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定期預金について知っておきたいこと!満期解約と中途解約について

定期預金

定期預金のメリットは、一定期間お金を銀行に預けることで、普通預金より高金利で運用できることです。

手数料もかからないので「とりあえず使い道のないお金」の運用先として、定期預金は幅広く利用されています。

従来は、定期預金をするには銀行の窓口に足を運ぶ人が多かったですが、最近はスマホから簡単に定期預金を利用できるようになりました。

そこで今回は、より身近な存在になりつつある定期預金を、初心者でも最大限お得に運用できる方法を解説します。

定期預金について知っておきたいこと

定期預金をしたことがない人が、意外と知らない定期預金のポイントを5つ解説します。

定期預金の特徴を理解することで、初めて定期預金を利用する時もフル活用できます。

原則として満期まで預金

積み木とカレンダー

定期預金は原則として、最初に預け入れる時に預入期間を決めます。

この預入期間のことを、「満期」と言います。

1ヶ月、1年、3年など、最初に決めた満期まで預金をすることが基本的なルールで、これが普通預金との一番の違いです。

普通預金は期間を定めずに、いつでも入金・出金ができます。しかし、その分受け取れる利息は少ないです。

定期預金は満期がある代わりに、普通預金よりも高い金利で預金することができるのがメリットです。

基本的には、満期までの期間が長くなるほど金利は上がります。

長期の定期預金だと10年定期などがあるので、お子様の将来の資金として長期の定期を活用する方も多いです。

中期的な定期預金だと、3ヶ月・1年・5年あたりを選ぶ人が多いです。

手数料はかからず元本保証

安心

定期預金は元本保証で、預けたお金がマイナスになることはないので安心です。

例えば、5万円を定期預金に預けたら、5万円より増えることはあっても減ることは絶対にありません。

日本にはペイオフ(預金保護制度)という制度があり、万が一銀行が破綻してしまっても合計1,000万円までの円預金は補償してもらえます。

円定期預金の場合、元本と利息がペイオフの対象です。

一方、外貨預金や外貨定期預金は円預金より高金利ですが、対象外です。

満期時の取り扱い方法は3つ

3

定期預金へ申込む時には、預入期間が満期になった時にどのような取扱をするか選びます。

満期時の取扱いは3種類あり、途中で変更することもできるので安心です。

定期預金の中では最も効率良く利息を増やしていけるのは、元利金継続型です。

元利金継続型(自動継続型)

元金と利息の両方を、預入時と同じ期間の定期預金で自動継続します。

例えば、1年定期の場合、満期日が来たら自動的に再度、元金と利息を1年定期で運用します。

元金と利息が両方とも半永久的に運用されるので、複利効果で雪だるま式に利息が増えていくのが、この方法です。

元金継続型(自動継続型)

満期を迎えると、元金だけが同期間の定期預金として継続され、利息は自動的に普通預金口座に入金(払い戻し)されます。

例えば10万円の1年定期を組んだ場合、1年ごとに利息が受け取れます。

そして、1年ごとに定期預金が自動継続されますが、定期預金口座に入金される元金はずっと10万円のままです。

自動払戻し型

定期預金が満期を迎えたら、自動継続せずに終了します。

定期預金で預けていた元金・利息ともに、普通預金口座に移動します。

定期預金を解約する場合は、「自動払い戻し型」を選択・変更するか、中途解約すればOKです。

たとえば1年定期を自動継続していた場合、1年1ヶ月で中途解約すると1年分は満期を迎えているので、1ヶ月分だけが中途解約扱いとなります。

利払い方法は「複利」を選ぶ

財布を持つ女性

利払いとは、利息が支払われる仕組みのことです。

利払いの方法は、大きく分けて単利型複利型の2つがあります。

利払いの条件は、銀行や定期預金の種類によって決まっていることがほとんどで、自分で選択できることは少ないです。

運用効率が良いのは「複利型」なので、なるべく複利型の定期預金を選ぶことをおすすめします。

単利と複利の違い
単利とは
1年や半年などの一定期間ごとに、利息が支払われる
例:3年定期…1年ごとに3回に分けて利息の支払いを受け取り
複利とは
満期時に利息が一括で支払われる
例:3年定期…利息は3年間受け取れないが、満期時にまとめて利息と元金を受け取り

たとえば、100万円を年率0.5%の定期預金に預け入れる場合を考えてみます。

1年「単利」の場合、1年ごとに利息を受け取ることになるので、毎年100万円×0.1%=5,000円の利息を受け取ります。

1年定期でも10年定期でも、年ごとにもらえる利息の金額は変わりません。

一方、1年「複利」だと、毎年「元金+昨年までの利息」の金額に対して利息がかかっていくので、預入期間が長いほど利息が増えていきます。

■1年複利のイメージ

預入期間 利息
1年目 100万円×0.5%=5,000円
2年目 (100万円+5,000円)×0.5%=5,025円
3年目 (100万円+5,000円+5,025円)×0.5%=5,050円
4年目 (100万円+5,000円+5,025円+5,050円)×0.5%=5,075円
5年目 (100万円+5,000円+5,025円+5,050円+5,075円)×0.5%=5,100円

上記ではわかりやすく1年ごとの複利で計算しましたが、複利タイプの定期預金は「半年複利」が多いです。

6ヶ月単位で複利計算を行うので、1年複利よりさらに利息が上がりやすいです。

同じ金利の定期預金で、半年複利と1年複利があるなら、半年複利を選んだ方がお得です。

中途解約でも手数料は取られない

定期預金の解約手数料

定期預金の最大のデメリットは「(原則として)満期まで預金する」というルールがあることです。

途中で解約したら解約手数数などのペナルティを取られるんじゃないか、と思っている人も多いです。

しかし実は、定期預金を中途解約しても解約手数料は取られません。

冒頭でも触れた通り、円定期預金はあくまでも元本保証なので、途中で解約しても最初に預け入れた金額を下回ることはありません。

では、中途解約するとどうなるのかというと、多くの場合は預金金利が低くなるだけです。

中途解約すると「中途解約利率」という、普通預金と同じくらいかやや低めの金利が適用されます。

金額が少ない定期預金であれば、最初に預け入れた金額はほぼそのままで返ってくることも多いです。

ペナルティや元本割れがないという意味では、万が一急にお金が必要になったら定期預金を中途解約しても問題ありません。

※特殊な定期預金の中には、解約手数料がかかるものもあります(高金利な仕組預金など)。

詳しくはこちらの記事もご参照ください。

参考記事:定期預金の解約手数料についてどれくらい損なのか調べてみました

最近は2週間定期なども人気

2週間定期預金

また、最近は2週間定期預金という、超短期定期預金も登場しています。

従来の何年も預け入れる定期預金のイメージをくつがえす、普通預金のような感覚て気軽に預け入れられる定期預金です。

2週間定期を扱う代表的な銀行は、オリックス銀行などです。

普通預金より高い金利で運用できる上に2週間単位で満期を迎えるので、最大2週間待てばペナルティなしで解約できます。

2週間定期のおすすめの運用方法は、満期時の取扱を「元利金継続型」にして申込むことです。

いざというときは2週間単位で引き出せる上に、2週間ごとに利息がどんどん増えていくので長期的な運用もお得だからです。

まさに2週間定期は、「すぐには使わないけど、いつか使うかもしれないお金」をとりあえず預けておくのに最適です。

また、もし中途解約をしたとしても、数日間分しか中途解約利率が適用されない点も便利です。

例えば、2週間定期を「4週間と3日」で解約した場合、4週間分は通常の預金金利の利息がバックされ、3日分だけ中途解約利率になります。

参考記事:オリックス銀行に優位性あり!2週間定期預金金利ランキング

高金利の「普通預金」も増えつつある

女性

かつて定期預金は「長い間使い道がないお金を預ける」という敷居が高いイメージがありましたが、今は決してそんなことはありません。

2週間や1ヶ月という短期定期なら、普通預金と同じ感覚で手軽に活用できます。

また、実は定期預金は中途解約のデメリットも少ないので、万が一お金が必要になったら、途中で解約してしまって問題ありません。

しかし今は、短期定期預金より便利な「普通預金」も増えてきています。

たとえば、2018年7月にサービスを開始したネット銀行「GMOあおぞらネット銀行」では、定期預金を上回る金利で普通預金が運用できます。

しかし、あくまで普通預金なので、満期や中途解約などを気にせず、いつでも入金・出金ができる点は大きなメリットです。

GMOあおぞらネット銀行のような高金利な普通預金を、普段使い用のメインバンクと分けて「貯蓄用口座」として持つ人も増えてきています。

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