ローン

自動車ローンを低金利で利用するおすすめの方法 審査の注意点もあり

夫婦と車、電卓イメージ

マイカーを購入する時は、自動車ローン(カーローン)を使う人が多いです。

現金一括払いができなくても、カーローンを組めば毎月少しずつ支払うことが可能になるからです。

しかし、自動車ローンは金融機関によって金利の差が大きいです。

より低金利でローンを組むためのにおすすめの方法や、審査の注意点などをまとめました。

カーローンの金利-ディーラーは高い

電卓

自動車ローンを組む金融機関によって、金利は大きく異なります。

新車の場合の金利相場は下記の通りです。

■ローンの借入先別 新車の金利相場

業者 会社例 金利相場
ディーラー トヨタ、ホンダ、日産 年5~7%
銀行 三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行 年2~5%
損保会社 損保ジャパン日本興亜、 年2~3%

ディーラーとは、自動販売会社のことです。

つまりディーラーで自動車ローンを組むというと、見積もりから購入、ローン申込を全て店舗で行うようなイメージです。

しかし上記の金利比較を見た通り、ディーラーでカーローンを組むと高金利になってしまいます。

契約内容をよく知ってくれているディーラーの営業担当者を挟んでカーローンを組むので手続きが楽ではありますが、なるべく金利は低く抑えたい人は検討の余地ありです。

営業スタッフに提案されるまま申し込まず、「銀行でもカーローンを検討しているので」と、一度持ち帰ることをおすすめします。

金利で比較すると、銀行損保の方がおすすめです。

ディーラーでカーローンを組む、もう一つのリスク

ディーラーで自動車ローンを組むもう一つのデメリットとして、所有者名義がディーラーになるということです。

本人名義絵はないので、ローンを完済するまでに買い替える場合や売却する場合などは手間がかかります。

銀行や損保会社の自動車ローンは、自動車の名義が本人になるものがほとんどです。

低金利な銀行カーローンの金利を比較

オフィスビル

次に、ディーラーより低金利な銀行・損保会社の主要なカーローンで金利を比較してみます。

まず銀行は、メガバンク、地方銀行、ネット銀行で各2社ずつ、計6社で比較してみました。

■主要銀行の自動車ローン金利(年利)

銀行名 変動金利 借入可能額
三菱UFJ銀行 2.975% 50万~1,000万円
三井住友銀行 4.475% 10万~300万円
横浜銀行 2.1~2.8% 10万~1,000万円
池田泉州銀行 2.875% 10万~300万円
住信SBIネット銀行 1.775~3.975% 10万~1,000万円
イオン銀行 3.8~8.8% 30~700万円

横浜銀行の年利「2.1~2.8%」など、金利に幅があるのは借入額や景気によって金利の変動があるからです。

総じて、高額を借りると金利が安くなり、少額を借りると金利が高くなります。

また、銀行の自動車ローンはほとんどが変動金利なので、良くも悪くも景気変動によって金利が変動します。

低金利が続く間は、固定金利よりお得になることが多いです。

店舗で相談してカーローンを組みたい場合は、メガバンクや地銀、地元の信用金庫やJAバンクなどで相談してみると良いです。

もしネット完結で申し込みたいのであれば、ネット銀行が手軽でおすすめです。

特に、上記で紹介した「住信SBIネット銀行」は、カーローンが低金利なだけでなくネット銀行としてのスペックも高いです。

住信SBIネット銀行で特定の商品を利用していれば、カーローンの金利が0.5~1.0%引き下げになるという優待もあります(住信SBIネット銀行の詳細はこちら)。

損保カーローンは種類が少ないがお得

損保ジャパン日本興亜

次に、損保会社のカーローン金利を見てみます。

カーローンを扱う主な損保会社は、損保ジャパン日本興亜です。

カーローンを扱う損保会社は非常に少なく、損保ジャパン日本興亜が一強の状態です。

■主要損保の自動車ローン金利(年利)

会社名 変動金利 借入可能額
損保ジャパン日本興亜 1.90~2.85% 20万~999万円

最高金利も2.85%と、非常に低金利です。

さらに損保ジャパン日本興亜のカーローンは、固定金利という特徴があります。

景気変動に強いのに加えて、毎月支払う額も一定になるので返済計画が立てやすいというメリットがあります。

申込はWeb+郵送なので、来店せずに全国から申し込むことができます(→損保ジャパン日本興亜の公式サイトはこちら)。

頭金を払うと金利が優遇されることも

積み木

近年は頭金なしで組める自動車ローンが増えてきているので、契約時にまとまったお金がなくてもマイカーが買えるようになってきました。

しかし、金融機関によっては頭金が不要、もしくは頭金を払うかどうかを選べるというケースもあります。

中には頭金を払うと金利が低くなる自動車ローンもあるので、頭金も想定して貯金できると理想的です。

頭金の目安は、借入額の10%~30%、もしくは10万円からなど規定額を設定している場合もあります。

頭金なしでも申し込めるカーローンの場合は、頭金の下限額や上限額の規定がないケースもあるので、家計の状況に応じて利用すると良いと思います。

中古車は新車よりローン金利が高いことも

ミニカー2台

中古車の購入に自動車ローンを組む場合、ディーラー側ではローンが組めない、もしくは金利が高くなる可能性があります。

冒頭で紹介した通り、ディーラーの新車の金利相場は5~7%でしたが、中古車になると8~10%ほどです。

中古車は新車に比べると利益が少ないので、金利などの手数料でも利益を出す必要があるからだと、一般的には言われています。

それに対して銀行や損保のカーローンは、新車か中古車かで金利に影響が出ません。

中古車を分割払いで購入したい場合も、銀行・損保カーローンがおすすめです。

金利だけでなく「保証料」もチェック

書類

自動車ローンを組む時は、金利手数料だけでなく、保証料もかかります。

この保証料は、保証人を立てないほとんどのローン(住宅ローンなど)で必要な費用です。

カーローンの保証料とは

自動車ローンの保証料とは、ローンを組む際に保証人(本人が返済できなくなった時に代わりに返済する人)を立てない代わりに保証会社を利用する手数料です。

しかし、保証料を払っているからローン返済が厳しくなっても返済しなくていい、というわけではありません。

返済が厳しくなったら保証会社が返済額を立て替えますが、その後に保証会社が債務者に請求をするからです。

借り入れる本人より、カーローンを提供する会社のための保証、というイメージです。

保証料は、ローンの金利に+約1.0%の上乗せで支払うケースが多いです。

しかし、前もって保証料が金利に上乗せされているカーローンと、表示されている金利に別途上乗せしなければいけないカーローンがあります。

契約する前に、金利に保証料が含まれているかどうかを確認することをおすすめします。

ちなみに、銀行の自動車ローンは保証料不要、もしくは前もって保証料が組み込まれているところが多いです。

借入れ期間はほぼ1~10年

カレンダー

借入れ期間が何年かも気になるところだと思いますが、これはローンによって大きな差はなく平均1~10年です。

少し短めの1~8年返済、短期間も対応する6ヶ月~10年のカーローンなどもありますが、いずれにせよ最長でも10年少々で返済するよう計画立てをすることになります。

住宅ローンのように何十年かけて返済、ということは難しいです。

また、返済が長期になるほど利息は高くなるので、可能な限り早く完済するのが望ましいです。

ボーナス返済繰上返済をうまく使って、積極的にローンの残高を減らすのがおすすめです。

利息は日割り計算

ローンを借りる時は、元金(借りるお金)に加えて利息を支払わねばなりません。

利息は日割り計算で算出されるので、1日でも早く返済をすることで減らせます。

■ローン利息=借入額(元金)×年率÷365日×借入れ日数

しかし、借入期間1~10年のカーローンを組んで数ヶ月で完済…ということはできません。

この場合、借入期間は最短でも1年以上が必要なので、繰上返済で監査が出来るのは1年経ってからです。

クレジットカード払いはできない場合が多い

ゴールドカード

まれに、ポイントを貯めるために「クレジットカードで車を購入したい」という声を耳にします。

ボーナス前月に決済をすれば、ボーナス月に一括引き落としとなるから支払える…など。

結論から言うと、自動車の購入でクレジットカード払いは使えないケースが多いです。

現金一括払いか、自動車ローンなどでの分割払いの2択と思っておいたほうが良いと思います。

もし一括で支払ってしまいたい場合は、カーローンを組んで全額繰上返済(期日前完済)を使うことをおすすめします。

メガバンクのネットバンキングやネット銀行なら、Web上から期日前完済の手続きがスムーズにできます。

ディーラーによっては、一定額までならクレジットカード払いが利用できることもある(例:20万円までならクレジットカード払いでの支払可)ので、事前に問い合わせておくと安心です。

マイカーローンの審査に落ちる理由は?

悩む男性

自動車ローンを申し込む時は、見積書と申込者本人の情報をもとに審査を受けることになります(見積書などの書類が不要の場合もあり)。

審査内容によっては、返済能力や信用力が低いとみなされて審査落ちする可能性もあるので、注意が必要です。

■自動車ローンの審査に落ちる主な理由

  • 年収が低い
  • 勤続年数が少ない
  • 既に大きなローンやキャッシングをしている(住宅ローンなど)
  • クレカ支払の遅延が多いなど、信用力が低い
  • 金融事故をおこしたことがある(自己破産など)
  • 嘘の情報で申し込んだ

年収が低い場合や今の職場に就職したばかりなど、返済力が低いとみなされると審査に通りません。

他にも、住宅ローンなど大きい借入れをしているなど「既に借金をしている場合」も、借入れ額によっては審査落ちとなります。

追加のローンが借入れられるかどうかは、現在の借入れ額の合計が年収のどれくらいを占めるかを占めす返済比率(返済負担率)を目安にします。

返済比率(返済負担率)とは

返済比率とは、年間返済額(住宅ローンやカーローンなどもあわせたトータルの金額)÷年収で求める割合です。

たとえば、年収500万円の人が毎年住宅ローンを100万円返していれば、返済比率は20%です。

返済比率の目安は約25%です。

返済比率が高くなるとローン返済が収入を圧迫しているということになるので、新たな借入れが難しくなります。

また、金融事故があったり嘘の個人情報で審査をした場合は、信用力がないとみなされて審査落ちとなります。

自己破産をしたことがあるなどはもちろん、クレジットカードやカードローンの支払を滞納している、返済が数ヶ月以上遅延したことがあるといった情報も信用情報として履歴が残っています。

たとえば銀行の自動車ローンに落ちてしまったらディーラーからも審査に申し込んで見るなど、業者を変えてみることをおすすめします。

複数のカーローン審査に落ちてしまった場合は、現金一括払いも視野に入れる必要があります。

カーローンが返済できなくなったら?

中年男性

カーローンには、所有権留保がつくという特徴があります。

所有権留保をわかりやすく言うと、購入した自動車をローンを組むための担保にするということです。

なので、ローン返済が難しくなったら購入した車を回収されてしまいます。

他にも、自己破産をすると、中古車として売却して20万円以上の価値がある車は手放すことになります。

おすすめは銀行or損保で早めの完済

通帳を持つカップル

以上から、カーローンを安く、少ない手数料で方法は下記3つです。

■自動車ローンのおすすめの組み方

  • 低金利+保証料無料の銀行損保で組む
  • ボーナス払いや繰上返済で借入期間を短くする
  • 金利が優遇されるなら頭金を支払う

まずは金利が低い銀行や損保のカーローンを検討することをおすすめします。

低金利かつ、保証料が無料の金融機関が多いので、借入額以上の手数料を安く抑えられます(カーローン申し込み手続きがわずらわしい場合や、銀行・損保系のカーローンに落ちてしまった場合はディーラーのローンも検討)。

そしてローンの利息負担を軽くするための原則は、早くに完済することです。

そのため、頭金以外にもボーナス払いや繰上返済を積極的に利用して、残高を減らしていくことがおすすめです。

つまりカーローンを組むとしても、自動車の購入時にまとまった貯金をしておければ、結果的にトータル支払額も安く抑えられるということです。

貯蓄が苦手な人は、「気づいたらお金が貯まっている」という仕組みを使うのが望ましいです。

たとえば、毎月一定額を定期預金に回す積立定期預金は、貯金が苦手な人向けです。

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