普及率はやや微妙かも?代表的なジェイデビットの加盟店リスト
デビットカードには、大きく分けて2つの種類があります。
- VISAデビット
- ジェイデビット(J-Debit)
どちらも、カードをで支払いをした瞬間に、銀行口座から引落が実行される「デビットカード」としての仕組みは同じです。
しかし、VISAデビットはクレジットカードブランドとして有名な「VISA」が展開しています。
特徴としては、VISAカードが使えるお店なら、リアル店舗でもネットでも、基本的にはどこでも使えるため、非常にシェアが広いです。
VISAカードが使えるお店で利用できるため、海外に行っても活躍の場が大きいメリットもあります。
一方で、ジェイデビット(J-Debit)は日本独自の規格で「日本デビットカード推進協議会」が展開しているサービスです。
使える場所が国内に限定されている他、ネットショッピングでは使えません。
その普及率を考えても、VISAには劣る影の薄い存在となっているのが現状です。
主なジェイデビット加盟店リスト
ジェイデビットの加盟店を調べてみると、2014年4月の時点で28,282件がヒットしました。
しかし、VISAデビットはローソンやセブンイレブンなど、「VISAカード」が使えるお店なら基本的にどこでも使うことが可能です。全国のセブンイレブンとローソンの店舗数を足しあわせただけでも、約27,000店舗になることから、ジェイデビットが使えるお店の数がいかに少ないかわかります。
ちなみに、ジェイデビットは主要なコンビニエンスストアでは使えないほか、大型チェーンのスーパーでも店舗によって使える・使えないが分かれるため、私たち消費者としても気軽に使いにくいというのが本音です。
ここでは、ジェイデビットの主要加盟店をリストアップします。
コンビニ・スーパー・百貨店
- そごう・西武
- イズミヤ
- ファミリーマート
- 小田急百貨店
- 大丸松坂屋
- 東武百貨店
- 阪急阪神百貨店
- 名鉄百貨店
- ピーコックストア
- 山崎製パン
- ポプラ
- 成城石井
書店
- 紀伊國屋書店
- 三省堂書店
- 虎の穴
旅行・ホテル
- JTB
- エイチ・アイ・エス
- ホテルオークラ
- ホテルインターコンチネンタル東京ベイ
自動車・運輸
- トヨタカローラ新大阪
- 日産ユーズドカーセンター
- イエローハット
- ヤマト運輸
家電量販店
- ビックカメラ
- エディオン
- ケーズデンキ
- ヨドバシカメラ
- ラオックス
- コジマ
などなど。
ジェイデビットのメリットも
ジェイデビットとVISAデビットの違いにもう一つ大きなポイントがあります。
それは、「家電量販店などで発生するポイント還元率」の違いです。
例えば、一部の家電量販店では現金払いの場合はポイントがフルに付きますが、クレジットカード払いだと還元が減ってしまいます。
しかし、ジェイデビットを使って支払いをした場合に限っては、デビットカード払いでも「現金払いと同じ扱い」となるため、ポイントは全額付きます。
なぜこのようなことが起こるのかというと、実はVISAデビットはシステム上「クレジットカード扱い」となってしまうためです。
ちょっとしたことですが、「デビットカード=現金払い」とカウントされるのは、ジェイデビットの隠れたメリットと言えますね。
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