銀行のキャッシュカードで借金ができるって本当?お金を借りる機能を解説

※記事内に広告を含む場合があります

当サイトは更新を終了しました。
長きにわたり当サイトを愛読、応援くださった方々には誠に感謝しております。

※この記事の内容は執筆時点のものです。サービス内容・料金など、現時点の最新情報とは異なる場合がございます。何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

キャッシュカードと通帳を持つ手

お金を借りる代表的な方法は、カードローンです。

ほかには、クレジットカードにキャッシング枠が付いていれば、クレジットカードでお金を引き出すことも可能です。

そして実は、銀行キャッシュカードでお金を借りることができる場合もあります。

「銀行キャッシュカードで借金?」と思う人もいるかもしれませんが、たとえば口座残高が足りないときに銀行が一時的に立て替えてくれるサービスがあります。

ほかにも、クレジット機能ローン機能が付いたキャッシュカードなら、新たにクレジットカードやローンカードを作らなくても銀行キャッシュカードでお金を借りられます。

ゆうちょ銀行やメガバンク、ネット銀行など、主要銀行の多くはこれらの機能を用意しています。

今回は、キャッシュカードで利用できるお金を借りる方法を4つ解説し、それぞれどんな人におすすめかをまとめました。

銀行キャッシュカードの借入れ機能とは

お金を借りられる銀行キャッシュカードには、下記4つのいずれか、もしくは複数の機能が付いています。

■借入れができるキャッシュカードとは

  1. 自動貸越(かしこし)
  2. 自動融資
  3. クレジット機能
  4. ローン機能

いずれも、口座開設時に付けることができる機能なので、すでに持っている銀行口座を確認すれば「実は今すぐ使える機能」もあるかもしれません。

それぞれ、わかりやすく解説していきます。

自動貸越:定期預金から立替え

積み木を持つ手

自動貸越(当座貸越)サービスとは、自分が預け入れている定期預金を担保にして、残高不足のときにお金を立て替えてもらえるサービスです。

口座残高が足りないときに、銀行が定期預金から立て替えてくれる…とイメージすると、わかりやすいかもしれません。

定期預金を利用していることが条件にはなりますが、利息が低いことや、普通預金にお金を預け入れるだけで返済できるという手軽さがメリットです。

自動貸越の機能を付帯できる主要銀行を、金利なども含めて比較してみました。

■定期預金を担保とした自動貸越

銀行 借入可能額 利率
三井住友銀行 定期預金残高の90%(上限200万円) 定期預金の利率+0.5%
みずほ銀行 担保定期預金残高の90%(上限200万円) 担保定期預金の利率+0.5%
りそな銀行 定期預金残高の90%(上限200万円) 定期預金の利率+0.5%
ゆうちょ銀行 担保定期・定額預金残高の90%(上限300万円) 定期預金の利率+0.25~0.5%
イオン銀行 定期預金残高の90%(上限300万円) 定期預金の利率+0.5%
住信SBIネット銀行 定期預金残高の90%(上限200万円) 年1.675%

もっとも多いのは、定期預金の9割までの金額を、定期預金の金利+0.5%の利率で貸し越せるという内容です。

近年の定期預金金利は年0.01~0.05%くらいが相場なので、金利0.6%(年)以下で利用できる銀行が多いと思います。

金利1.0%(年)以下でお金を借りられるというのは、カードローンなどの一般的な借金と比べると非常に低金利です。

カードローンの金利相場は年5.0~18.0%くらいなので、年1.0%以下でお金を借りるというのはよっぽど大口の借金をしない限り難しいです。

イオン銀行の長期定期預金は高金利

イオン銀行の定期預金は、ほかの銀行に比べても非常に金利が高いです。

メガバンクと比べると10倍以上の差がつくこともあります。

自動貸越を前提とすると不利ではありますが、本来の目的である「貯蓄のため」に定期預金を使うことを考えるとイオン銀行はおすすめです。

→イオン銀行の詳細はこちら

「定期預金に回せるほどお金ないんだけど…」という人もいるかもしれませんが、カードローンなどでお金を借りるよりは自動貸越を使った方が手数料を節約できます。

少しお金に余裕がある月は5,000円でも1万円でも定期預金に回しておいて、お金が足りなくなった場合に自動貸越できるようにしておく方が望ましいです。

万が一、お金が必要で定期預金を中途解約しなければならなくなっても、定期預金は「元金保証」なので、元金(もともと預け入れていたお金)より減ることはありません。

別途手続きが必要だったり、本来の定期預金金利よりは利息が減ったりというデメリットはありますが、ペナルティなどはありません。

特に短期で返せるお金が足りないときは、自動貸越をうまく活用することをおすすめします。

自動融資:不足額を借り入れる

女性

一方、定期預金を利用していなくても、残高不足をサポートしてくれる機能もあります。

それは、自動融資サービスです。

自動融資サービスでは残高が不足した分を、定期預金ではなくカードローンの利用限度枠から自動的に融資します。

自動貸付に比べると金利は高めですが、自動貸越と違って定期預金を使っていない人でも利用できるのがメリットです。

ただし、カードローンが利用できることが条件になるので、満20歳以上のみ使える機能です。

自動融資サービスが利用できる銀行は、自動貸越に比べると少ないです。

■自動融資を受けられる銀行

銀行 借入可能額 利率
三菱UFJ銀行 カードローン利用限度額内(30万円) 年14.6%
りそな銀行 カードローン利用限度額内(~800万円) 年3.5~13.5%
PayPay銀行 カードローン利用限度額内(~1,000万円) 年1.59~18%

自動融資サービスの返済は、特に何もしなければ月々の口座引き落としとなります。

少しでも利息を減らしたいのであれば、ATMや振込みで繰り上げ返済をすればOKです。

たとえば、PayPay銀行で5万円の自動融資を受けるとほとんどの人は金利が年18%になりますが、7日間で完済すれば利息は172円で済みます。

PayPay銀行の無利息サービスは上手く使うべし

PayPay銀行には、初めてカードローンを利用する人向けに30日間の無利息サービスがあります。

自動融資を初めて使った場合も、この無利息サービスは適用されます。

もし、今後まとまった金額を借りる予定があるなら、自動融資ではなくカードローンとして一括で借入れた方が良いかもしれません。

→PayPay銀行の詳細はこちら

クレジット機能

クレジットカード

キャッシュカードを発行するときに、クレジットカード機能を付けられる銀行も増えてきています。

クレジットカードには、通常の支払い時に使う枠(ショッピング枠)とは別に、キャッシング枠というお金を借りる利用枠があります。

つまり、クレジット機能つきキャッシュカードを作れば、キャッシュカードでキャッシングができるということです。

キャッシュカード、キャッシング、それぞれの意味

キャッシング」という言葉を「キャッシュカードで何か取引をすること?」と思っている人がたまにいます。

本来、キャッシングという言葉はクレジットカードで小口融資を受けることを指すのが一般的です。

そういう意味では、キャッシングという言葉とキャッシュカードは別物と考えておくとわかりやすいです。

クレジットカードのキャッシングは、カードローンなどに比べると借入限度額が少なめです。

そのかわり、限度額内であれば即日振込みやATMからの引き出しが可能なので、「飲み会代を急いで調達しなきゃ」というような急ぎ、かつ少額の借入れに向いています。

多くの主要銀行がキャッシュカードにクレジット機能を付けられるようにしているので、すでにキャッシュカードを持っている人は確認しておくと良いかもしれません。

ただし、金利相場は年18%と高めなので、大きな金額を借りる場合や長期的に返済していきたい場合は不向きです。

ちなみに、クレジット機能つきキャッシュカードのなかでも、特に多機能で評判が良いのはイオンカードセレクトです。

イオン銀行の優待サービスも受けられるので、イオングループでよく買い物をする人や貯金用口座を解説したい人に人気です(→イオン銀行でイオンカードセレクトを使うメリットはこちら)。

ローン機能

クレジットカードイメージ

銀行キャッシュカードのなかには、ローン機能を付帯できるものもあります。

銀行で新たにローンカードを発行しなくても、いつものキャッシュカードからカードローンを利用できるということです。

すぐにお金を借りる予定がなくても、あらかじめカードローン審査に申し込んで利用限度枠をもらっておくことで、その金額内でいつでもお金を借りることができるようになります。

たとえば、ATMでキャッシュカードを入れて「お借入れ」を選べば、口座からお金を引き出すように現金を借りることができます。

銀行カードローンは金利が低め

カードローンを扱っている金融機関は、銀行以外にも消費者金融などがあります。

消費者金融と言うと、大手ではアコムやプロミスなどです。

一般的に、銀行カードローンは消費者金融より金利が低いことが多いです。

消費者金融の最高金利は年18.0%くらいが多いですが、銀行カードローンは最高金利が年15.0%以下のところも多いです。

「なるべく少ない利息でカードローンを利用したい」とう人にも、銀行カードローンはおすすめです。

ローン機能が使える銀行は、たとえば自動融資が利用できる三菱UFJ銀行・PayPay銀行などです。

ほかにもメガバンク4行すべてでローン機能が付帯できますが、みずほ銀行は特に低金利なのでおすすめです。

定期預金で自動貸越を使いつつ、事前にまとまったお金が必要なときはカードローンで借りておく…という使い方もできます(→みずほ銀行カードローンの詳細はこちら)。

どの借り方がおすすめ?

考える男性

銀行では上記4通りの方法で、お金を借りることができます。

金利(手数料)が少なく済む順だと、自動貸越>自動融資=カードローン>クレジットカードのキャッシング、となることが多いです。

一方、使い勝手という面では状況によっておすすめの方法が異なるので、4つの方法がそれぞれどんな人におすすめかをまとめます。

■キャッシュカードでのお金の借り方 おすすめの人まとめ

自動貸越がおすすめの人
なるべく少ない手数料で残高不足に備えたい人。
手数料が少なく済むのが最大のメリット。定期預金にある程度のお金を預けておけば残高不足に備えられる上に、普段は貯蓄もできる。
自動融資がおすすめの人
定期預金をする予定はないが、残高不足に備えたい人。
自動貸越と違い、普通預金のみの利用でも残高不足サポートを受けられるのがメリット。ただし金利はカードローンと同じだけかかるので、早めに繰上返済するのがおすすめ。
クレジット機能付きカードがおすすめの人
急ぎでお金が必要になることが多い人。
金利は高いが、即日でお金を借りられるスピード感が最大のメリット。給料日前など、短期的な金欠に備えるのに向いている。
ローン機能付きカードがおすすめの人
ローンカードなしでカードローンを利用したい人。
クレジットカードのキャッシングよりは低金利で、ローンカードが不要という点が便利。急ぎの出費だけでなく長期的にローンを組みたい場合にもおすすめ。

お金を借りる機能を外すこともできる

財布を持つ妊婦

一方、自動貸越サービスや自動融資サービスは知らない間に借金をしていた…ということになりやすいというデメリットもあります。

「残高が足りないはずなのに引き落としができた」と気づいて初めて、これらの機能が付いていることを知った…という人もたまにいます。

お金が足りないときも自分で資金調達をして把握しておきたい、という人にとっては、クレジットカードのキャッシングやカードローンの方が安心だと思います。

もし、これらの機能を使いたくない場合は、窓口やコールセンターに相談すれば機能を外してもらえる、もしくは機能を減らしたキャッシュカードを再発行してもらえます。

クレジットカードのキャッシング機能を外すだけなら、銀行公式サイトのマイページから簡単に設定できる場合もあります。

ちなみに、クレジットカードのキャッシング枠を0円にすると、カードの悪用を防止することに繋がるというメリットもあります。

こちらの記事も読まれています

この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
2級ファイナンシャル・プランニング技能士。元は貯蓄下手だったが、現在は貯金や資産運用を自動化し、着々と資産形成中。メガバンクとネット銀行の使い分け方にはこだわりあり。

より良い情報をお届けするため、疾風AI がメンテナンスを担当いたしました。(2022年1月19日 更新)

ありがとうございます。

この記事と関連するページ

住宅ローン一覧
ページの先頭へ戻る