SBIハイブリッド預金と楽天銀行マネーブリッジを比較してみた

SBIハイブリッド預金とマネーブリッジの比較

普通預金利息が5倍になる優遇サービス「SBIハイブリッド預金」と「楽天マネーブリッジ」は、名称こそ違いますが、基本的にサービス内容はまったく同じです。

どちらもデメリットはなく、無料で利用できますが、その破壊力は抜群。
SBIハイブリッド預金(楽天マネーブリッジ)を申し込むと、普通預金金利が倍以上に優遇され、ネット銀行の中でも最高水準の金利が付与されます。(他社の定期預金より高いです・・・)

SBIハイブリッド預金(楽天マネーブリッジ)を簡単に説明すると、「銀行口座と証券口座の両方を開設してくれたお客様への優遇サービス」という感じです。

SBIハイブリッド預金

SBIハイブリッド預金は、ネット銀行の「住信SBIネット銀行」とネット証券の「SBI証券」の連携サービスです。銀行と証券の資金移動がスムーズに行えることで、以下のメリットがあります。

住信SBIネット銀行の口座から、SBIハイブリッド預金に「振替」を行うと、SBI証券の株式買付代金として利用できます。(株式の購入代金をすぐに確保できるメリットがあります)

逆に、SBI証券にて保有株を売却した際の利益を、「振替」にてすぐに住信SBIネット銀行に移動させることができます。(株式売却益の出金がスムーズにできるメリットがあります)

「振替」は24時間手数料無料で、ワンクリックで完了します。

そして何より、銀行・証券の口座を作ることで、特別優遇金利を得られます。

SBIハイブリッド預金の利用には、SBI証券への口座開設が必要です。
しかし、株式投資に興味がなければ、証券口座はそのまま放置しておいても問題ありません。

SBI証券は口座数No.1のネット証券最大手です。
口座開設・維持手数料などは一切無料です。

SBIハイブリッド預金の利用手順

①住信SBIネット銀行に口座開設(無料)

②SBI証券に証券口座を開設(無料)

③住信SBIネット銀行より「SBIハイブリッド預金」の利用申込をおこなう。(無料)

SBIハイブリッド預金の利用にかかる手数料は完全無料です。

楽天マネーブリッジ

楽天マネーブリッジ

マネーブリッジも、SBIハイブリッド預金とまったく同じ仕組みです。
こちらは、楽天が提供しているサービスなので、ネット銀行「楽天銀行」と、ネット証券の「楽天証券」との連携サービスとなります。

楽天銀行に預けたお金を、マネーブリッジに振替えることで、すぐに楽天証券での株式購入費に使うことができます。

楽天証券で保有株を売却した場合、証券口座の資金をマネーブリッジに振替えることで、すぐに楽天銀行から出金できます。

振替作業は24時間いつでも、手数料無料でワンクリックで完了です。
ちなみに、楽天銀行のマネーブリッジは、すでに利用者数10万人を突破しています。

マネーブリッジの利用手順

①楽天証券に証券口座を開設(無料)

②楽天銀行に口座開設(無料)

③楽天銀行より「マネーブリッジ」の利用申込をおこなう。(無料)

マネーブリッジの利用にかかる手数料は完全無料です。

2つのサービスの違いは?

基本的にはどちらも全く同じサービスだと思って問題ありません。
しかし、2つほど決定的に違っている部分があります。

両者の違いを一言で説明すると、「SBIハイブリッド預金は証券口座扱いに近い存在」で、「マネーブリッジは銀行口座扱い」であることです。

利便性が高いのはマネーブリッジ

SBIハイブリッド預金は、「証券口座扱いに近い存在」です。
よって、住信SBIネット銀行から出金をしたい時は、ネットなどから一度「ハイブリッド預金 → 普通預金」という振替作業をする必要があります。これが意外と面倒だという人もいます。

無料で発行できる「SBI証券ATMカード」を使えば、SBIハイブリッド預金から直接出金することも可能です。しかし、SBI証券ATMカードには、「5,000円以上1,000円単位での利用」、「1日あたり50万円まで」、「利用できるATMはセブン銀行・ゆうちょ銀行のみ」といった制限が付いています。

また、SBIハイブリッド預金は「証券口座扱いに近い存在」なので、クレジットカードの引落口座や口座振替に利用することができません。

逆に、楽天銀行のマネーブリッジは、銀行口座扱いなので、これらのデメリットがありません。
マネーブリッジから直接お金を出金することもできますし、クレジットカードの支払いや口座振替に使うこともOKです。

このような理由から、「マネーブリッジの方が利便性が高い」と言えます。

利回りが良いのはハイブリッド預金

2つめの違いは、「利払日」です。
住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金は、普通預金と同じ「利払いが毎月行われる」ので、毎月利息が付きます。

それに対して、マネーブリッジは3月末と9月末の「半年に1回の利払い」です。

利払日の違いによって生じるのは、「複利による利息の違い」です。
ハイブリッド預金は1ヶ月複利、マネーブリッジは半年複利で運用することになるので、全く同じ金利でも、わずかながらSBIハイブリッド預金の方が有利になるのです。

微々たる違いではありますが、利回りを重視するのであれば、住信SBIネット銀行の方が有利と言えます。

どちらを選ぶべきか?

このサービスを提供する大きな目的は「顧客の囲い込み」なので、私たち消費者は、「SBI」か「楽天」の好きな方を選ぶのが良いと思います。

「住信SBIネット銀行」、「SBI証券」、「楽天銀行」、「楽天証券」の中で、一番使いたいサービスがあれば、それを基準にするのが一番です。

個人的には、振込手数料やATM手数料も安い「住信SBIネット銀行」と「SBIハイブリッド預金」の組み合わせをおすすめします
株式投資に興味がなければ、関係のない話ですが、株式の取引手数料も、SBI証券の方が全体的に安いです。

楽天グループのメリットは、「楽天スーパーポイントが貯まる」ことなので、楽天のサービスをよく利用する方は、楽天銀行と楽天証券の組み合わせを選択すると良いでしょう。

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