3分で理解する、恐るべきセブン銀行のビジネスモデルとは?

セブン銀行

セブン銀行は、コンビニATM設置台数No.1を誇るネット銀行です。
私自身も日常的にセブンイレブンのATMを利用しています。

セブン銀行は、ネットバンキングや定期預金が利用できるなど、通常利用する場合は他のネット銀行となんら変わりはありません。

しかし、セブン銀行はとても特殊なネット銀行で、独自のビジネスモデルを展開しています。実はセブン銀行のお客さんは私たちではなく、「他社の銀行」なんです。

銀行業務を行わないセブン銀行

一般的な銀行で行われている業務と言えば、預金サービスの他に、融資サービス、住宅ローン、外貨預金、投資信託の販売と言ったものが思い浮かびます。

しかし、セブン銀行ではそれらの銀行業務を行なっていません

セブン銀行の法人口座は、同社の集金サービスを利用してくれる会社に限定して利用でき、一般には募集していません。

そして、少額ローンの業務は行なっているものの、住宅ローンや外貨預金など、銀行の主要業務には手を付けていないんです。

セブン銀行はATMで稼ぐ

では、セブン銀行はどうやって儲けているのでしょうか?
答えは、「セブン銀行はATMで稼いでいる」です。

ATMを収益源にしているからこそ、冒頭で説明したように、セブン銀行はコンビニATM設置台数No.1なのです。

提携銀行から手数料を稼ぐビジネス

セブン銀行のビジネスモデルは「ATMの手数料収入」ですが、手数料を支払うのは私たちではなく、提携している銀行です。

例えば、ソニー銀行住信SBIネット銀行なら、入金・出金ともに何度でもATM手数料は無料で使えます。(参照:セブンイレブンATMを24時間いつでも手数料無料で使う方法

セブン銀行ATMは、設置台数と提携銀行の多さから、利便性はピカイチです。
私たちは、セブンイレブンのATMを使って、例えばソニー銀行からお金を出金します。
その時、「ソニー銀行がセブン銀行に対して利用手数料を支払う」仕組みになっています。

セブン銀行よりもセブンイレブンATMがお得に使える銀行」にも書いたように、セブン銀行のキャッシュカードをセブンイレブンATMで使うと、時間帯によって手数料がかかるんです。

なぜ、セブン銀行よりもソニー銀行の方がセブンイレブンATMをお得に利用できるのかというと、「セブン銀行にとってはソニー銀行のキャッシュカードを使ってもらったほうが都合が良いから」なんですね。

人件費がかからない

融資業務を中心としている銀行の場合、「住宅ローンの審査担当者」や「窓口業務の人」が必要です。また、融資したお金が焦げ付いて返ってこないリスクもあります。

しかし、セブン銀行はリアル店舗を持たず、ATMが1台コンビニに置いてあるだけなので、銀行を運営するにあたっての人件費が大きく削減できます。

まとめ

セブン銀行は普通のネット銀行とは違い「ATMのことなら俺に任せろ!」というビジネスモデルで利益を生み出しています。

ジャパンネット銀行や楽天銀行を始めとするネット銀行は、独自のATMを一切持っていないところが多いので、セブン銀行は一番都合の良い提携相手になるわけです。

この、銀行同士の提携関係が、私たちにとって大きな利便性の向上に繋がり、「24時間いつでもATM手数料無料」というメリットをもたらしているんですね。

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