2022年版/ネット銀行の普通預金金利を比較 ランキングTOP8

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普通預金金利ランキング

ネット銀行の普通預金は、メガバンクや地方銀行と比較して高金利な傾向があります。

なかにはメガバンクの10倍以上の高金利で、定期預金を上回る普通預金金利のネット銀行もあります。

普通預金はいつでも自由に入出金できるため、手軽かつ少しでもお得にお金を預け入れておきたい人には、ネット銀行がおすすめです。

普通預金金利が高いネット銀行のパターンを大まかに分けると、3パターンあります。

■普通預金金利が高いネット銀行の仕組み

標準の金利が高い
キャンペーンや取引内容にかかわらず、金利を高めに設定している銀行。
例:オリックス銀行
取引が多いと金利が上がる
一定以上の取引を行う利用者に、優遇金利を提供する銀行。
例:イオン銀行、PayPay銀行
証券口座との連携で金利を優遇
同じグループの証券口座と連携するだけで、金利を優遇する銀行。
例:GMOあおぞらネット銀行、楽天銀行、住信SBIネット銀行

今回は、上記いずれかに当てはまる、普通預金におすすめのネット銀行を比較しました。

普通預金金利が高いネット銀行ランキング

ここでは、預金資産残高100万円以下の場合を前提として、普通用金金利をランキング形式でまとめています。

預金金利は変動するので、最新の金利は公式サイトでご確認ください。

1位:あおぞら銀行BANK

あおぞら銀行

取引条件なしで定期預金並みの好金利最新の金利はこちら

GMOあおぞらネット銀行とは別に、実店舗として運営する「あおぞら銀行」という銀行もあります。

あおぞら銀行は「BANK」で口座をネット開設すると、預金金利が大幅にアップします。

今まではネット定期預金がトップクラスの金利でしたが、今は普通預金の金利も定期預金くらいの水準まで高くなっています。

一番のメリットは、口座を開設している人全員が好金利になるという点です。

上記で説明した通り、イオン銀行は取引ランクを上げたり、GMOあおぞらネット銀行が証券口座の開設したりしないと、普通預金金利が上がりません。

しかし、あおぞら銀行BANKの普通預金は、条件なしで誰でも高い金利が適用されます。

貯金のための銀行口座を作りたい、できるだけシンプルなネット銀行が良いという人にも、あおぞら銀行BANKはおすすめです。

また、あおぞら銀行はゆうちょ銀行ATMが手数料無料で使えるので、近くにゆうちょATMがある人にとっても便利です。

あおぞら銀行BANKの詳細はこちら

2位:GMOあおぞらネット銀行

GMOあおぞらネット銀行

証券コネクト口座を利用するだけで高金利に最新の金利はこちら

GMOあおぞらネット銀行は、2018年7月からスタートした新しいネット銀行です。

普通預金口座のひとつである「証券コネクト口座」を利用すると、イオン銀行Myステージと同水準の普通預金金利になります。

証券コネクト口座とは、GMOあおぞらネット銀行の普通預金口座と、ネット証券「GMOクリック証券」の証券口座を連携して利用するサービスです。

イオン銀行Myステージが取引内容に応じて金利が変動するのに対し、GMOあおぞらネット銀行の証券コネクト口座は「利用するだけ」で金利が大きく引き上げられます。

GMOあおぞらネット銀行はもちろん、GMOクリック証券の口座開設や口座維持費用も完全無料なのも、大きなメリットです。

もし証券口座を使う予定がなければ、そのまま使わなくても問題ありません。

GMOあおぞらネット銀行 詳細はこちら

3位:楽天銀行

楽天銀行

マネーブリッジの優遇金利が高い最新の金利はこちら

楽天銀行の普通預金金利はメガバンクと同水準のため、ネット銀行のなかでも低いです。

しかし、楽天の運営している楽天証券の口座を開設して「マネーブリッジ」を適用すると、優遇金利によって普通預金金利が大きく引き上がります。

銀行口座と証券口座を連携する仕組みは、GMOあおぞらネット銀行の証券コネクト口座と似ています。

また、楽天銀行もキャッシュカード一体型のデビットカードを発行しています。ポイント還元率は1.0%と非常に高く、ポイ活したい人にも向いています。

楽天市場でよく買い物をする人は、JCBデビットがおすすめです。楽天市場で楽天銀行JCBデビット決済すると、ポイント還元率が2倍になります。

楽天市場の利用頻度が低く、カードブランドにこだわらないなら、使えるお店が多いVISAかMastercardがおすすめです。

楽天銀行の口座開設はこちら(無料)

4位:イオン銀行

イオン銀行

「イオン銀行Myステージ」優遇金利最新の金利はこちら

イオン銀行の通常の普通預金金利は、さほど高くありません。優遇サービス「イオン銀行Myステージ」でステージを上げ、優遇金利が適用されると、有利な預金金利になります。

イオン銀行Myステージの優遇金利はあくまでも「普通預金」扱いなので、いつ引き出しても定期預金のようなペナルティはありません。

しかし、イオン銀行Myステージの優遇金利も、やや下がりつつあります。かつてはイオン銀行Myステージの最高ステージに到達すると、楽天銀行やGMOあおぞらネット銀行より高い金利が適用されました。

現在は、イオン銀行Myステージで最高ランクに到達しても、優遇金利はマネーブリッジと同水準までしか上がりません。最高ランクに到達するための取り引きが必要なぶん、マネーブリッジよりハードルは高めです。

一方、クレジット決済やWAON決済をよく使う人は、日々の買い物だけでもステージを上げられる可能性があります。

イオン銀行のクレジット機能付きキャッシュカード「イオンカードセレクト(年会費無料)」を買い物で使うと、利用額に応じてステージアップスコアが加算されます。

イオンモールやマックスバリュなど、イオングループのお店をよく利用する人は、ポイントアップも受けられます。イオンユーザーが持っておいて損はないカードです。

イオン銀行 口座開設はこちら(無料)

5位:PayPay銀行

PayPay銀行

預金資産に応じて金利が変動最新の金利はこちら

PayPay銀行は、Yahoo!JAPANと三井住友銀行が中心となり設立され、その後Yahoo!JAPANグループに入った日本初のネット銀行です。

PayPay銀行の普通預金金利は、預金資産残高に応じて変わるのが特徴です。

また、Yahoo!やTポイントサービスとの相性が良く、PayPay銀行のデビットカードで決済するとTポイントが貯まったり、ヤフオクでポイント還元を受けられるなどのメリットもあります。

キャッシュカードにはVisaデビット機能が標準搭載されているので、口座開設をするだけでデビットカードを持つことができます。

PayPay銀行 口座開設はこちら(無料)

6位:住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行

証券口座の特別金利がそこそこ高い最新の金利はこちら

通常の普通預金金利は平均的ですが、「SBIハイブリッド預金」を設定すると、ネット銀行のなかでも平均以上の普通預金金利に生まれ変わります。

SBIハイブリッド預金の仕組みは、GMOあおぞらネット銀行・楽天銀行と同じ、銀行口座と証券口座の連携です。

住信SBIネット銀行の普通預金口座と、SBIグループが運営している「SBI証券」の証券口座を開設するだけで、金利が優遇されます。

最近は、GMOあおぞらネット銀行や楽天銀行、イオン銀行の優遇金利よりやや低金利で、押され気味の印象です。

よって、最近の住信SBIネット銀行の強みは「外貨預金」にシフトしつつあります。

住信SBIネット銀行の外貨預金は、為替手数料が低く高金利なので、普通預金よりもさらに大きな利息を得ることができます。

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7位:オリックス銀行

オリックス銀行

大口の定期預金の方がおすすめ最新の金利はこちら

オリックス銀行は、定期預金金利が突出して高いネット銀行です。

普通預金もメガバンクよりは高いですが、定期預金のメリットの大きさが目立つので、定期預金の振替用にしか使っていない人も多いです。

オリックス銀行の定期預金は、50万円以上から受け付けている大口取引専門です。

まずは普通預金で、定期預金に預け入れるためのお金を貯めます。50万円を超えたら2週間定期預金に移し、100万円を超えたら1年以上の定期預金に移すと、効率よく運用できます。

特に、オリックス銀行は1年以上の定期預金の金利が高いので、中長期的な運用を考えている人におすすめです。

8位:セブン銀行

セブン銀行

金利が低くなってきている最新の金利はこちら

コンビニATM設置台数No.1のセブン銀行は、かつては通常の普通預金も金利が高いと話題でした。

しかし今は金利が下がりつつあり、ネット銀行のなかでは目立つ存在ではなくなってきました。

とはいえ、セブンイレブンなどでお得に使える電子マネーnanaco(ナナコ)が貯まりやすいなど、セブン&アイホールディングスをよく利用する人にとってのメリットは多いです。

たとえばセブン銀行は、年会費無料のデビット機能付きキャッシュカードを発行しています。

デビットカードで支払った金額に対して、最大1.0%のナナコポイントを還元してくれるため、ポイントを貯めたい方にもおすすめです。

イオン銀行・GMOあおぞらネット銀行・楽天銀行に注目

携帯を操作する男性

マイナス金利の影響もあり、多くのネット銀行では普通預金金利も下がりつつあり、利息がほとんど期待できない状況になっています。

そのような状況で特に目を引くのが、イオン銀行・GMOあおぞらネット銀行・楽天銀行の3行です。

イオン銀行は、ランク制の優遇サービス「イオン銀行Myステージ」でランクを上げると、金利がどんどん上がります。

GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行は、証券口座との連携をするだけで普通預金金利が優遇されます。

このように比較すると、取引内容に関係なく金利が上がるGMOあおぞらネット銀行・楽天銀行がお得に感じます。

しかし実際には、取引額が少なくても、イオン銀行の金利を大幅アップする方法があります。

たとえば、イオン銀行のネットバンキング(Web上で残高照会などができる無料サービス)に登録した上で、カード決済を1円以上行うだけでも、上記2行と同水準の金利に引き上がります。

イオン銀行は、クレジットカード一体型のキャッシュカード「イオンカードセレクト」を持つだけでもランクアップのスコア加算になるので、カード決済をうまく利用するとステージが上がりやすいです。

入会費・年会費無料で発行できるので、イオン銀行を利用している人の約半数がイオンカードセレクトを持っています。

イオン銀行の公式サイトはこちら

この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
ネット銀行100の活用術の初代管理人です。低コストで便利なネット銀行を、多くの人に知ってもらうため、2012年にサイトを立ち上げました。貯金の方法やお金に関する知識をわかりやすく解説します。

より良い情報をお届けするため、川原裕也 がメンテナンスを担当いたしました。(2024年3月11日 更新)

ありがとうございます。

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