ローン

イオン銀行の教育ローンをより低金利に契約する方法 プランの違いも解説

イオン銀行教育ローン

イオン銀行は2種類の教育ローンを扱っていて、学費などの資金調達に活用できます。

低金利な教育ローンと、使い道が幅広い「イオンアシストプラン」というローンがあり、使い道に応じてどちらを利用するか選ぶことができます。

また、住宅ローンやカードローンに契約している人は教育ローンの金利引下げを受けることもできます。

さらに、教育ローンに契約することでイオン銀行の手数料や預金金利の優遇も受けられるので、イオン銀行ユーザーにとってもメリットが大きいです。

今回は、イオン銀行の2つの教育ローンの金利やメリット・デメリットを比較し、よりお得に教育ローンを利用する方法を解説します。

最後には、イオン銀行の教育ローンより低金利で教育資金を借りる方法もまとめました。

イオン銀行の2種類の教育ローンの違い

比較

イオン銀行の教育ローンには、下記2種類のプランがあります。

  • イオンアシストプランの教育ローン
  • 教育ローン

どちらも「教育に関する資金を借り入れるためのローン」という点は同じですが、ローンとしての性質は異なるので注意が必要です。

大まかな違いでいうと、教育ローンは低金利だが使い道は学費など限定イオンアシストプランは使い道が広いが高金利、というイメージです。

それぞれの具体的な違いを比較してみました。

特徴 教育ローン イオンアシストプラン
おすすめの人 学費を借りたい人、長期的に返済したい人 習い事などの費用も借りたい人、短期返済をしたい人
金利 年3.8%※引き下げ優遇あり 年3.8~8.8%
借入額 10万~500万円(1万円単位) 30万~700万円(10万円単位)
借入期間 1~15年 1~8年
使い道 入学金、授業料、施設費、一人暮らしの先の敷金や礼金、それらの借り換え 学校や一人暮らしの費用+部活費や習い事、塾の費用などまで含む
手数料 印紙代(200~1,000円) 印紙代(200~2,000円)+事務手数料2,500円+税
申込・借入方法 郵送もしくは来店 Web+郵送
返済方法 口座引落、ボーナス払い、繰上返済 口座引落、ボーナス払い、繰上返済

教育ローンを比較する時はまず金利に目が行くかとは思うので、イオン銀行の「教育ローン」の方が低金利で魅力的です。

もちろん、イオン銀行教育ローンで問題ない場合は、そちらを使うことをおすすめします。

特に、まとまった教育資金を借り入れる時は、利息を大幅に節約できます。

しかし、下記の違いを知った上で「イオンアシストプラン」の方が良いと感じたなら、イオンアシストプランに申込むことをおすすめします。

お金の使い道

財布を持つ男女

しかし、まずはイオン銀行教育ローンを利用できる使い道かどうかを確認する必要があります。

イオン銀行教育ローンの主な使い道は、幼稚園から大学院までの入学金や授業料、施設費など、教育機関に支払う資金です。

それにくわえて、子供が一人暮らしをする場合、下宿先の敷金や礼金を借り入れることもできます。

一方、イオンアシストプランはこれら教育ローンの利用目的にプラスして、教材やパソコンの購入費、習い事や部活動の費用までカバーできます。

子供の卒業旅行の費用として使えるケースもあるので、使い道はかなり幅広いと言えます。

もっと広く言うと、大人がビジネススクールに通う費用や留学費用にも使えます。

子供の学費や下宿先に払う資金を借りたいなら「教育ローン」、それ以外の費用には「イオンアシストプラン」をおすすめします。

借入額と借入期間

カレンダー

イオン銀行教育ローンとイオンアシストプランは、借入額と借入期間も異なります。

イオン銀行教育ローンは、最高500万円まで借りることができ、最長15年の長期返済が可能です。

一方、イオンアシストプランは、最高700万円まで借入可能ですが、8年以内に完済しなければなりません。

よって、イオン銀行教育ローンは長期的な返済向きで、イオンアシストプランはまとまった教育資金を短期返済するのに向いています。

利息のことを考えても、イオンアシストプランの方が金利が高いので、早めに返済して利息を節約する方が良いと思います。

イオン銀行のローン利息は日割り計算なので、早く返済すればするほど利息が少なく済みます。

ネット申込ができるかどうか

スマホとパソコン

イオン銀行教育ローンとイオンアシストプランは、申込み方法も異なります。

イオン銀行教育ローンは店舗窓口、もしくは郵送で申込みますが、イオンアシストプランはネット申込です。

手続き方法の違いがあるため、申込みから融資の時間はイオンアシストプランの方が早い傾向があります。

■イオン銀行教育ローンの申込の流れ

  1. 紙の申込書に記入して郵送or店舗で申込
  2. 審査
  3. イオン銀行からローン契約書を郵送
  4. 契約書を返送
  5. 融資実行
  6. 学校への納付証明書を提出

■イオンアシストプランの申込の流れ

  1. ネットから申込(来店不要)
  2. 審査
  3. イオン銀行からローン契約書を郵送
  4. 契約書を返送
  5. 融資実行

イオン銀行教育ローンは、紙の申込書を提出しなければならないので、郵送もしくは来店の必要があります。

郵送の場合は、イオン銀行の窓口で申込書類をもらってくるか、資料請求で取り寄せることになるので、申込みの準備にやや時間がかかります。

また、融資後も「ちゃんと学校に融資を受けたお金を支払いました」という証明をするために、納付証明書を提出しなければなりません(借り換え時は不要)。

具体的には、学校から発行してもらう領収書や振込受領書などです。

詳しくは後述しますが、これら納付証明書を提出しないと、金利が引き上げられてしまうペナルティを受けてしまいます。

急ぎで融資を受けたい人は、金利はやや高くてもイオンアシストプランの方が良いかもしれません。

2つの教育ローンに共通するメリット・デメリット

眼鏡を掛けた男性

前述の通り、イオン銀行教育ローンとイオンアシストプランにはいくつもの違いがあります。

しかし、共通するメリットとデメリットもあります。

■イオン銀行教育ローン・イオンアシストプランに共通する特徴

  • イオン銀行の口座開設が必須
  • イオン銀行Myステージのスコアが加算される

まず、どちらの教育ローンも月々の返済はイオン銀行の口座から引き落としとなるので、イオン銀行の口座開設が必要です。

返済口座を三井住友銀行に指定する、などはできないので、早めに口座開設手続きをしておくことをおすすめします。

イオン銀行の口座開設はネットからも申し込めますが、最短でも2週間ほどかかります。

イオン銀行の店舗などでも開設できますが、キャッシュカードの受け取りは郵送になるので当日から利用し始めることはできません。

また、教育ローンをイオン銀行の口座と一緒に利用することで、「イオン銀行Myステージ」の優遇を受けることができます。

■イオン銀行Myステージとは

イオン銀行Myステージとは、イオン銀行の取引内容に応じて下記3つの優遇を受けられるサービスです。

  • ATM手数料
  • 振込手数料
  • 普通預金の金利

特に、普通預金の優遇金利は定期預金並みの高さになるので、貯蓄をしていきたい人にもおすすめです。

イオン銀行Myステージは、取引内容によって4つのステージに分かれます。

下記4つのステージのうち、イオン銀行のネットバンキングに登録した上で教育ローンに契約すれば、シルバーステージからスタートすることができます。

イオン銀行Myステージ

シルバーステージになるだけでも、ATM手数料や振込手数料を節約し、高金利の普通預金でお得に貯金ができるようになるので、メリットは大きいです。

イオン銀行教育ローンをより低金利に利用する方法

女性

イオン銀行教育ローンは、イオンアシストプランより低金利という点が魅力です。

しかし、実はさらに金利を引き下げる優遇もあります。

一方、手続きを怠ってしまうと金利引き上げになってしまうペナルティもあるので、注意が必要です。

まずは、金利をより低くする方法を見ていきます。

カードローン・住宅ローン契約者は金利引下げ

イオン銀行教育ローンは、カードローン、もしくはイオン銀行住宅ローンに契約していると、金利がさらに引き下げになります。

■イオン銀行住宅ローン 金利引下げになる契約条件

契約内容 適用金利 引下げ幅
カードローン 年2.8% -年1.0%
住宅ローン 年3.2% -年0.6%

※フラット35やつなぎローン、投資用マンションローンなどは優遇対象外です

金利が年0.6~1.0%下がると、まとまった金額の借入れだと利息差も大きくなります。

たとえば200万円を5年間で返済する場合、優遇なし金利の年3.8%で借り入れると、利息が約20万円ほどになります。

しかし、引き下げ後金利の年2.8%なら、利息を約15万円に抑えられます。

金利引き上げになってしまう場合も

電卓を持つ男性

一方、イオン銀行教育ローンは、逆に金利が引き上げとなってしまう条件もあります。

それは、融資後に提出しなければならない納付証明書類を出さなかった場合です。

教育ローンとして借入れたお金を学校に支払った、という証明が書類でできないと、金利を年5%プラスするというペナルティを受けてしまいます。

住宅ローンやカードローンに契約していて金利優遇を受けていた場合も、優遇が解除されます。

通常の教育ローン金利の年3.8%に年5%が加算されると、イオンアシストプランの最高金利と同じ利率になってしまい、教育ローンのメリットを大きく残ってしまいます。

そうならないためにも、融資後の書類提出は忘れずに行うことが望ましいです。

奨学金や国の教育ローンも比較検討を

奨学金と教育ローンの金利比較

イオン銀行の教育ローンは、銀行の中でも低金利です。

しかし上記の図解の通り、奨学金や日本政策金融公庫が扱う教育一般貸付、いわゆる国の教育ローンはさらに低い金利で利用できます。

学費を調達したいと考えている場合は、奨学金と国のローンとも比較検討することをおすすめします。

奨学金や国の教育ローンに関する、よくある悩みを下記にまとめてみました。

■よくある学費の悩み「入学金」

奨学金は入学金の支払いに間に合わないから、金利は高くても「教育ローン」で調達しなきゃいけない…

確かに、奨学金の多くは4月や5月から支給が始まるため、入学金の支払月に融資を受けられないことがあります。

推薦入試やAO入試など早い時期に試験を受けている場合、冬に入学金の納付をしなければいけない学校もあります。

しかし、学校が独自に運営している奨学金国の教育ローンなら入学金支払いに間に合うこともあります。

たとえば、国の教育ローンは申込みから約20日で振込をしてもらうことが可能です。

また、もっとも利用者が多い国の奨学金「日本学生支援機構(JASSO)」では、入学金の事前融資は行っていないものの、申請すれば入学月の特別増額ができる場合もあります。

■よくある学費の悩み「申請タイミング」

2回生から学費の支払いが厳しくなりそう。でも、奨学金って入学前以外にも利用できるの?

奨学金は、2回生以降からも利用できます。

たとえば、日本学生支援機構の奨学金には「在学採用」という、入学後に申し込めるコースがあります。

毎年春頃から申し込みが始まり、その年の秋くらいに振り込んでもらえることが多いです。

数ヶ月待つことが難しければ、イオン銀行などの民間教育ローンにくわえて、国の教育ローンも検討すると良いと思います。

奨学金と教育ローンの違いや、比較については下記記事をご参照ください。

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