金利・手数料比較

ネット銀行の外貨預金を手数料(為替コスト)で比較してわかったこと

手数料比較

外貨預金には、「手数料」がかかります。

しかし、振込手数料のように具体的な単価が決まっているわけではなく、為替レートに手数料がどれくらい乗せられているのかを測る為替コストで比較します。

為替コストは「スプレッド」と呼ばれることが多く、特にFX(外国為替証拠金取引)ではスプレッドと呼ぶことが主流です。

今回は、為替コストを比較してわかった、ネット銀行各社のについてまとめます。

↓外貨預金の手数料比較はこちらを参照ください。
外貨預金もできるだけ安く、ネット銀行10社の為替手数料を比較

ネット銀行の外貨預金 4つのメリット

ネット銀行が提供する外貨預金について比較検証してみて、下記5点のメリットがあることがわかりました。

■ネット銀行の外貨預金 5つのメリット

  • 手数料が安い
  • 為替手数料の引き下げがある
  • 500円から外貨積立ができる
  • 取扱通貨が多い

上記4点に関しては、メガバンクよりネット銀行の方がメリットが大きいです。

それぞれの特徴で1番おすすめのネット銀行も合わせて解説します。

手数料が安い

ジャパンネット銀行

ネット銀行は、外貨預金の手数料が比較的安いです。

主要5通貨(米ドル、ユーロ、ポンド、豪ドル、NZドル)の外貨預金手数料を比較した結果、住信SBIネット銀行ジャパンネット銀行が圧倒的にお得だとわかりました。

ジャパンネット銀行は国内初のネット銀行ですが、外貨預金は最後発です。2014年にスタートしたばかりの外貨預金は競争力が高く、為替手数料を業界最低水準に抑えたことで話題となりました。

住信SBIネット銀行は、ジャパンネット銀行とならぶ為替手数料の安さです。ATM手数料や振込手数料など、すべてにおいて強みを持つ、人気No.1のネット銀行です。

また、外貨預金に力を入れているソニー銀行も、手数料は低いです。ソニー銀行は外貨預金残高+投資信託残高に応じて3つの優遇ステージを提供しています。

通貨ごとの手数料比較ページはこちらです。
外貨預金もできるだけ安く、ネット銀行10社の為替手数料を比較

イオン銀行の外貨預金手数料は安い?

イオン銀行が米ドル・豪ドル・NZドルの外貨預金の取扱をスタートし、預入時の為替手数料が無料という特徴が注目されています。

しかし外貨を円に売却する時は、1通貨単位あたり最大50銭の為替手数料が発生するため、実質の為替手数料は最大25銭という計算になります。

為替手数料がやや高めの豪ドルNZドルの中では、25銭という為替手数料は安い方なのでイオン銀行もおすすめです。

為替手数料の引き下げがある

手数料優遇

先程少し触れましたが、一部のネット銀行ではソニー銀行のように、「優遇ステージ」を設けています。

各社の優遇システムでステージが上がるほど、為替手数料が安くなり、金利が高くなるメリットがあります。

優遇ステージを提供しているのは、ソニー銀行新生銀行の2社です。

試しに、為替手数料が最も安いジャパンネット銀行・住信SBIネット銀行と、優遇ステージがあるソニー銀行・新生銀行の「優遇ステージ最高ランクになった時の手数料」を比較してみました。

銀行名 米ドル ユーロ ポンド 豪ドル NZドル
ジャパネット銀行 5銭 14銭 30銭 30銭 30銭
住信SBIネット銀行 4銭以下 13銭以下 28銭以下 25銭以下 25銭以下
ソニー銀行 8銭 8銭 35銭 35銭 30銭
新生銀行 7銭 20銭 30銭 20銭 20銭

新生銀行は5通貨中、3つの通貨で為替手数料が最安値でした。

また、ソニー銀行のユーロの為替手数料の低さは抜きん出ています。他社の為替手数料が13~20銭のところを、約半分の8銭で提供しています。

500円から外貨積立ができる

外貨預金積立

ネット銀行は外貨積み立てを始められるスタート金額が低く、初めてでもお試ししやすいというメリットもあります。

外貨積み立てが少額で始められる代表的なネット銀行は、ソニー銀行です。

本来、外貨預金は最低1万円程度が必要となります。しかし、ソニー銀行では毎月500円から外貨預金の積立ができます。

お子様のお小遣い感覚で「外貨預金」がどういったものかを学べるので、資産運用だけでなく、外国為替や世界経済の興味をもつきっかけづくりにも役立つと思います。

ちなみに、ソニー銀行では12種類の通貨を取り扱っており、12ヶ国すべての通貨に外貨預金しても毎月6,000円からスタートできます。

これだけ多くの外貨を6,000円という少額からスタートできるのも、ソニー銀行の強みです。

取扱通貨が多い

外貨預金

銀行名 通貨数
ソニー銀行 12種類
じぶん銀行 8種類
楽天銀行 8種類
新生銀行 13種類
ジャパンネット銀行 9種類
大和ネクスト銀行 11種類

メガバンクや地銀などの外貨預金は、取扱通貨数の相場が5~6通貨くらいです。

一方、ネット銀行は上記の通り、10種類前後の外貨を扱っています。

米ドルなどの主要な外貨からマイナーだけど高金利な新興国の通貨まで、幅広く選ぶことができます。

外貨預金の通貨数が最も多いのは、新生銀行です。

ネット専業銀行ではないので、シンガポールドルやノルウェークローネといったマイナー通貨の取り扱いもあります。

また、特殊な通貨の取り扱いでは、じぶん銀行が「韓国ウォン」の外貨預金を扱っています。

韓国ウォンは比較的高金利ですが、扱っている銀行が少ない通貨です。

ネット銀行の為替手数料は安い

ネット銀行

都市銀行(メガバンク)などと比較すると、ネット銀行の外貨預金はFXに引けを取らないくらい為替コストが低いことがわかります。

大手銀行よりも外貨預金の手数料が安く、かつ金利が高いので、長期の運用では大きな差が出ます。

業界動向を見ていると、ジャパンネット銀行やイオン銀行の外貨預金サービス新規参入をはじめ、さまざまなネット銀行が今後外貨ビジネスに力を入れていく方針です。

今後さらに、低コスト化、高金利化が進む可能性も秘めていると言えます。

■今日のまとめ

住信SBIネット銀行
為替コスト業界最安の最強ネット銀行。

ジャパンネット銀行
住信SBIネット銀行に次いで為替コストが低い。

ソニー銀行
500円からの外貨積立。優遇ステージで手数料が安くなる。

新生銀行
優遇ステージで豪ドル、NZドルの手数料が最も安い。取扱通貨が多い。

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