りそなデビットカード(Visaデビット)

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りそなデビットカード券面

りそな銀行では、Visaデビットつきキャッシュカード「りそなデビットカード」を2種類、取り扱っています。

りそな銀行独自のデビットカードと、JALマイルが貯まるデビットカードを選ぶことができます。

どちらも口座残高から即時引き落とされ、口座残高以上の支払いはできないので、使いすぎの心配がありません。

VISAの加盟店なら、クレジットカードと同じように国内・海外を問わず使えます。ネットショッピングも可能です。

今回は、りそな銀行の2種類のデビットカードを比較し、年会費無料のりそなデビットカードについて解説します。

2種類のVisaデビットカードの違い

りそな銀行デビットカード

りそな銀行のデビットカードは、下記2種類から選べます。

  • りそなデビットカード
  • りそなデビットカード<JMB>

「りそなデビットカード」は、りそな銀行オリジナルのポイントが貯まるカードです。

もうひとつの「りそなデビットカード<JMB>」は、自社ポイントの代わりにJALマイルが貯まります。

どちらも、国際ブランドがVisaという点は共通です。利用代金に応じて、貯まるポイントや年会費が異なります。

内容 りそなデビットカード りそなデビットカード<JMB>
年会費 無料 1,100円
※年1回以上ショッピングをした人、もしくは25歳以下の人は年会費無料
貯まるポイント りそなクラブポイント JALマイル
ポイント還元率 0.5%
(1,000円=5ポイント)
0.5%
(200円=1ポイント)
ネット申込 可能 可能

りそな銀行オリジナルの「りそなデビットカード」は、年会費無料という点が魅力です。

貯まったりそなクラブポイントは、電子マネーnanacoやTポイントなど、さまざまなポイントと交換できます。

JALマイルを貯めていない人や、ポイントにこだわりがない人は、通常のりそなデビットカードがおすすめです。

「りそなデビットカード(JALマイレージバンク)」は、りそなクラブポイントのかわりにJALマイルが貯まります。

JALの飛行機によく乗る人は、りそなデビットカード<JMB>を選んだ方がお得です。

年会費が1,100円かかりますが、年に1回でもデビット決済をすれば年会費は無料になります。日常的にデビットカードを使えば、実質の年会費は無料です。

りそな銀行デビットカードのメリット

りそな銀行のデビットカードでデビット決済をすると、ポイントが貯まります。現金払いよりお得です。

デビット決済した代金は、りそな銀行の口座から即時引き落とします。クレジットカードのような後払いではありません。

りそな銀行がメインバンクの人は、いつもの銀行口座から直接支払えるので便利です。

そのほか、りそな銀行デビットカードのメリットは4点あります。

ポイント還元は0.5%

ポイント

りそな銀行のデビットカードを使うと、利用代金の0.5%分がポイント還元されます。

ただし、もらえるポイントや金額の判定基準が異なります。ポイントを貯めやすいのは、JALマイルが貯まるJMBカードです。

ポイント還元が同じでも、還元を判定する金額に差があるからです。

■りそな銀行デビットカード ポイント還元の違い

特徴 りそなデビットカード りそなデビットカード<JMB>
貯まるポイント りそなクラブポイント JALマイル
利用代金 「月間」利用額1,000円ごとに5ポイント 利用額200円ごとに1ポイント

通常のりそなデビットカードは、月間利用額1,000円ごとに5ポイントが貯まります。

1ヶ月で5万円をデビット決済すれば、250ポイント貯まります。しかし、利用額が合計49,999円だったら、200ポイントに減ってしまいます。

りそなデビットカードは、利用代金200円につき1ポイントが貯まります。月間合計ではなく、支払うたびにポイント還元のカウントをします。

1ヶ月の支払いが49,999円だったときは、最大で249ポイントが貯まるので、通常のりそなデビットカードよりポイントが還元されやすいです。

1ポイントの価値も、JALマイルのほうが若干高めです。

JALマイルは、1マイル=1.2円の価値といわれています。りそなクラブポイントは、1ポイント=1円に相当します。

しかし、りそなクラブポイントには、交換できる他社ポイントが多いというメリットがあります。

貯まったりそなクラブポイントを、普段使う電子マネーなどに交換すれば、貯まったポイントを使い切れます。

おすすめの交換先は、「1ポイント=1円」のレートで交換できる電子マネーです。

■りそなクラブポイント 交換レート1:1の電子マネー(一例)

  • 電子マネーnanaco
  • dポイント
  • au PAY(Pontaポイント)
  • 電子マネーWAON(イオングループ)
  • 電子マネーnanaco(セブン銀行)

ほかにもさまざまなポイント交換先があります。

現金キャッシュバックも可能ですが、1,000ポイントあたり700円と還元率が低いのでおすすめできません。1:1で還元できるポイントのほうがお得です。

日頃の買い物でポイントを使い切りたい場合は、スマホ決済アプリが便利です。

たとえば、りそなクラブポイントを楽天ポイントに交換し、スマホ決済アプリ「楽天ペイ」で使えば、1ポイント単位で使い切れます。

→スマホ決済「楽天ペイ」の詳細はこちら

15歳以上なら審査不要で発行

財布を持つ男女

りそな銀行で口座開設ができる15歳以上の人なら、審査なしでりそなデビットカードを発行できます。

デビットカードに審査がないのは、クレジットカードのような「後払い」ではないからです。

銀行の口座残高の範囲でしか支払えないので、クレジットカードのように使いすぎることがありません。りそな銀行で口座を開設できれば、発行できます。

まだクレジットカードを持てない未成年の方や、クレジットカードは使いすぎそうで心配な方も安心です。

口座残高にあるだけお金を使ってしまう人は、利用限度額も設定しておくと、無駄使いを防止できます。

りそなデビットカードは、買い物1回あたり・1日あたり・1ヶ月あたりで、利用限度額を設定できます。1,000円から1,000万円まで、いつでも自由に変更可能です。

手続きは、りそなマイゲート(ネットバンキングのマイページ)や専用アプリから行います。

海外でも使える

海外旅行

VISAブランドのりそなデビットカードは、VISA加盟店なら原則どこでも使えるのも、大きなメリットです。

国内のコンビニやスーパーはもちろん、海外のレストランやショップでもデビット払いができます。

海外ATMで現地通貨を引き出すこともできるので、外国で現金が必要になったときにも便利です。

ATMネットワーク「PLUS」マークのあるATMに、VISAデビットカードを入れれば、キャッシュカードを使うような感覚で現地通貨を引き出せます。

現金を両替するよりも手数料が割安なので、海外に行くときはりそなデビットカードを持っておくと安心です。

クレジットカードでも海外ATMで現地通貨を引き出せますが、年率18.0%ほどの利息が発生します。

クレジットカードのキャッシングは、カードローンに近い扱いなので、手数料が高めです。

りそなデビットカードなら、海外で現金を引き出しても利息は発生せず、2.5%の海外事務手数料だけですみます。

りそなデビットカードには、海外利用時のショッピング保険が付帯している点も安心です。

りそな銀行のデビットカードを使って海外で購入した商品が、破損や盗難の被害にあった場合、購入日から90日までなら補償してもらえます。最大補償額は50万円です(自己負担額5,000円)。

りそなウォレットでスマホ決済できる

りそなウォレットロゴ

りそな銀行のデビットカードを持っていると、スマホ決済アプリ「りそなウォレット」を使うことができます。

りそなウォレットとは、QRコード決済ができるようになるアプリです。りそなウォレットマークがあるお店なら、どこでも支払いができます。

仕組みや使い方はLINE Payや楽天ペイ、PayPayなどと同じです。アプリの決済コードを、レジで提示するだけでOKです。

コード決済イメージ

りそなウォレットは、りそな銀行のデビットカードを登録して使います。

デビットカードを財布から取り出さなくても、スマホでVisaデビット決済ができて便利です。

りそなデビットカードの口コミ

ネット上で、りそなデビットカードの口コミをチェックしてみました。

ネット掲示板とSNSを中心に集めましたが、良い口コミが多いと感じました。

どちらのデビットカードがよいか

口コミ

りそなデビットカードの口コミには、オリジナルのりそなデビットカードか、JALマイルが貯まるJMBカードか、どちらにするかという議論も多くありました。

◯自分はマイルを貯めたいから、JMB仕様のままにしとこうと思います。

◯オリジナルへの乗り換えが流行ってるみたいだけど、のままでもいいんだよね?今まで特に不満はないんだが。

◯オリジナルはりそなクラブポイントが貯まる。JALマイルよりも、使い道が多い。

◯JMBは、マイルを貯められる人ならメリットあるだろう。俺はマイルを交換できるまで貯められないので、オリジナルに乗り換えた。

りそな銀行のデビットカード以外でJALマイルを貯める機会がない人は、JALマイルを交換できるまで貯めるのが大変かもしれません。

JALマイルの交換には、最低でも1,000マイルが必要です。1,000マイルを貯めるには、JMBカードで20万円以上のデビット決済をする必要があります。

りそなクラブポイントは100ポイントから交換できるので、こまめにポイントを交換できます。

JMBからオリジナルタイプのカードに切り替えた人が多いのは、ポイントの使いやすさも理由のひとつかもしれません。

年会費が完全無料という点も、通常のりそなデビットカードのメリットです。

ポイントの貯まりやすさも評判

りそなデビットカードのポイント還元率についても、「貯まりやすい」という声が多い印象でした。

◯ここのポイント還元率は唯一の魅力だよね。りそなはポイント還元がクレカ並みですごい。

ポイント還元があるデビットカードは、りそな銀行以外の金融機関も多く発行しています。

しかし、貯まったポイントの使い道がないと、ポイントを貯めてもメリットがありません。

他社ポイントの交換先が多い「りそなクラブポイント」は、貯まったポイントを使い切りやすいという点も大きな利点です。

手数料の低さや便利さの評価

りそな銀行のデビットカードを使うことで、手数料が節約できるという声もありました。

デビット決済を利用すると、財布の中の現金を使う機会が減り、ATMから出金する回数も減ります。その結果、ATM手数料を節約できます。

海外事務手数料も低めなので、国外で現地通貨を引き出すときもお得です。

りそなVisaデビットは、少額決済ならサイン不要で会計ができる点も評判です。

暗証番号を打ち込む場合もありますが、お店や支払金額によっては、暗証番号の入力も不要の場合があります。カードを読み取ったら、すぐに決済が完了します。

手間なくキャッシュレス決済をしたい人にもおすすめです。

◯コンビニやスーパーだと近所のダイソー以外は、サインレスだな。ダイソーは暗証パッドを出してくる。

◯電子マネーはチャージ面倒だから、もう使えるところは全部デビット使ってるよ。サインレスだから面倒でもないし。

マイル不要ならオリジナルカードがおすすめ

買い物

りそな銀行の口座を持っていて、デビット機能が付いていないキャッシュカードを使っている人は、りそなデビットカードに変更して損はないと思います。

JMBカードのほうがポイントは貯まりやすいですが、ポイントの使いやすさはオリジナルカードが勝ります。

日本航空の飛行機に乗る機会が多い人など、JALマイルを積極的に貯めていきたい人は、JMBカードがおすすめです。

「飛行機にあまり乗らない」「マイルは使わない」という人は、オリジナルのりそなデビットカードの方が、ポイントを使い切りやすく便利です。

オリジナルカードで貯めたりそなクラブポイントを、電子マネーに交換すれば、1ポイント単位で使い切ることも可能です。

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この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
ネット銀行100の活用術の初代管理人です。低コストで便利なネット銀行を、多くの人に知ってもらうため、2012年にサイトを立ち上げました。貯金の方法やお金に関する知識をわかりやすく解説します。

より良い情報をお届けするため、疾風AI がメンテナンスを担当いたしました。(2020年12月6日 更新)

ありがとうございます。

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