知っておきたい!銀行のカードローンと消費者金融のローンは何が違う?

銀行と消費者金融の違い

金融機関からお金を借りる方法として代表的なのが、「カードローン」です。しかし、同じカードローンでも契約する金融機関によって、そのイメージは大きく異なります。

■銀行のカードローン
楽天銀行カードローンや三菱東京UFJ銀行のバンクイックなど。お金に困った時に多くの人が一般的に利用している印象です。

■消費者金融のカードローン
アコム、プロミスなど。通称「サラ金」、ちょっと怖いイメージです。。

ということで、今日は消費者金融と銀行のカードローンについて、何が違うのかをまとめてみました。

銀行と消費者金融のカードローンの違い

疑問

金利

同じカードローンでも、銀行からの融資と消費者金融からの借入では、金利に大きな違いがあります。一般的に、銀行カードローンの方が低金利なので、利息負担が小さく済みます。

消費者金融の場合は上限金利が18%前後、銀行の場合は15%前後なので、ざっくりと約3%程度は、銀行の方が低金利で融資が受けられます。

その分、消費者金融は「初めての方30日無利息」といったキャンペーンも展開しているので、短期間で返済できる目処が立っているのであれば、あえて金利が高い消費者金融を最初に選ぶのも悪くありません。

銀行カードローンでは、新生銀行のレイクが初回30日間無利息サービスを展開しています。(レイクは以前は消費者金融でしたが、現在は新生銀行のサービス名となっています)

融資限度額

銀行のカードローンは、融資限度額が大きいメリットもあります。各社によって限度額に違いはありますが、銀行カードローンは最大800万円前後、消費者金融は500万円前後が限度額となります。

ジャパンネット銀行が提供しているネットキャッシングは、最大1,000万円までの融資を受けることができます。

また、銀行カードローンのもう一つの特徴が、「総量規制の対象外である」ことです。現在、貸金業法の総量規制ルールによって、「年収の3分の1を越える借入はできない」ことになっています。

つまり、年収300万円の人は、他社も含めて100万円以上の借入ができません。しかし、これは消費者金融のカードローンを利用した場合の話であり、銀行の場合は年収に関係なく、審査に通ればいくらでも融資が受けられます。

このような背景から、銀行カードローンは収入のない専業主婦にも人気です。アコムやプロミスのような消費者金融は、定収入があることが融資の条件となるため、専業主婦は利用できません。

しかし、楽天銀行カードローンに代表される銀行のカードローンは、収入のない専業主婦でも、50万円の限度額を上限として、融資を受けることが可能です。

審査期間

審査期間については、消費者金融に軍配が上がります。
銀行カードローンは、低金利で限度額が大きく、総量規制の対象外で場合によっては専業主婦にも貸出をおこないます。一見するといいことずくめです。

しかし、その分、当然ながら審査は厳しくなります。銀行カードローンは審査に通りにくいと言われる事が多いのですが、それよりも「審査スピードが遅い」ことがデメリットです。

最近は銀行でも即日融資ができるケースが増えました。しかし、消費者金融はとにかくスピードキャッシングに強みを持っているので、「今すぐ即日融資して欲しい」という場合は、消費者金融を選択するほうが確実と言えます。(ただしそれと引き換えに金利が高くなってしまうということです)

また、急ぎの借入でない場合は、最初に銀行に融資を申込み、審査に落ちてしまったら、消費者金融のカードローンで再チャレンジするのも良い方法です。

両者に共通するサービス

ATM

カードローンの基本的な使い方は両者共通です。

最初に決められた限度額の範囲内で、何度でも自由に借入・返済ができます。借入も返済も、ネットからの振込による送金か、コンビニATMから現金をキャッシングする方法が一般的です。

利息は日割り計算になるので、必要最小限のお金だけをその都度借りて、こまめに返済することで、利息負担を少なくできます。こまめな借入・返済ができるので、ムダな利息が発生しないのが、カードローンのメリットです。

現在は、ネットが普及していますので、パソコンや携帯からすべての手続が完了します。店舗への来店は不要です。

保証業務を担う消費者金融

上記の比較からも、消費者金融のカードローンを利用するメリットは薄れているように感じます。現在はほとんどの消費者金融が銀行の傘下に入っていることからも、あえて消費者金融を選ぶ必要性は以前に比べて低いです。

2016年には、銀行カードローンの融資残高が消費者金融の融資残高を上回っています。すでに(金額ベースですが)半数以上の人が銀行カードローンを選択している状態です。

そこで、消費者金融が新しい取り組みとして行っているのが「保証業務」です。カードローンは無担保・無保証なので、借入する時に担保や連帯保証人を用意する必要はありません。もしあなたがどうしても返済できなくなった場合は、「保証会社」が借金を肩代わりしてくれることになっています。

その、保証会社として機能しているのが、アコムなどの消費者金融なのです。

ですので、銀行カードローンを申し込む場合でも、「アコムの保証を受けていただきます」と言われることがあります。これはアコムから借りるのではなくて、アコムが保証会社として機能してくれるということです。

この際、あなたがアコムにお金を支払う必要はなく、申し込んだカードローンのサービスを提供している銀行が、アコムに対して保証料を支払う仕組みになっています。

このような、「ローン会社の審査」、「保証会社の審査」の2つを通る必要があることから、保証会社が同じカードローンに連続して申し込むと審査に通りにくいと言われることがあります。

例えば、三菱東京UFJ銀行が提供しているバンクイックと、セブン銀行カードローンは、保証会社はいずれも「アコム」です。

バンクイック
セブン銀行カードローン
アコム

の3社に申し込んでも、保証会社(この場合はアコム)の審査に通らなければ、カードローンによる借入はできないので注意が必要です。

まとめ

いかがでしたか?
銀行と消費者金融では、カードローンに微妙な違いがあります。

しかし、私が思う最大の違いは「イメージ」のように思います。ずいぶんイメージが改善されてきたとはいえ、消費者金融から借りていると、他人からも印象が良くないですし、自分でも後ろめたい気持ちになります。。。

しかし、銀行のカードローンであれば印象は非常に良いです。なぜなら、銀行の住宅ローンを利用している人はとても多いので、たとえカードローンであっても、銀行から融資を受けている点では同じだからです。

また、銀行カードローンには、低金利・限度額が大きいという2つのメリットがあります。このメリットを活かして、複数の金融機関から借りているローンを一本化し、利息負担を減らすことができます。

状況によって使い分けをしたい2つのカードローン、これらの違いを知っておくだけでも、より賢く利用できると思います。

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