優遇するというサービスです。

最高ランクの「プラチナステージ」になると、他行宛振込手数料が毎月5回無料になります。

また、他行宛振込手数料が月1回無料になる「シルバーステージ」までなら、取引額が少なくてもかんたんにランクアップできます。

イオン銀行Myステージについては、下記記事にてくわしく解説しています。

5位:セブン銀行

セブン銀行

■3万円以上の他行宛振込手数料
220円

セブン銀行には振込手数料無料回数はなく、他行あては一律で220円となっています。

また、セブン銀行同士の取引でも55円の振込手数料がかかります。

目立った特徴が少ないセブン銀行ですが、キャッシュカード一体型のデビットカードでは高い評価を得ています。

セブン銀行デビット付きキャッシュカード」は年会費無料で使えます。

デビットカードで支払った金額につき、0.5%のnanacoポイントが貯まります。

また、セブンイレブン、そごう・西武、セブンネットショッピングでの利用なら、還元率が1.0%に引き上がります。

キャッシュカード一体型のデビットカードは、16歳以上の方なら安心して使えます。クレジットカードを持つのが苦手な方にもおすすめです。

利便性は高いのですが、振込手数料やATM手数料においてはほかのネット銀行にやや劣る印象があります。

6位:PayPay銀行

PayPay銀行

■3万円以上の他行宛振込手数料
275円

ネットバンクの平均的なサービスを提供しているPayPay銀行。国内初のネットバンクということで、利用者数が多いのが特徴です。

PayPay銀行の振込手数料は275円です。3万円未満の振込手数料は176円で、金額が増えると手数料も上がる仕組みです。

ただし、PayPay銀行宛と、自分名義の三井住友銀行宛の振り込みは、振込手数料無料です。三井住友銀行と口座を使い分けたい人には便利です。

PayPay銀行は、Yahoo!オークションとの連携が強いので、オークションの入金、振込口座として使っている人も多いです。

口座を持っておくと、ネットオークションの取引時に「他行あて」ではなく「PayPay銀行宛て」の振込ができるケースも多く、振込手数料を節約できます。

一応、PayPay銀行の預金額が3,000万円を超えると、他行宛振込手数料が毎月5回まで無料になるのですが、この条件はハードルが高いと思います。

住信SBIネット銀行かGMOあおぞらネット銀行が有利

比較

他行宛の振込手数料の安さで比較すると、住信SBIネット銀行とGMOあおぞらネット銀行がもっとも安いです。

この2行の選び方としては、他行宛振込をどれくらいの頻度で行うかによって判断することをおすすめします。

他行宛振込を多く行う人は、住信SBIネット銀行の方がおすすめです。

住信SBIネット銀行には毎月、振込手数料無料回数が1回付与される上に、ランクを上げれば最大15回まで無料回数を増やせます。

ネットオークションやフリマアプリでの取引など、他行あての振込みをよく行う人にとっては、非常に便利です。

一方、他行あての振込みの頻度が少ない人は、GMOあおぞらネット銀行でも十分だと思います。

GMOあおぞらネット銀行も、月1回は無料で他行宛振込ができます。

GMOあおぞらネット銀行のカスタマーステージで振込手数料無料回数を増やすことができ、預金金利が高くスペックの高いネット銀行です。

▼振込金額3万円以下の手数料ランキングはこちら

その他、銀行の手数料に関する記事

この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
ネット銀行100の活用術の初代管理人です。低コストで便利なネット銀行を、多くの人に知ってもらうため、2012年にサイトを立ち上げました。貯金の方法やお金に関する知識をわかりやすく解説します。

より良い情報をお届けするため、川原裕也 がメンテナンスを担当いたしました。(2022年3月1日 更新)

ありがとうございます。

ページの先頭へ戻る