カードローンのQ&A

転職直後はカードローン審査に通りづらいという噂はホント?

悩むビジネスパーソン

転職直後にカードローンなどに通りづらいと言われるのは、勤続年数が少ない状態で申し込むことになるからです。

消費者金融や銀行がローン審査をする際は、申込者の収入の安定性などを見るために勤続年数もチェックします。

特に、勤続年数が1年未満だと審査に影響しやすいと言われています。

しかし、転職したばかりだからと言ってカードローンに一切通らないわけではありません。

転職したてでお金を借りる必要が出てきた際に、気をつけるポイントをわかりやすく解説しました。

転職直後でも借りられる可能性はある

スマホを見るビジネスマン

冒頭でお伝えしたとおり、転職直後はカードローン審査に不利ですが、絶対に借りられないというわけではありません。

金融機関が、勤続年数以外の条件で総合的に審査した結果、融資を受けられることもあります。

審査で見るポイントを大まかに分けると、安定性信用力です。

安定性は収入などのスペック、信用力は過去・現在の借入れ状況などを見て判断します。

「安定性」を見られる審査基準

書類を確認する男性

まずは、「安定性」を判断するために審査で見られる主要ポイントを見てみます。

■「安定性」を審査するために見るポイント

業種や職種、企業規模
収入が安定している業種や職種の仕事をしていると、審査に有利です。
(例:フリーランスよりは公務員、零細・中小企業よりは大企業が信用度が高い)
雇用形態
パート・アルバイトや派遣社員、契約社員よりは、正社員の方が有利になる可能性が高いです。
また、正社員でも歩合給(成果報酬)よりは固定給の方が収入が安定しているので、有利になりやすいです。
年収
年収が高い方が審査に有利ですが、高収入だけど収入に波がある人よりは、低収入でも安定性がある人が評価される可能性もあります。
居住状況
持ち家か賃貸か、どれくらい住んでいるか、家族と同居しているかなども審査基準となります。
(例:賃貸で一人暮らしを始めたばかりよりは、実家で家族と同居している方が収入が安定していると判断されやすい)
年齢
働き盛りのアラサーからアラフィフ(20代後半~50代前半)くらいが審査に通りやすく、20代前半や50代後半~はやや不利です。

カードローン審査では勤続年数以外にも、上記のようなスペックを確認します。

たとえば、転職によって派遣社員から正社員になった場合や、フリーターから大企業務めに転身した場合は、一概に「転職直後だから審査が不利」とは言えないかもしれません。

「信用力」を見られる審査基準

安心

そして上記のような属性に加えて、「信用力」を判断します。

主に、信用情報機関で申込者の記録(クレジットヒストリー、通称クレヒス)を確認することで、下記を判断します。

■「信用力」を審査するために見るポイント

  • 他社からの借り入れがあるか
  • 今まで返済の遅延がないか

既に借金をしている場合は、「新たなローン返済にあてられるお金が少ない」と判断されるので、審査に受かっても借入可能額が少なくなるなどの影響が出ます。

特に、3社以上の金融機関から借入れ中の多重債務者は、審査が厳しくなります。

また、カードローンやクレジットカードの返済遅延を今まで何度もしている、もしくは現在も延滞している場合は非常に不利です。

借入れの返済が遅れたことは、信用情報機関に記録が残っています。

返済遅延の記録は1~5年ほど残るので、その間に返済が遅れがちだった場合は「返済能力が低い」という理由で審査落ちになることも考えられます。

逆に言うと、転職直後であってもクレジットカードを支払い遅延なく使い続けていたり、カードローンをしっかり完済している記録があると、「返済能力が高い」とみなされる可能性も上がります。

信用情報が真っ白でも審査に不利になることがある?

クレジットカードやローンを利用したことがない人は、信用情報機関に一切の記録がない状態です。

このようなクレヒスがホワイトな人は、もちろんブラックな人よりは審査で有利です。

しかし、「信用力を見る基準が何もない」という意味では、継続してクレジットカードを利用するなどして信用力を積み上げている人よりは不利になる可能性もあります。

特に30代以上など、ある程度の年齢にもかかわらず全くクレヒスがない、というのはやや不自然です。

たとえば、自己破産などの金融事故記録は最長10年でクレヒスから消えるので、「事故記録があった人ではないか?」と疑われる可能性もゼロではありません。

※クレヒスは、スマホユーザーのほとんどが利用している携帯本体代の分割払いなどでも記録が残るので、全くホワイトという人は少数派です

勤続年数の短さをカバーする4つの方法

以上のような審査ポイントも踏まえて、転職直後でもカードローンを借りるためにおすすめの方法を解説します。

■転職直後にカードローンに申し込むおすすめの方法

  • 半年は勤めてから申し込む
  • 収入証明を提出する
  • 他社借入を完済してから借りる
  • 少額の借入れに留める

半年は勤めてから申し込む

時計とカレンダー

可能な限り、転職した後は半年以上勤めてからカードローンに申し込むことをおすすめします。

理想は勤続年数が1年以上になってからの申込みですが、そこまで待てなくても半年待てば審査に通る可能性が上がります。

逆に言うと、入社1ヶ月~6ヶ月未満だとカードローン審査に落ちる可能性が高いです。

転職半年で申し込む場合は、正確な年収がまだわからない状態なので、現在の月収から計算した見込み年収を記入します。

収入証明を提出する

給与明細

上記の通り、転職半年~1年未満の間だと、正確な年収がわからない状態です。

そこで、カードローン申込時に提出必須の本人確認書類だけでなく、収入証明書類も提出することをおすすめします。

収入証明書類とは、給与明細源泉徴収票などを指し、通常は大きな借入れ(主に50万円以上)をする時にのみ提出する書類です。

もし転職後にカードローンへ申し込む額が50万円以下でも、自分から収入証明書を出すことで「しっかり収入があります」ということをアピールできます。

たとえば、転職後半年でカードローンに申し込みたい場合は、転職してからの6ヶ月分の給与明細を合わせて提出する方法などが考えられます。

他社借入を完済してから借りる

ATMと封筒

もし現在、カードローンやクレジットカードのキャッシングなどでお金を借りているなら、それらを完済した後の方が新たなカードローンに通りやすくなります。

既に何かしらの借金の返済中の人は、収入を返済に割いている状況なので「返済能力が低い」と判断される可能性があります。

さらに現在の借入れを返済し終わると、信用情報機関には「完済した」というプラスのクレヒスが残るというメリットもあります。

金融機関としても、他社借入を完済したことがある利用者であれば「自社カードローンも完済してくれる可能性が高い」と評価することができます。

転職したばかりで勤続年数が短くても、返済能力や信用力が高いことが評価されればカードローン審査に有利になります。

少額の借入れに留める

電卓

転職直後にカードローンを申し込むなら、なるべく5万円前後、多くても10万円までに抑えることをおすすめします。

融資額が少ない方が金融機関としてもリスクが少なくなるので、勤続年数以外の内容でカバーできる可能性が高くなります。

もし10万円以上のお金を借りたい場合も、まずは少額で申し込むことで契約して後々に利用額の増額申請をする方が無難です。

増額申込みが通るタイミングは契約から1年、どんなに早くても半年以上経ってからが目安です。

その間に遅延なく返済していたり、収入が上がっていたりすると、増額審査での評価ポイントとなります。

場合によっては、毎度返済をしっかり行う優良リピーターに対して、金融会社から増額の提案をしてくれることもあります。

メインバンクのカードローンなら審査に通りやすいという噂

通帳を持つ男性

たまに、「ずっと給与振込口座などに使っている銀行のカードローンなら、全く新規で申し込むより審査が有利」という噂を耳にすることがあります。

確かに中には、自社の口座を持った上でカードローンを利用すると優遇が受けられる銀行もあります。

しかし結論から言うと、メインバンクのカードローンの方が「審査が有利になる」ということは考えづらいです。

なぜなら、銀行カードローンの審査は保証会社、つまり別の企業が行っているからです。

保証会社の審査では、その銀行での過去取引や預金残高などまで見ることはありません。

特に最近は「自社の銀行口座が不要」な銀行カードローンも増えてきているので、取引実績が全くないユーザーも既存顧客と同じように審査をしていると考えられます。

ただし、既に口座を開設している銀行カードローンに申し込むこと自体は、メリットも多いです。

たとえば、キャッシュカードをローンカードとして使えたり、即時振込による融資が可能になったりする銀行もあります(例:イオン銀行ジャパンネット銀行など)。

転職「前」にカードローンを申し込む際の注意点

ストップ

「転職直後のカードローン審査が不利になりやすいなら、転職直前にカードローンを申し込む方が良いんじゃ?」

こう思う人もいるかもしれません。

確かに、転職が決まっていたとしても審査で見るのは「現在」の申込者なので、転職直前にカードローンを申し込むことは問題ありません。

ただし、転職後には「転職をした」ということを報告する必要があります。

カードローンなどで借りられる金額は年収などによって変わるので、金融機関は転職などの状況を把握する必要があるからです。

転職して自身のスペックが変わった結果、再審査を行う可能性もあります。

消費者金融は年収の3分の1以上は貸せない

特に、アコムやプロミスといった消費者金融からお金を借りる場合は要注意です。

消費者金融は、年収の3分の1までしか融資をしてはならないと法律で決まっているからです。

よって、転職によって収入が変わる場合は、必ず借入限度額も見直すことになります。

転職の報告が遅れてしまったからと言って罰則を受けることはありませんが、なるべく早めに自分から申告することをおすすめします。

最悪のケースは、返済遅延などの延滞がきっかけで転職が判明することなどです。

転職後の在籍確認はない場合が多い

カードローンの審査では、原則として勤務先への在籍確認が行われます。

金融機関名は出さず個人名で、勤務先へ本人宛の電話をすることで「本当に申請した勤務先で働いているか」を確認します。

一方、転職先にも在籍確認を行う会社は少数派のようです。

ネット上から登録内容を変更したり、社会保険証の提出(マイページから画像のアップロードなど)したりすることで完了するケースが多いです。

しかし在籍確認が絶対にないわけではないので、不安なら金融機関に事前に確認しておくことをおすすめします。

もしくは社内で「クレジットカードを申し込んだので電話があるかもしれません」と、前振りをしておくと良いかもしれまん。

不安だからと、3社以上の審査申込を同時にしない

スマホを見る

転職前後にかかわらず、同時に複数のカードローン審査に申し込むと審査に通りづらくなります。

「転職直後で不安だから、一度にカードローン5社に申し込んでみよう」というのは、おすすめしません。

金融機関は申込者の信用情報をチェックする際に、同時期に他社で審査に申し込んでいることもわかります。

そこで同時期にたくさんの審査申し込みをしていることがわかると「お金に困っている人」というネガティブな印象を与えてしまいます。

お金に困っている人は貸し倒れのリスクも高まるので、金融機関側としても審査に慎重にならざるを得ず、結果として審査に落ちやすくなります。

そしてカードローン審査に落ちたことも信用情報機関に記録されて、更に審査に通りづらくなる…という悪循環に陥ってしまいます。

カードローン審査の多重申込みは1ヶ月で2~3社までにとどめておく方が無難です。

しかし、「審査に一発で受からなきゃ」と思うあまりに審査で嘘をついても、審査段階でほぼバレます。

勤続年数を長めに申告するなど、虚偽の内容で申込みをしたことがわかると一発で審査落ちになってしまいます。

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