J.Score(ジェイスコア)はAI技術で金利・スピード審査を実現
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みずほ銀行とソフトバンクが共同設立した、J.Score(ジェイスコア)のAIスコア・レンディングという個人向け融資が注目を浴びています。
なぜならJ.Scoreは、金利、かつ最短即日の融資が受けられるからです。
J.Score(ジェイスコア)は、日本初の「AIスコア・レンディング」を提供しています。
AIスコア・レンディングとは、AIを用いて個人の信用力をスコア化(点数を算出)して、融資条件の目安をスピーディーに提示する画期的なサービスです。
借り入れの審査に申し込む前に、自分のAIスコアに見合った融資条件(金利、借入限度額など)の目安をスマホですぐ確認できるので、審査落ちを防げる上にスムーズです。
消費者金融サービスの流れを変えるJ.Score(ジェイスコア)について、わかりやすく解説します。
目次
AIスコア・レンディングとは
J.Score(ジェイスコア)のAIスコア・レンディングは、AI(人工知能)によってユーザーの信用力をスコア化した上で融資を行います。
ビッグデータに基づいてAIが分析するので、公正かつ素早くAIスコアを算出できます。
J.Score(ジェイスコア)で借入れをするためにはまず、無料のAIスコア診断で自分の信用力を測る必要があります。
AIスコアを算出する時点では個人情報は入力する必要がなく、性格やライフスタイルなどの簡単な質問に答えるとAIが信用力を分析できます。
AIスコア診断は、ラインのメッセージ画面のようなチャット方式で質問を入力していくだけで、数分で完了します。
質問に答え終えたら、画面にすぐAIスコアが表示されるので、診断結果を待つ必要はありません。
下記の30秒ムービーで、画面イメージやAIスコア診断のスピード感を見ることができます。
AIスコアを算出できたら、あなたがJ.Score(ジェイスコア)で借入れする時の金利や借入限度額の目安も表示されます。
このスピード感が、AIスコア・レンディング最大のメリットだと思います。
AIスコアは1000点満点で、600点以上であればJ.Score(ジェイスコア)から借入れ申込が可能です。
万が一、自分のスコアが600点未満だった場合も、AIスコアが上がって600点以上になれば借入申込可能となります。
例えば収入が上がったり、勤続年数が長くなるなど、信用度が上がればAIスコアが上がる可能性が高くなります。
AIスコアを算出する時点では、信用情報機関を通した審査はまだ行いません。
一般的な消費者金融で行う審査(申込み)は、AIスコアを算出した後に別途行います。
なので、審査落ちを事前に防ぎやすいというメリットもあります。
AIスコアは収入が良ければ高い、わけではない?
J.Score(ジェイスコア)の公式サイトでは、デモスコア体験というページでAIスコア診断の体験ができます。
5つの質問「年齢・勤続年数・年収・雇用形態・趣味」を選択するだけで、自分のAIスコアがおおよそどれくらいかを推測できます。
試しに、いろんな条件でデモスコアを体験してみました。
その結果、一概に「年収が高ければスコアが高くなる」わけではないようでした。
収入や勤続年数など、審査で借入条件に関わるイメージがある条件以外でも判断しているようです。
人工知能が、総合的にAIスコアを算出しているのだと思います。
AIはデータが増えるほど学習して精度が上がっていくので、今後も点数付けの基準は常に変化すると思われます。
AIスコア・レンディング4つのメリット
J.Score(ジェイスコア)のAIスコア・レンディングは業務効率化・運営コストをカットした分を、ユーザーへのサービスで還元しています。
消費者金融の業界の中でも、下記4点の突出したメリットがあります。
■AIスコア・レンディングのメリット
- 即日融資が可能
- 業界トップクラスの金利
- 融資限度額が1,000万円と大きい
- 毎月の返済日を自由に設定できる
AIスコア・レンディングはスピード感があるだけでなく、金利が低く借入額も大きいので商品スペックの高い貸付サービスだと思います。
即日融資が可能
AIスコア・レンディングは、借入れ手続きが平日8:00~22:55までに完了すれば当日振込が可能です。
22:55以降に申し込みが完了した場合も、翌営業日9:00頃に入金となるのでスピーディーです。
すぐに借り入れる予定がなくても、あらかじめAIスコア・レンディングを契約しておけば、いざという時にスムーズに借入れを利用できます。
実際にAIスコア・レンディングに申し込む流れは、一般的な借入れとほぼ同じです。
AIスコアを算出した後に、仮審査・本審査を行ってそれに通過すれば借り入れができます。
事前に信用力をAIスコア化してから申し込むので、審査落ちを防ぎやすいです。
しかし、審査で嘘の情報を申請するなど、不備があれば審査に落ちて借入れられない可能性もあります(→ローン審査の嘘がバレる理由とは)。
業界トップクラスの金利
AIスコア・レンディングは、消費者金融業界の中でも低い金利です。
返済時にかかる利息が少なく済むので、返済負担を抑えることができます。
■AIスコア・レンディング 貸付金利
年0.8%~15.0%
※※貸付利率(年率)0.8%はみずほ銀行、ソフトバンクまたはワイモバイル、およびYahoo! JAPANと情報連携を行い、かつ一定の条件を満たす場合のみ適用
一般的な消費者金融(アコム、プロミスなど)の金利相場は年4.0~18.0%くらいです。
消費者金融より金利が低いと言われる銀行カードローンも年2.0~15.0%くらいなので、J.Score(ジェイスコア)は業界の中でもトップクラスの金利の低さと言えます。
借入先を利息の少なさで選びたい人にとっても、J.Score(ジェイスコア)のAIスコア・レンディングはおすすめです。
J.Score(ジェイスコア)では、下記いずれかのサービスと情報連携をすると、1社連携ごとに金利が年0.1%ずつ下がるサービスがあります。
つまり、3社とも連携すれば、最大で年率を0.3%引き下げることができます。
- みずほ銀行の口座
- ソフトバンク回線を契約
- Yahoo!で特定の取引をしている
Yahoo!の取引とは、過去1年以内にYahoo!ショッピングで購入、もしくはヤフオク!で落札しているか、Yahoo!プレミアム会員である必要があります。
※各社の取引期間が短いとAIスコアにすぐに反映されない場合がありますが、取引期間の経過や取引状況の変化によって自動的にAIスコアに反映されます。
また、J.Score(ジェイスコア)のAIスコア・レンディングの金利は年0.8~15.0%と幅がありますが、AIスコアが高い人はより低い金利で借入れができると考えられます。
J.Score(ジェイスコア)は借入限度額も一般消費者金融より高めなので、まとまった額の融資を受けたい人にもおすすめです。
融資限度額が1,000万円と大きい
AIスコア・レンディングは契約限度額が大きいというメリットもあります。
高収入な人が大きな金額を借り入れるのにも、J.Score(ジェイスコア)は活用できます。
■AIスコア・レンディング 借入額
10万~1,000万円
大手消費者金融も銀行カードローンも、借入限度額は500~800万円ほどが多く、1,000万円まで借入れられる業者は少ないです。
「信用力がある人には、積極的に大口の貸付を行っていく」というJ.Score(ジェイスコア)の姿勢が見える気がします。
膨大な顧客データに基づくAI分析によって、返済能力の判断もしっかり行えるからこそ大きな融資も行えるのかもしれません。
ちなみに、J.Score(ジェイスコア)の融資は1万円(1,000円単位)から受け付けているので、少額の借入れにも利用OKです。
資格取得や留学、旅行などの大きな資金調達から、日常の急な出費のカバーまで、幅広く利用できるサービスです。
消費者金融では、年収の3分の1までの金額しか借り入れができません。
これは、貸金業法で定められた総量規制というルールがあるからです。
例外として、銀行カードローンであれば年収の3分の1以上の金額も借入れられる可能性がありますが、審査はより厳しくなります。
毎月の返済日を自由に設定できる
AIスコア・レンディングは、毎月の返済日を自分で決めることができます(ただし口座振替を除く)。
給料日の翌日、クレジットカードなどの引き落とし日の2日後など、返済しやすい日を設定しておくと便利です。
■AIスコア・レンディングの返済方法
- Pay-easy(ペイジー)支払
- 自分が持っている銀行口座でインターネットバンキングのペイジー支払が対応していれば、自分で設定した日に毎月返済する設定が可能です。一括返済も可能です。
- 口座振替
- 指定口座から毎月の返済額を自動引落します。引き落とし日は毎月26日で固定です。
- 銀行振込
- J.Score(ジェイスコア)の指定口座へ振り込みます。一括返済も可能ですが、振込手数料を負担する必要があります。
ペイジーとは公共料金や各種料金の支払システムで、主要なメガバンクやネット銀行ならほとんどが対応しています。
ペイジーと口座振替なら返済の手数料が無料なので、いずれかを使うことをおすすめします。
もし自分の銀行口座がペイジー未対応なら、月々の返済は口座振替、繰上返済は銀行振込で返済するのがおすすめです。
AIスコア・レンディングのデメリット
画期的なレンディングサービスを提供するJ.Score(ジェイスコア)のAIスコア・レンディングですが、デメリットもあります。
主なデメリットは、下記3点です。
■AIスコア・レンディングのデメリット
- 店舗や電話では申し込めない
- 祝日は借り入れができない
- 収入がないと利用できない
ネット融資に特化しているため、従来型の自動契約機などで借入れをしたい人には不向きです。
また、専業主婦など収入がない人は利用できません。
具体的に見ていきます。
店舗や電話では申し込めない
AIスコア・レンディングの申込みはネットのみで、店舗や電話での申込は受け付けていません。
自動契約機や窓口での契約を受け付けないことで人件費・店舗維持費をカットし、その分で低い金利・大口融資など利点で還元していると考えられます。
なので、スマホやパソコンを使い慣れていない人にとっては、申し込み手続きのハードルが高く感じるかもしれません。
しかし、Web完結に抵抗感がない人にとっては、隙間時間に借入れができる+店舗に足を運ばなくて良い、という特徴がメリットになると思います。
利用明細などもネット上で電子交付されるので、書類が溜まらないのもありがたいです。
収入がないと利用できない
専業主婦など一定の収入がない人は、J.Score(ジェイスコア)で借り入れができません。
J.Score(ジェイスコア)の申込条件は、満20~70歳で一定の収入がある国内居住者です。
しかし一定の収入さえあれば、年収が低くても借入れられる可能性があります。
たとえば学生やフリーター、パートをしている主婦、年金暮らしの方なども対象となります。
消費者金融で借入れられる金額は年収の3分の1以下と法律(貸金業法)で決まっているので、信用力があればその範囲内で借入れられます。
アカウント作成だけ先にしておくのもOK
すぐに借り入れをする予定がなくても、J.Score(ジェイスコア)のアカウント作成だけしておくことも可能です。
J.Score(ジェイスコア)のAIスコア・レンディング(借入れ)を契約するためには、まずアカウント作成をした後にレンディングページから契約(審査申し込み)となります。
スマホやパソコンからメンバー登録をしておき、その後すぐに借入れなくてもOKです。登録料や年会費などは一切かかりません。
もし、より突然の出費に備えるのであれば、アカウント作成の先、レンディング契約までしておけば、利用限度額内でいつでも借入れが可能になります。
■J.Score(ジェイスコア) 契約の流れ
- アカウント作成
- J.Score(ジェイスコア)の新規アカウントを作成します。
- AIスコア診断
- AIスコアを算出し、自分の金利や借入額の目安を確認します。
- レンディング契約
- AIスコア診断の次に仮審査・本審査を行い、どちらも通れば契約となります。
- 借入れ
- 審査に通った利用限度額内であれば、いつでも借入れが可能になります。
審査の流れは一般的なカードローンと同じ
レンディング契約をする際の審査手続きは、一般的なカードローンと同じ流れです。
まず仮審査が行われ、その次の本審査にも通れば契約となります。
審査結果は基本的にはメールのみなので、日中に電話が取りづらい人も便利です。
■仮審査
AIスコアを算出した後、公式サイトからAIスコア・レンディングに申し込むとまず仮審査となります。入力情報を確認した上で、仮審査結果がメールで届きます。
■本審査
本人確認書類(運転免許証、健康保険証、パスポート、マイナンバーカードなど)の画像を、J.Score(ジェイスコア)のメンバーシップページ(マイページ)からWebアップロードで提出します。
審査結果はメールでの連絡です。
※収入証明書が必要になる場合もあります。
J.Score(ジェイスコア)の提出書類は全てWebアップロードなので、自宅などで簡単に提出ができます。
本審査の時に必要な書類は、本人確認書類です。
さらに、下記いずれかに当てはまる場合は収入証明書(源泉徴収票など)の提出も必要になります。
■収入証明書を提出する必要があるケース
- 50万円を超える借り入れを行う場合
- J.Score(ジェイスコア)からの借入額と他社の借入額の合計が100万円を超える場合
- J.Score(ジェイスコア)が収入の確認を必要とすると判断した場合
J.Score(ジェイスコア)のAIスコア・レンディングがおすすめの人
J.Score(ジェイスコア)はフィンテック技術(金融+テクノロジー)を取り入れることで、今までの消費者金融になかった質の高いサービスを提供しています。
メリット・デメリットを踏まえて、J.Score(ジェイスコア)がおすすめの人は下記のような人です。
■J.Score(ジェイスコア)がおすすめの人
- Web完結で借入れたい人
- 金利の低さ重視の人
- 安定した収入がある
忙しくて金融機関に足を運ぶ時間がない人、対面せずに借入れたい人にとって、Web完結という点は大きなメリットです。
金利が低く、借入額も10万円から最大1,000万円までと幅広いので、利用できる人も幅広いです。
安定した収入がある人は、一度AIスコアを算出してみても良いと思います。
公式サイトでは、1分ほどのデモスコア体験(無料)もできるので、AIスコア・レンディングを利用する疑似体験もできます。
※2020年7月17日現在の情報を記載しています。
