ATMでお金を借りる方法 ローンカードがなくてもスマホATMで借りられる

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コンビニATMに足を運ぶ男性

ATMからお金を借りる方法を使えば、すぐに現金を調達することができます。明日の飲み会代がどうしても足りないなど、急ぎのシーンで役立ちます。

特に、コンビニATMは原則24時間使えるので、自分の都合のいいタイミングで借入れができます。

さらに2017年からは、セブン銀行ATMが「スマホATM」というフィンテック機能を導入し、カードなしで入出金ができるようになりました。

従来は、ローン専用カードやクレジットカードで借り入れをする方法が主流でした。今は、スマホATMに提携している金融機関なら、スマホアプリのみで借入れができます。

カードローン会社も次々とスマホATMに対応し、今はローンカードなしで現金が借りられます。プロミスの「アプリローン」はテレビCMや駅広告もしていたので、知っている人もいるかも知れません。

コンビニATM設置台数No.1のセブン銀行ATMがカードレス取引を始めたことで、今後もカードなしのATM取引が普及していくと思います。

今回は、最新の「ATMでお金を借りる方法」をわかりやすく解説します。

ATMからお金を借りる方法

ATMからお金を借りる方法は、大きく分けて3種類あります。

■ATMからお金を借りる方法

  • ローンカードを使う
  • クレジットカードを使う
  • セブン銀行のスマホATMで引き出す

ローンカードとクレジットカードは、ATMにカードを挿入するだけで借入れ手続きができます。

キャッシュカードでお金を下ろすのとほとんど同じ手順なので、初めてATMでお金を借りる人もわかりやすいと思います。

そして、2017年から登場したセブン銀行のスマホATMを使った、カードなしで入出金をする方法が台頭してきています。

順番に見ていきます。

ローンカードを使う

ゴールドカード

従来のやり方は、カードローンに申し込んでローンカードを発行するという方法です。

ローンカードをカードローン会社のATMや銀行・コンビニの提携ATMに挿入すると、キャッシュカードからお金を引き出す感覚でお金を借りることができます。

最近は一目ではローンカードとわからないデザインのカードも増えてきているので、財布に入れるのに抵抗が少ないです。

たとえば、カードローン大手のアコムでは「アコム」という名称は記載せず、シンプルな黒いカードデザインを採用しています(下記参照)。

アコムカード

もし、ローンカードを持ち歩きたくない、カードをこれ以上増やしたくないという場合は、銀行カードローンを検討することをおすすめします。

銀行カードローンはキャッシュカードにローン機能を付帯できるケースが多いので、キャッシュカードのみでATMからお金を借りられます。

たとえば、利用者が多いゆうちょ銀行では、カードローン以外にも「残高不足時に自動的にお金を貸し付けるシステム」などもあります(キャッシュカードでのお金の借り方の詳細はこちら)。

急ぎでローンカードが必要なときは自動契約機へ

カードローンに申し込むと、ローンカードは郵送で届くのが一般的です。

そのため、ローンカードが使えるようになるまでにはどうしても数日~1週間ほどかかってしまいます。

もし急ぎで現金を借りたい場合は、アコムやプロミスといった大手カードローン会社の自動契約機を利用するのがおすすめです。

早ければ、契約からカード発行まで30分ほどで完了するので、そのままATMに行けばすぐに現金を借りることができます。

ほかにも、急ぎで現金が必要な場合、初回融資はネットから「振込」で申し込むという手もあります。

自分の銀行口座に振込みが完了し次第、すぐにキャッシュカードで引き出せます。

最近は即日振込みで融資を受けられるカードローン会社も多いので、ローンカードと同じくらいのスピード感でお金を借りることができます。

その後、ローンカードを別途発行しておけば、今後はカードでの現金借入れも利用できるようになります。

参考:即日審査できるカードローン金利ランキング 土日祝の振込が可能かも比較

クレジットカードを使う

クレジットカードを持った男性

もしすでにクレジットカードを持っていて、そのカードにキャッシング枠が付いているのであれば、クレジットカードでもお金が借りられます。

提携している銀行やコンビニのATMにクレジットカードを挿入すれば、キャッシング枠内のお金をすぐに引き出すことができます。

カードローンとクレジットカードのキャッシングの1番の違いは、すでにキャッシング枠を持っていれば審査不要でお金を引き出せるという点です。

カードローンは初めて利用するときに審査が必要ですが、クレジットカードはカード発行時にすでに審査を終えており、申込み時点の収入などにあったキャッシング枠をあらかじめ付帯します。

よって、クレジットカードを持っている時点ですでに審査は完了しており、利用限度額が与えられているという状況です。

そのかわり利用限度額はカードローンより少なめ、かつ金利はやや高めなので、急ぎで少額のお金を借りたいとき向けです。

参考記事:クレジットカードのキャッシング枠とは 急ぎでお金が必要な時は助かるが…

セブン銀行のスマホATMで引き出す

スマホを持った男性

セブンイレブンなどに設置してあるセブン銀行ATMには「スマホATM」という機能が組み込まれており、カードを使わずスマホアプリからお金を借り入れることができます。

「スマホATM」とは

セブン銀行は2017年から「スマホATM」というサービスを開始しており、全国に25,000台以上あるすべてのセブン銀行ATMで利用できます。

スマホATMシステムが導入されたことで、セブン銀行ではカードを持ち歩かなくてもATMが使えるようになりました。

具体的には、アプリから起動したQRコードをセブン銀行ATMで読み込み、暗証番号などを入力をすることでATM入出金をします。

auじぶん銀行は、セブン銀行のスマホATMで入出金ができるサービスをいち早く取り入れたネット銀行です。

そして、このスマホATM機能を使えるカードローンも増えていて、ローンカードなしでATMキャッシングが利用できるようになってきています。

コンビニで24時間お金を借りられる上に、追加のATM手数料もかからないので便利です。

スマホATMからお金を借りられるカードローン

コンビニATM

スマホATMが利用できる主要カードローンは3社あります。

■スマホATMを利用できる主要カードローン

  • プロミス
  • SMBCモビット
  • アイフル

各社のおもな共通点は、以下のとおりです。

  1. 新規申込みから返済まで、すべてアプリ完結
  2. iPhone・Androidどちらにも対応
  3. 生体認証が可能
  4. 増額申込みなどの手続きもできる

申し込み時点からアプリで手続きができるので、隙間時間に契約を済ませたい多忙な人にも向いています。

iPhoneでもアンドロイドでも、スマホが生体認証に対応していればセキュリティ面も安心ですし、ログインもかんたんです。

また、いずれもスマホATMでお金を借りる「以外」の手続き(増額審査の申込みなど)もできる多機能アプリなので、スマホATM以外の借入れ方法を利用する予定がある人にも便利です。

次に、この3社それぞれの特徴を紹介します。

おおまかには、下記メリットが差別化ポイントになります。

プロミス
最高金利が1番低い
SMBCモビット
電話連絡なしの「WEB完結申込」との併用ができる
アイフル
カードローン以外のローン商品も豊富

プロミス

プロミス

最短1時間で契約完了の「アプリローン」

■最速融資時間
1時間

■金利(年)
4.5~17.8%

■最大借入可能額
500万円

■セブン銀行ATM手数料
110~220円

三井住友銀行グループのプロミスは、「アプリローン」という商品でスマホATM融資を行っています。

ドラマ「ホテルコンシェルジュ」などに出演していた市山京香さんを起用したCM放送で、アプリローンという名称を広くアピールしていました。

プロミスのアプリローンは最短1時間で融資を受けられるスピード感もありながら、セブンATMのスマホATMが使えるカードローンのなかでは最高金利が1番低いです。

10万円以下などの少額を借りるときは、最高金利(プロミスなら年17.8%)が適用されることがほとんどなので、最高金利がなるべく低いカードローンの方が利息を節約できます。

また、初めてプロミスを利用する人は30日間の無利息期間があるので、1ヶ月以内に返済すれば利息無しでお金を借りることができます。

アプリローンなら最寄りのセブンイレブンで気軽に返済できるので、無利息サービスとの相性も良いと思います。

ちなみに、プロミスのアプリでは会員限定の優待クーポンが随時使えるので、日常生活でも活用できます。

たとえば、レストランやホテル、ショッピングの割引クーポンなどが随時もらえます。

※会員限定の優待サービス「おとくらぶ」は、2022年2月6日でサービス終了となっています。

SMBCモビット

SMBCモビット

電話確認なしの「WEB完結」との併用がおすすめ

■最速融資時間
30分
※申込曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合あり

■金利(年)
3.0~18.0%

■借入可能額
1万~800万円

■セブン銀行ATM手数料
110~220円

SMBCモビットも、セブン銀行の「スマホATM取引」に対応しています。しかし、電話連絡なしの「WEB完結申込」(振込融資)の独自性のほうが光る印象です。

WEB完結申込の利用にはいくつかの条件がありますが(三井住友銀行、三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行、みずほ銀行のいずれかの口座を持っているなど)、在籍確認の時間を短縮したい人にとって便利です。

アプリから「WEB完結申込」で契約し、契約後に現金が必要になったときはスマホATM取引を利用するのもおすすめです。

また、SMBCモビットではカードローン返済を行うたびに、Tポイントが貯まります。返済額200円ごとに1ポイントが貯まり、買い物などに使えます。

SMBCモビット公式サイト・申込はこちら

アイフル

アイフル

借り換えやおまとめ専用ローンなどもあり

■最速融資時間
1時間

■金利(年)
3.0~18.0%

■借入可能額
1,000~800万円
※一部提携CD/ATMでは10,000円からの利用

■セブン銀行ATM手数料
110~220円

アイフルも、カードローン業界の大手老舗企業です。

アイフルの強みは、ローン商品の種類の多さです。

通常のカードローン(商品名「キャッシングローン」)だけでなく、より低金利な借り換え・おまとめ専用ローンや目的別ローンも扱っています。

満23歳以上で初めてアイフルを利用する方向けの利息を優遇したローン、女性向けローン、事業資金、不動産を担保に大きな金額を借りられるものなど、幅広く対応しています。

※スマホアプリから新規申し込みできるのは、キャッシングローンのみです。

キャッシングローンには30日間の無利息サービスがあるので、一度無利息でアイフルを利用してみて、使い勝手がよかったらほかのローン商品も検討すると良いかもしれません。

個人的には、アイフルのコールセンターに問い合わせたときの対応がとても丁寧で好印象だったので、電話でのローン相談もしやすそうだなと思います。

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この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
2級ファイナンシャル・プランニング技能士。元は貯蓄下手だったが、現在は貯金や資産運用を自動化し、着々と資産形成中。メガバンクとネット銀行の使い分け方にはこだわりあり。

より良い情報をお届けするため、疾風AI がメンテナンスを担当いたしました。(2022年2月1日 更新)

ありがとうございます。

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