他行宛振込手数料無料のネット銀行法人口座を作る方法

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無料

ネット銀行の個人口座は他行あて振込手数料が無料となるケースも多いです。しかし、法人口座になると「振込手数料無料回数」のようなものは定められておらず、1回目から手数料がかかります。

しかし、振込手数料は直接的には利益に繋がらない経費ですから、できることなら少しでも低くしたいですよね。

法人口座ネットバンキングの振込手数料比較!ネット銀行で60%コストダウンという記事でもまとめているのですが、メガバンクや地方銀行のネットバンキングを利用するよりも、ネット専業銀行の方が圧倒的に振込手数料がお得です。

1回あたりの振込手数料で約78%、メガバンク・地方銀行特有の「ネットバンキング月額利用料」を加味した現実的なシミュレーションでは、ネット専業銀行は実に92%以上のコスト削減を可能にします。

さらに、一定の条件を満たせば他行あて振込手数料無料で使える法人口座も存在します。

振込手数料が割引になる住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行

ネット銀行法人口座でも人気の住信SBIネット銀行は、法人向け「振込優遇プログラム」を実施しています。

このプログラムは、ほかの金融機関(他行)宛の振込件数に応じて、段階的に振込手数料が割引になるサービスです。

住信SBIネット銀行の場合、他行あて振込手数料は最大で145円(税込) / 件ですから、振込回数の多い企業は、これだけで毎月3,000円程度もコスト削減ができます。

振込手数料が割引になる条件は以下の通りです。

  • 振込回数5回未満:145円
  • 振込回数5回以上:140円
  • 振込回数20回以上:135円
  • 振込回数50回以上:130円

取引先が多い場合は、住信SBIネット銀行を入金口座にすることで、この条件は楽に達成できると思います。

また、法人クレジットカードと同じような感覚で使える「住信SBIネット銀行 デビットカード」を経費支払などで使っても、条件はすぐ達成できます。

住信SBIネット銀行のデビットカードは、キャッシュカード一体型なので会社設立後すぐに発行できます。

利用金額の0.8%以上をキャッシュバックしてくれるので、現金支払いやほかの法人クレジットカードを利用するよりもお得です。

また、口座開設の当月と翌月については、無条件で月10回まで振込手数料が無料となります。

PayPay銀行も条件次第で振込手数料が無料

PayPay銀行

探してみたところ、PayPay銀行法人口座の他行あて振込手数料を無料にするサービスを実施していました。と言っても、やや高めの条件付きです。

振込手数料の優遇
PayPay銀行あてと他行あて合わせて毎月5回まで無料(6回目以降は通常どおり、リンク決済、WEB総振、提携ATMからの振込は対象外)

適用条件
前月の預金平均残高(円普通預金、円定期預金)が3,000万円以上

つまり、普通預金でも定期預金でも良いので、PayPay銀行に3,000万円を預ければ毎月5回まで他行あて振込手数料が無料となります。

3,000万円というハードルは中小企業や個人事業主にとっては非常に厳しい条件だと思いますが、PayPay銀行の定期預金は金利が高めなので、定期預金での運用も含めて、この特典を享受できないか考えてみてはいかがでしょうか?

ちなみに、ネット銀行法人口座の他行あて振込手数料を比較すると以下のようになります。

銀行名 振込手数料(3万円未満) 振込手数料(3万円以上)
PayPay銀行 160円 160円
住信SBIネット銀行 145円 145円
楽天銀行 150円 229円
GMOあおぞらネット銀行 145円 145円

GMOあおぞら銀行が振込手数料を引き下げ(※2021年10月1日から:自行あて:無料、他行あて:(金額にかかわらず)一律145円(税込)に引き下げ!)

※いずれも税込。

住信SBIネット銀行が業界最安の他行あて振込手数料を実現しており、PayPay銀行は少し高めです。

WEB総合振込では月額手数料がかかる場合も

総合振込

会社によっては、一度に大量の振込先に送金する「総合振込サービス」の利用が必要になると思います。

ネット銀行でも「WEB総合振込サービス」を提供しており、データを入稿して一度の手続きで数千件に一斉送金することが可能です。

主要なネット銀行法人口座をWEB総合振込サービスで比較してみると以下のような特徴になります。

PayPay銀行はWEB総合振込サービスの利用に月額1,100円がかかります。一度の手続きで最大3,000件に振込が可能です。

しかし、最大999件に送金できる「WEB一括振込機能」も用意されており、こちらは無料で利用できるので、1,000件未満への振込に対してはコストを気にする必要はありません。

楽天銀行は、最大3,000件に振込ができる総合振込サービスを無料で提供しています。総合振込に関しては、ネット銀行のなかでも優位性があります。

住信SBIネット銀行も、総合振込サービスの月額利用料は無料です。

最大振込件数が9,999件となっているほか、総合振込サービスに電子証明書が利用できるため、高機能なサービスを提供していることがわかります。

GMOあおぞらネット銀行も同様に、最大9,999件までの一括振込に対応できる総合振込サービスを月額手数料無料で提供しています。

まとめると

ネット銀行法人口座では、住信SBIネット銀行やPayPay銀行のように、条件付きにはなりますが振込手数料を割引や無料にすることができます。

もちろん、ネット銀行はメガバンクや地方銀行と比較して振込手数料が圧倒的に安いので、このメリットを活かすだけでも大きくコストダウンできるはずです。

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この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
26歳の時に右も左もわからない状態で個人事業主になりました。2年後、株式会社クートンを設立し、現在10期目です。「いい人」がたくさんいる世界の実現が目標です。「人の価値とはその人が得たものではなく、その人が与えたもので測られる」 - アインシュタイン 姉妹サイト「1億人の投資術」でも記事を書いています。

より良い情報をお届けするため、疾風 AI がメンテナンスを担当いたしました。( 更新)

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