ネット銀行活用法

セキュリティ強化!ネット銀行のワンタイムパスワードを比較してみた

セキュリティ

ネット銀行はセキュリティが心配、という人はまだまだいると思います。

しかし実際は、ネットに特化しているネット銀行の方が、セキュリティが厳重な場合も多いです。

たとえば、現在セキュリティ対策で最も一般的なワンタイムパスワードは、ネット銀行でもスタンダードになってきています。

ワンタイムパスワードとは、1回きりの使い捨てパスワードを取引のたびに発行する仕組みで、ログインIDやパスワードが漏れてしまっても不正被害に遭わずにすみます。

ワンタイムパスワードには、主に下記3パターンの種類があります。

■ワンタイムパスワードの種類

  1. セキュリティトークン
  2. 登録メールアドレスにワンタイムパスワードを送信
  3. スマホアプリ

今回は、ネット銀行のセキュリティ対策について、各社の取り組みを比較してみたいと思います。

ネット銀行のセキュリティ対策

現在、最もセキュリティ効果が高いのは「トークン方式」と言われています。

トークンアプリを提供している銀行もあれば、ワンタイムパスワードを都度発行できる電子カードを配布する銀行もあります。

ちなみに、メガバンク大手の三菱UFJ銀行は「アプリ方式」を採用し、ゆうちょ銀行は「カード式のトークン」を採用しています。

トークンのカードは、口座開設をした人には無料で配布してもらえるので安心です。

では、主要なネット銀行のセキュリティ対策について見てみます。

ソニー銀行

ソニー銀行

ソニー銀行は、「トークン方式」と「合言葉方式」の2種類から、好きな方を選択できます。

しかし、合言葉方式よりもトークン方式のほうがセキュリティ性が高いので、個人的にはトークンをおすすめします。

ソニー銀行のトークンは、デジタル液晶の付いたキーホルダー型のパスワードキーです。

液晶に表示されているワンタイムパスワードが数分ごとに変わります。

もしパスワードが漏れても、一定時間が経つとワンタイムパスワードは使えなくなるので個人情報が漏れる可能性は非常に低いです。

→ソニー銀行 詳細はこちら

ジャパンネット銀行

ジャパンネット銀行

ジャパンネット銀行は、国内で最初に「トークン」を導入したことで知られています。

かつてはソニー銀行と同じくキーホルダー型のトークンを採用していましたが、現在はより持ち歩きやすいカード型に切り替わっています。

ジャパンネット銀行のカード型トークン

カードに液晶パネルが埋め込まれていて、そこにワンタイムパスワードが表示される作りです。

「キーホルダータイプのトークンは持ち歩きづらい」と感じていた人も、カード型なら携帯しやすいと思います。

このように、ジャパンネット銀行は国内初のネット銀行だけあって、セキュリティ意識はかなり高い印象です。

ジャパンネット銀行は日本で最も運用歴の長いネット銀行ですが、不正送金被害が一件も出ていないという実績があります。

トークンによるワンタイムパスワードの他にも、口座番号・パスワード・IDとログイン時に必要な情報を3重にすることができたり、安全度はかなり高いです。

ネット銀行のセキュリティ的に不安がある人は、まずジャパンネット銀行からスタートしてみることをおすすめします。

→ジャパンネット銀行 詳細はこちら

じぶん銀行

じぶん銀行

じぶん銀行は、「スマホ認証」というアプリを使った方法を採用しています。

じぶん銀行のスマホアプリでワンタイムパスワードを形成し、振込などのネット取引の際に承認する仕組みです。

パソコンからの振込だと、パソコンから振込手続きをしてスマホで認証する2経路認証となるので、よりセキュリティが厳重になります。

この方法はパスワードの入力の必要がないので手軽で、セキュリティ性も高いです。

最近は、アプリを使った認証方式を採用する銀行が増えています。

トークンのように持ち歩く手間もないので、利便性とセキュリティ性の両方を考えるとこの方法が一番良いかもしれません。

→じぶん銀行 詳しい情報はこちら

イオン銀行

イオン銀行

イオン銀行は、「確認番号方式」と「ワンタイムパスワード(メール送信)」の2種類から選択できます。

確認番号方式とは、キャッシュカードの裏面に記載されているいくつかの番号を、取引のたびに見ながら入力する方法です。

しかし、この方法は手間がかかるので、頻繁に取引をする人にとってはおすすめできません。

一方、メール送信方式のワンタイムパスワードは、セキュリティも高く手元にキャッシュカードがなくてもOKなので便利です。

ただ、パソコンのメールアカウントのパスワードが盗まれてしまうリスクには備えられないという点では、「トークン方式」のセキュリティにはやや劣ります。

不正送金被害はどんどん巧妙になっており、実際にこの手口で不正送金被害にあったという事例が存在します。

しかし、こういった事例は大手メガバンクのネットバンキングの方が被害が大きいので、ネット銀行だから危ないということではありません。

→イオン銀行の詳細はこちら

住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行も同様に、「確認番号方式」と「アプリ認証方式」の2つから、好きな方法を選ぶことが可能です。

アプリを使った認証方式を一番最初に開発したのは住信SBIネット銀行で、SBIではこの方法を「スマート認証」と呼んでいます。

パソコンで振込操作を行うとスマホ側に通知が発生し、スマホアプリを立ち上げて「取引承認」ボタンを押せば完了です。

確認番号方式のように、キャッシュカードを取り出して番号を入力する必要ないのでスムーズです。

三菱UFJ銀行もアプリ認証方式を採用していますが、UFJの場合は「アプリにワンタイムパスワードが表示される」方式です。

しかし、住信SBIネット銀行の場合は「承認」ボタンをタップするだけなので、より簡単かつ安全に取引を行うことが可能です。

→住信SBIネット銀行の詳しい情報はこちら

楽天銀行

楽天銀行

楽天銀行は、「合言葉認証」「ワンタイム認証(パソコンログイン時)」「メールアドレス認証」「セキュリティカード制限(キャッシュカード裏の乱数表)」が利用できます。

トークンやスマホ認証は扱っていませんが、下記のログイン制限をあわせて利用することでセキュリティを強化できます。

■楽天銀行のログイン制限サービス

モバイルアクセス制限
携帯・スマホからのログインを制限できるシステムです。モバイルからのログインを一切禁止することも、端末登録したスマホからだけログインできるようにすることもできます。
IP制限サービス
事前に登録したIPアドレス以外からのログインを制限するシステムです。最大5個までプロバイダを登録できるので、自宅や職場などを複数登録しておくと便利です。

楽天銀行の認証サービスはスマホよりパソコンの方が厳重なので、スマホ取引については「モバイルアクセス制限」でセキュリティを強化することをおすすめします。

しかし、よりセキュリティに重きを置くならトークン方式などに切り替えるほうが安心です。

→楽天銀行 詳細はこちら

セブン銀行

セブン銀行

セブン銀行は最もローテクで、いまだに「確認番号方式」しか使えません。

法人向けには「トークン」を発行しているのですが、個人向けは確認番号のみです。

セブン銀行ネットバンキングを始める際に、セブン銀行のキャッシュカードの裏側の乱数表を見ながら番号を入力します。

確認番号方式は、スマホと分離された番号を入力するので安全ですが、コンピューターウイルスなどで乱数表も抜き取られてしまうと意味がありません。

そう考えると、確認番号方式は決してセキュリティが高い方法とはいえません。

メール送信方式のワンタイムパスワードと同等のセキュリティと言えます。

安全性が高いネット銀行ベスト3

安心

セキュリティ内容や、不正利用被害がないという実績をふまえて、安全なネット銀行3行を選んでみました。

■セキュリティ重視の人におすすめのネット銀行

  1. ソニー銀行
  2. ジャパンネット銀行
  3. じぶん銀行

ソニー銀行とジャパンネット銀行はトークン方式、じぶん銀行はスマホ認証を取り入れています。

安全性重視なら、スマホやパソコンと切り離してワンタイムパスワードを発行できるトークン方式が一番おすすめです。

キーホルダータイプが良い人はソニー銀行、カードタイプがいい人はジャパンネット銀行が便利です。

また、じぶん銀行はスマホ完結で取引ができることが強みのネット銀行なので、スマホアプリで認証を行えます。

これらのセキュリティ方式は最近のトレンドになりつつあるので、いち早く導入しているこの3行は安全性が高いと言えます。

ちなみに、トークン方式とスマホ認証方式は、ゆうちょ銀行や三菱UFJ銀行といった大手も導入しています。

しかし実は、今まで大手銀行はネット銀行以上に不正送金被害が多いので、「大手だから安心」ということはありません。

おそらく、大手銀行のほうが口座数や預金残高が多いため、ターゲットになりやすいのだと思います。

そう考えると、どちらかと言えばネット銀行の方が安全とすら言えるかもしれません。

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