カードローンのQ&A

ゆうちょ銀行カードローン「したく」の評判は?金利などのデメリットが目立つ

ゆうちょ銀行 ロゴ

※ゆうちょ銀行カードローン「したく」は、2018年10月でサービス終了です

ゆうちょ銀行は2017年から、カードローンを取り扱うようになりました。

しかし自社のカードローンは持っておらず、スルガ銀行カードローン「したく」というサービスを代理店販売のような形で提供しています。

身近なゆうちょ銀行で、消費者金融より低金利でお金を借りることができることに安心感を感じる人も多いですが、実は「したく」はデメリットも多いカードローンです。

たとえば、Web申込をしたとしても郵送手続きが必要になるので、即日融資などは難しいです。

返済方法はATMからの入金のみで、口座からの自動引き落としが主流になってきていることを考えると不便です。

今回は、ゆうちょ銀行カードローンとしての「したく」の評判も見ながら、利用するメリット・デメリットを調査しました。

記事末では、ゆうちょ銀行でカードローンよりも低金利な融資を受ける方法も解説しています。

カードローン「したく」のメリット

「したく」の主なメリットは、下記3点です。

■カードローン「したく」のメリット

  • 金利は消費者金融より低い
  • 口座開設は不要
  • 定収入があれば申込可

先に伝えておくと、ゆうちょ銀行の口座を持っていることによるメリットは特にありません。

(良く言えば、ゆうちょ銀行の口座を持っていなくても問題なく利用できますが…)

金利は消費者金融より低い

電卓を持つ女性

カードローン「したく」の金利は、年7.0~14.9%です。

特に最高金利(年14.9%)は消費者金融の金利相場より低めなので、より少ない利息で借り入れができます。

たとえば、アコムとアイフルの金利は年3.0~18.0%です。

カードローンの金利の決まり方

カードローン金利の多くは、◯%~◯%というふうに幅が設けてあります。

この幅の中で、実際に自分の金利がどう決まるかどうかは、借入額審査内容によって変わります。

借入額が大きく、審査をして「返済能力も高い」とみなしてもらえると、低金利で融資を受けられる可能性が上がります。

しかし100万円未満の借入れの場合は、最高金利(「したく」なら年14.9%)が適用されることがほとんどです。

数万~数十万円の借入れがしたい時は、消費者金融よりゆうちょ銀行の方がお得と言えます。

口座開設は不要

通帳を持つサラリーマン

カードローン「したく」に申し込む際、ゆうちょ銀行やスルガ銀行の口座を開設する必要はありません。

「したく」は、主にローンカードを使ってATMで借入れをするからです。

ATMから直接現金を引き出すことで借入れ、入金することで返済ができるという仕組みです。

公式サイトのマイページから口座登録をすれば振込融資を受けることもできますが、必ずしもゆうちょ銀行・スルガ銀行の口座ではなくても大丈夫です。

本人名義の口座であれば、振り込んでもらえます。

定収入があれば申込可

主婦

カードローン「したく」の利用条件は、20歳以上70歳以下で安定収入があることです。

パート・アルバイトや派遣社員でも、定収入があることを証明できれば「安定収入」とみなされる可能性があります。

これらの条件をクリアして保証会社(SDP株式会社)の審査に通れば、誰でも「したく」を利用できます。

専業主婦や学生は利用できませんが、それ以外の申し込める範囲は広いと言えます。

カードローン「したく」のデメリット

一方、カードローン「したく」のデメリットは5点見つかりました。

私が分析した限りでは、メリットよりデメリットの方が多いです。

■カードローン「したく」のデメリット

  • 銀行カードローンの中では金利が高め
  • 申込手続きは郵送必須
  • 返済方法はATMのみ
  • 返済日は20日~翌月1日の間のみ
  • 全額返済は事前問い合わせが必要

銀行カードローンの中では金利が高め

電卓を持つ男性

上で、カードローン「したく」の金利は消費者金融より低めと説明しました。

しかし、銀行カードローンと比べるとやや高めの金利です。

ためしに、メガバンクや主要ネット銀行のカードローンと金利を比較してみました。

■主要銀行 カードローン金利比較

銀行名 金利(年)
ゆうちょ銀行(したく) 7.0~14.9%
三菱UFJ銀行 1.8~14.6%
三井住友銀行 4.0~14.5%
みずほ銀行 2.0~14.0%
楽天銀行 1.9~14.5%
ソニー銀行 2.5~13.8%

※みずほ銀行カードローンは、みずほ銀行住宅ローンを利用していると金利が年0.5%引下げとなります(引下げ後金利1.5~13.5%)

メガバンクと比較しても、「したく」は一番金利が高いです。

ネット銀行はさらに低金利なので、金利重視で選ぶならネット銀行を検討するのもありです。

もし「安心感があるメガバンクがいい」ということなら、メガバンクの中で最も金利が低いみずほ銀行がおすすめです(→みずほ銀行カードローンの詳細はこちら)。

申込手続きは郵送必須

郵送

カードローン「したく」の申込みは、インターネット・電話・ゆうちょ銀行窓口で行えます。

しかし、もしインターネットから申込んだとしても、仮審査に通過した後に書類郵送が必要になります。

そのため即日融資はできず、すぐに書類を発送したとしてもローンカードが届くまでは1週間以上、長ければ2週間ほどかかると思っておいた方が良いです。

銀行カードローンの中でも、申込手順はかなり多い方です。

「したく」ローンカードを受け取るまでの手続き

1.申込み
インターネット、電話、ゆうちょ銀行の窓口でまずは申込み

2.仮審査+在籍確認
仮審査を行い通過すれば、ゆうちょ銀行から申込用紙が発送される

3.申込書の郵送
申込書本人確認書類、収入証明(借入希望額が50万円以上の場合のみ)を郵送で返送

4.本審査
郵送書類の内容をもとに本審査、通過すればローンカードを発送

5.ローンカード受け取り
ローンカードが郵送で届く

6.受け取り確認の電話
ローンカードを受け取り次第、指定のフリーダイヤルへ受取確認の電話

7.カードローン利用開始

最近のカードローンは、仮審査も本審査もすべてネット完結が主流です。

紙書類のやり取りをなくして業務を効率化することで、融資スピードを上げて「急ぎでお金を借りたい」というニーズにも応える金融機関が増えています。

ゆうちょ銀行でカードローンを利用する際は、「今後お金が必要になりそうだから、今のうちにローンカードを作っておこう」と、前もって申込んでおくことをおすすめします。

返済方法はATMのみ

銀行ATM

カードローン「したく」の返済方法は、ATMによる入金のみです。

口座からの自動引き落としやネットバンキングによる返済はできません。

毎月ATMに足を運ぶ必要がある上に、返済日を忘れないようにしないと遅延損害金が発生してしまいます。

ATMは、ゆうちょ銀行・スルガ銀行以外にも、コンビニATMが使えます。

しかしゆうちょ銀行・スルガ銀行以外の大手銀行ATMや、ローソンATMが使えないので注意が必要です。

もし上記の利用可能ATMが近くにない場合は、毎月のATM返済の負担が大きくなると思います。

■カードローン「したく」で利用できるATM

  • ゆうちょ銀行
  • スルガ銀行
  • イオン銀行
  • セブン銀行
  • E-net(ファミリーマート系列)
  • タウンネットワークサービス(一部のスーパーや夜曲などに設置)

さらにコンビニATMをメインに返済する場合、コンビニATMでは1,000円未満の硬貨を入金できないことも重要です。

カードローンには利息がつくので、5万円などキリがいい金額を借りても返済額には端数が出てきます。

硬貨を入金するためには、ゆうちょ銀行かスルガ銀行のATMへ、平日の日中に行く必要があります。

どちらの銀行も、早朝や深夜、土日祝にはATMで硬貨が扱えません。

端数は「無利息残高」扱いだが…

ただし、カードローン「したく」では、1,000円未満の端数分を無利息残高として扱うので、端数のみの残高が残っていても実質は問題ありません。

無利息残高とは、その名の通りカードローン残高に利息をつけないということです。

数百円をしばらく返済をしなくても利息は取られないので、時間がある時に返済してOKということです。

ただし、完済していないことには変わりないので、住宅ローンなど他の借り入れ審査に申込んだ時に「借入れ社数1社」とみなされます。

借入れ社数が多いと他社ローンの審査にも不利になるので、なるべく早めに完済するに越したことはありません。

もちろん、無利息残高を残したままのカードローン解約もできません。

返済日は20日~翌月1日の間のみ

積み木とカレンダー

「したく」でATM返済をする期間は、当月20日~翌月1日の間と決められています。

これ以外の返済スケジュールは選べません。

上記以外の期間に入金した場合は繰上返済(任意返済)とみなされるので、ふたたび20日~翌月1日の間に約定返済をする必要が出てきます。

もし給与振込日が毎月5日の人は、早くとも20日までお金を使い込まずに返済額を残しておく必要があります。

他社では返済日を選べるカードローンも多いので、給料日直後に返済日を設定するということも可能です。

一括返済は事前の問い合わせが必要

カードローン「したく」で、一括返済(全額返済)をする際は事前に問い合わせが必要です。

ローンカードの裏面に記載してあるフリーダイヤルに電話して、一括返済金額を教えてもらってからATM銀行振込で返済します。

銀行振込の場合はスルガ銀行の口座に送金することになり、振込手数料は自己負担です。

ゆうちょ銀行の他行あて振込手数料は200円~800円+税と高めです。

最も振込手数料が安いゆうちょ銀行からの振込方法は、ネットバンキング(ゆうちょダイレクト)です。

参考記事:他行への振込手数料が無料の銀行リスト!お金のムダ遣いをなくそう

ゆうちょ銀行カードローンの評判

口コミ

個人的にはコスパが低いと感じるゆうちょ銀行カードローンですが、ネットの口コミではどのように言われているか調べてみました。

特に目立ったのは「ゆうちょ銀行で勧められた」という評判です。

カードローン「したく」について知ったり、申込んだりするきっかけは、銀行員からの営業が多いようです。

■ゆうちょ銀行のカード、したくについて

先日、ゆうちょ銀行のカードローンのしたくを勧められたのですが、その時は時間がなく急いでいたため断りました。

そして、家に帰って、疑問に思ったっことがあります。

1.したくは、持っているだけで使わなくても何も問題はないのでしょうか?

2.年会費など何か料金がかかったり、何かデメリットがあるのでしょうか?

3.逆にメリットはなんでしょうか?

1.使わなくても誰も文句は言ってきません。

2.年会費はかかりません。
デメリットとしてはたとえローンを利用していなくてもローン設定額を
借金しているのと同じ扱いになり、次に住宅ローンや車のローンを申請するときに
通らない可能性があります。

3.メリットは急な出費があるとき、借りられますので慌てないで済みます。

ゆうちょ銀行のカード、したくについて

「したく」の内容に関する評判は少なめで、「ゆうちょ銀行でカードローンに勧誘されたのが印象的だった」という声が多かったです。

貯金担保自動貸付けの方がおすすめ

積み木を持つ手

以上のメリット・デメリットや評判をふまえて、カードローン「したく」は、やや使い勝手が悪いカードローンだと言わざるを得ません。

ゆうちょ銀行の口座を持っていることで受けられる優遇もないので、わざわざ申し込む必要はないと思います。

個人的には、ゆうちょ銀行でお金を借りるなら「貯金担保自動貸付け」という仕組みを使う方がおすすめです。

貯金担保自動貸付けとは、ゆうちょ銀行の定期貯金(もしくは定額貯金)を担保に、低金利で融資を受けられるというサービスです(→定期貯金と定額貯金の違いはこちら)。

定期・定額貯金に預けている金額の90%まで融資可能で、金利は約定金利+年0.25~0.5%です。

たとえば2018年7月時点では、ゆうちょ銀行の定額・定期貯金の金利は、0.01%だったので、この場合の金利はわずか年0.26~0.51%です。

「したく」の年率7.0~14.9%とは比べものにならないくらい、低金利です。

ローンカードを発行する手間もいらないので、既にゆうちょ銀行の口座を持っている人は定期・定額貯金でお金を貯めつつ、急な出費に備えられるのが一番いいと思います。

他にも、ローンカードではなく銀行キャッシュカードを使った融資の受け方はあります。

詳しくは下記の記事をご参照ください。

ゆうちょ銀行に関する記事

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