ネット銀行活用法

GMOあおぞらネット銀行のATM手数料・振込手数料を節約する3つの方法

電卓とスマホを持つ女性

2018年から新しくスタートしたネット銀行「GMOあおぞらネット銀行」は、ATM手数料・振込手数料が安いというメリットがあります。

ATM手数料は月2回まで無料で、それ以降は100円+税。他行あての振込手数料は月1回まで無料、2回めからは143円+税で利用できます。

これらの手数料はメガバンクの半分以下です。

しかし、1ヶ月あたりの無料回数を増やす方法は今のところない状況ありません。

そこで、GMOあおぞらネット銀行ユーザーがATM手数料・振込手数料を節約する方法を3つ解説します。

手数料の無料回数が増える「カスタマーステージ」

GMOあおぞらネット銀行 カスタマーステージ詳細

2019年1月から「カスタマーステージ」という、GMOあおぞらネット銀行での取引内容に応じてさまざまな優遇が受けられるサービスがスタートします。

ネット銀行に多い、預金残高などに応じて優遇内容が変わるようなランク制サービスです。GMOあおぞらネット銀行も、遅くなったもののようやく優遇サービスを始めました。

この優遇内容の中に、ATM手数料・振込手数料の月の無料回数引き上げもあります。

■GMOあおぞらネット銀行「カスタマーステージ」 ATM手数料・振込手数料の無料回数

ステージ ATM手数料 振込手数料
1テックま君 月2回 月1回
2テックま君 月5回 月3回
3テックま君 月7回 月7回
4テックま君 月15回 月15回

※テックま君とは、GMOあおぞらネット銀行のマスコットキャラクターです。ステージ名にキャラ名を採用しています。

↓ステージごとのテックま君
テックま君

カスタマーステージのランク判定があるのは3ヶ月に1度で、毎月1月、4月、7月、10月から新しいステージが始まります。

前月20日時点での取引内容に応じて、翌月からのステージが決まる仕組みです。

カスタマーステージのステージアップ条件は、結論から言うと「3テックま君」以上はかなり厳しめです。

3テックま君・4テックま君は数百万円の預金残高が必要になるので、まとまった貯蓄がある人向けです。

しかし、「2テックま君」へのステージアップは比較的狙いやすいです。

「2テックま君」なら、下記いずれかの条件を満たせばクリアできます。

■GMOあおぞらネット銀行「カスタマーステージ」2テックま君の到達条件

ステージ開始前月の20日時点で、下記いずれかの条件を満たすと2テックま君にステージアップします。

  1. 円預金残高30万円以上
  2. 外貨預金1万円以上
  3. Visaデビット利用合計額1万~10万円未満(※前月までの3ヶ月間合計
  4. 30歳未満

Visaデビットの条件は特にゆるめで、「ステージ適用月の前月までの3ヶ月間合計」が1万円を超えればOKなので、1ヶ月3,500円以上使っていればクリアできます。

毎日コンビニで買うペットボトル飲料を、GMOあおぞらネット銀行デビットカードで支払うだけで到達する金額です。

詳しくは、「GMOあおぞらネット銀行をわかりやすく解説 カスタマーステージの特徴も」という記事で説明しています。

ATM手数料を節約する方法

今度は、GMOあおぞらネット銀行で「ATM手数料を節約する方法」を見ていきます。

GMOあおぞらネット銀行はが使えるATMはセブン銀行ATMのみと、やや種類が少なめです。

ATM手数料は預け入れがいつでも無料、引き出しは月2回まで無料です。

カスタマーステージで初期ステージの場合は、月3回目のATM取引では100円+税の手数料がかかり、時間外手数料などでATM手数料が変わることはありません。

もちろん、ATMでの取引を月2回までに抑えられるのがに越したことはないですが、なるべくATMを使わずにすむ方法を2つまとめます。

振込はネットバンキングで行う

スマホを持つ男性

振込を行う時は、ATMからではなくネットバンキングから行えば、ATM手数料がかかりません。

GMOあおぞらネット銀行は無料のアプリがあるので、振込や振替もスマホから簡単に行うことができます。

他行あての振込は振込手数料がかかるものの、ATMで他行に振込をすると243円+税かかる手数料が、スマホなら143円+税に抑えられます。

また、GMOあおぞらネット銀行はセブン銀行ATMしか使えないので、ATMを探す手間を省けるという点でもネットバンキングが便利です。

デビットカードをメインに使う

GMOあおぞらネット銀行デビットカード

GMOあおぞらネット銀行はキャッシュカードにVisaデビット機能が付いているので、現金ではなくデビットカード支払いをメインにするのも一つの手です。

デビットカードはクレジットカードのようにカード決済ができますが、支払いをすると銀行口座から即引き落としとなります。

そのため、クレジットカードと違い、現金の代わりのような感覚で利用できます。

デビットカード支払いをメインにすると現金を使う機会が減らせるので、ATMから引き出す回数も減らすことができます。

特に、GMOあおぞらネット銀行のデビットカードは世界シェアNo.1の国際ブランドVisaなので、使えるシーンも多いです。

コンビニやスーパー、百貨店などはもちろん、ネットショッピングでもカード決済ができる店舗ならほぼ使えます。

もちろん海外でも、Visa決済ができる店舗なら利用できます。

GMOあおぞらネット銀行のデビットカードについてはこちら

振込手数料を月3回以上無料にするのは難しい

電卓と財布を持つ女性

次に、振込手数料についてです。

GMOあおぞらネット銀行から他行あてに振込をする場合、月1回までは無料、2回目以降は143円+税の振込手数料がかかります。

GMOあおぞらネット銀行同士の振替は何度でも無料ですが、ネット銀行の中でも新しいGMOあおぞらネット銀行は口座を持っている人がまだ少ないです。

振込は他行宛てになることが多いと思うので、習い事の月謝振込のように定期的な振込がある人にとっては「月1回無料」では足りないかもしれません。

カスタマーステージでステージを上げれば月3回、7回、15回と無料回数を引き上げられますが、月7回・月15回無料にするハードルはかなり高いです。

実際は、多くの人が2段階目ステージ「2テックま君」の、振込手数料月3回無料までになると思います。

ネットオークションやフリマアプリなど、振込を行う機会が多い人は、振込手数料の無料回数がもっと多い銀行の方がおすすめです。

そこでおすすめなのは、下記2点の特徴があるネット銀行を併用することです。

■振込をよく利用する人向け GMOあおぞらネット銀行との併用をおすすめする銀行

  • GMOあおぞらネット銀行から無料で送金できる
  • 振込手数料の無料回数がGMOあおぞらネット銀行より多い

これらの条件を満たす銀行とGMOあおぞらネット銀行を併用すれば、コストをかけずに振込手数料の無料回数を増やすことができます。

併用すると振込手数料の無料回数が増やせる銀行

スマホを持つ男性

ネット銀行の中には、GMOあおぞらネット銀行より「振込手数料の無料回数」が多い、もしくは取引内容によって無料回数を増やせる銀行がいくつかあります。

その中でも、定額自動入金サービスが使える銀行は、手数料無料でGMOあおぞらネット銀行から振込を行うことができるのでおすすめです。

定額自動入金サービスとは、定期的(毎月ペースが多い)に設定した金額を他行口座から入金するように設定できる仕組みです。

■自動入金サービスのイメージ

自動入金サービス

例:毎月27日に3万円をGMOあおぞらネット銀行から取り寄せる、など

自動入金サービスで振込をする日と金額を固定すれば、振込手数料無料で他行宛ての振込みが行えます。

他行あて振込をよく利用する人は、GMOあおぞらネット銀行+振込手数料の無料回数が多いネット銀行を併用しても良いと思います。

もちろん振込のしやすさを重視するなら、振込手数料の無料回数がより多い銀行だけ使うのもありです。

しかし、GMOあおぞらネット銀行のメリットも多いので、下記にメリットを感じるならGMOあおぞらネット銀行も使うのが良いと思います。

■GMOあおぞらネット銀行のメリット

下記3点は他行にはないメリットなので、これらを活用したい場合はGMOあおぞらネット銀行とサブバンクの併用をおすすめします。

  • 普通預金口座の金利が大幅アップする「証券コネクト口座」
  • 目的別口座を作れるつかいわけ口座サービス
  • 為替手数料が安い外貨預金

GMOあおぞらネット銀行の活用方法についてはこちら

2行を併用する場合は、貯蓄や普段使い用をGMOあおぞらネット銀行をメインバンク、ネットオークションやフリマの取引で使うサブバンク、と使い分けをするイメージです。

自動入金サービスが使えて、振込手数料の無料回数をGMOあおぞらネット銀行より増やせる銀行は、ソニー銀行じぶん銀行です。

ソニー銀行

ソニー銀行

まとまったお金を預けておくとお得

■振込手数料の無料回数
優遇プログラムClubSのランクによって月1~10回

ステージなし:月1~2回
シルバーステージ:月3~4回←クリアしやすい
ゴールドステージ:月5~6回
プラチナステージ:月10~11回

■自動入金サービスの名称
おまかせ入金サービス

ソニー銀行はGMOあおぞらネット銀行と同じく、毎月1回までは他行あて振込手数料が無料です。

しかし、Visaデビット機能付きのキャッシュカード「Sony Bank WALLET」を持つだけで無料回数が1回増えて、月2回まで無料で振込ができます。

デビットカードは入会費・年会費ともに無料なので、発行しておいて損はないと思います。

さらに、ClubSというランク制サービスで一定の取引をすると、無料回数が増えていきます。

1つステージが上がって「シルバーステージ」になるだけでも、デビットカードを持っていれば月4回まで他行あて振込手数料が無料になります。

シルバーステージに上がる取引条件は、下記3つのうちいずれか1つを満たすことです。

■ソニー銀行ClubS シルバーステージに上がる条件

  • 月末総残高300万円(円・外貨・投資信託の合計)
  • 外貨預金の積立額が月5万円以上
  • 投資信託の積立額が月5万円以上

いずれもややハードルが高い条件に見えますが、ソニー銀行ClubSのポイントはステージダウン判定を行うのが3月と9月のみという点です。

つまり、一度シルバーステージに上がれば、数ヶ月は優遇条件が適用されます。

よって、3月と9月の時点で預金残高が300万円ある、もしくは外貨や投資信託の積立を5万円以上行えば、半年間はシルバーステージの優遇を受けられるということです。

そう考えると、少しハードルが下がると思います。

特にソニー銀行の外貨預金は、銀行の中でも種類が多い12通貨を扱っており高金利なので、外貨預金の積立額を一時的に増やす、などの対処もおすすめです。

参考記事:為替手数料は業界最安水準!ソニー銀行外貨預金のメリット・デメリット

じぶん銀行

じぶん銀行

振込手数料が最大で月15回まで無料に

■振込手数料の無料回数(2018年12月から適用される内容を記載)
じぶんプラスのランクによって月1~10回

ランク1~2:無料回数なし
ランク3:月1回←クリアしやすい
ランク4:月8回←クリアしやすい
ランク5:月15回

■自動入金サービスの名称
定額自動入金サービス

じぶん銀行は、携帯キャリアauを運営するKDDIと三菱UFJ銀行が共同設立したネット銀行です。auユーザーじゃなくても利用できます。

じぶん銀行は何も取引をしない状態だと振込手数料が有料ですが、国内最大手のメガバンクである三菱UFJ銀行への振込はいつでも無料というメリットがあります。

さらに、「じぶんプラス」というランク制の優遇サービスでランクを上げると最大で月15回まで振込手数料が無料になります。

じぶんプラスのランクアップ条件はソニー銀行よりやや複雑ですが、たとえば下記条件を満たすとランク4まで上がり、月8回まで他行振込手数料が無料になります。

■じぶんプラス ランク4に上がる条件例

  • 残高50万円+定額自動入金サービス5万円
  • 残高50万円+口座引落し(スマホ代金やクレジットカードなど)
  • 残高100万円

まず、じぶん銀行の口座残高が50万~100万円あるだけで、ランク3に上がります。

そしてさらに、GMOあおぞらネット銀行から毎月5万円を自動入金サービスで資金移動していればランク4にアップします。

私もこの方法で毎月5万円をじぶん銀行で貯金して、必要になったらメインバンクに振り込んで使う…という活用をしています。

じぶん銀行からGMOあおぞらネット銀行に残高を移したい時も、振込手数料が8回まで無料なら余裕を持って資金移動できます。

他にもauユーザーの人は、スマホ代の引き落とし口座をじぶん銀行にしているケースが多いと思うので、あとは口座に50万~100万円預けておくだけでランク4になれます。

じぶん銀行は1年定期に強く、新規ユーザー向けの金利アップキャンペーンも多いので、キャンペーンで最も高金利になる定期預金に預けておくのがおすすめです。

参考記事

この記事の執筆者

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ネット銀行やQR決済・送金サービスについて学ぶ日々を送っています。FP(ファイナンシャルプランナー)3級の資格を活かし、お金に関する情報をわかりやすく提供できるよう務めます。

より良い情報をお届けするため、一条まつこ がメンテナンスを担当いたしました。(2018年12月7日 更新)

ありがとうございます。

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