オリックス銀行カードローン

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オリックス銀行

オリックス銀行は、カードローンに力を入れているネット銀行として評判です。業界最低水準の金利と、最高クラスの利用限度額を提供しています。

カードローンで借りたお金は、(事業資金を除いて)使い道が自由です。オリックス銀行カードローンはその金利の低さ・限度額の大きさから、入院費用や海外旅行、資格取得の資金にも使えます。

もちろん、日常生活で急な出費が重なった場合の生活費の補てんとしても利用可能です。

借入利率は年1.7%~14.8%の低金利で、最大800万円まで融資可能です(利用限度額は審査によって決まります)。

この記事では、オリックス銀行カードローンの評価と、メリット・デメリットをわかりやすく説明します。

なお、オリックス銀行カードローンは、利用にあたって「銀行口座の開設が不要」です。新しく銀行口座を作りたくない人にとって、この点は大きなメリットです。

オリックス銀行カードローンのメリット

最初に、オリックス銀行カードローンが持つ特徴をまとめます。

ネット銀行ならではの金利水準で、幅広い用途に使えるカードローンは、教育資金や自己投資のための資金調達にもおすすめです。

来店不要のカードローンなので、パソコン・スマホからWEB申込ができます。申込みから審査、そして借入れまですべてWEB完結なのも、オリックス銀行カードローンのメリットです。

低金利で最大800万円まで融資

スマホを見るビジネスマン

最大利用限度額は800万円となっており、数あるカードローンのなかでも、利用枠の大きさは圧倒的に大きいのが特徴です。

お金の使い道は自由なので、生活資金としての利用はもちろんですが、海外旅行のお金や、資格取得資金としてのも利用可能です(ただし、事業資金への利用はできません)。

借入金利は業界最低水準の年1.7%~14.8%です。金利が低いことも、オリックス銀行カードローンが選ばれる大きな理由となっています。

オリックス銀行カードローンでは、借入利率は限度額の大きさによって決まります

下記の表のとおり、利用限度額が大きくなるほど、借入利率が下がります。

コース 利用限度額 借入利率
100万円未満コース 100万円未満 年12.0%~14.8%
100万円コース 100万円 年6.0%~14.8%
150万円コース 100万円超 150万円以下 年6.0%~14.8%
200万円コース 150万円超 200万円以下 年5.0%~12.8%
300万円コース 200万円超 300万円以下 年5.0%~12.8%
400万円コース 300万円超 400万円以下 年4.5%~8.8%
500万円コース 400万円超 500万円以下 年4.5%~8.8%
600万円コース 500万円超 600万円以下 年3.5%~5.8%
700万円コース 600万円超 700万円以下 年3.5%~5.8%
800万円コース 700万円超 800万円以下 年1.7%~4.8%

※限度額は、申込み時の希望限度額と審査結果によって決まります。

借りすぎ・使いすぎが気になる方は、申込み時の希望限度額を小さくして申し込むのがおすすめです。

借入利率は高くなってしまいますが、カードローンの借りすぎの抑制につながります。

借入れ・返済計画が上手に立てられるようになったら、あとから「増額申請」によって限度額を増やし、借入条件を緩和することも検討できます。

申し込み条件のまとめ

チェックリスト

低金利、高い限度額で評判のオリックス銀行カードローンですが、申し込み・審査基準はやや高めです。

特に収入ゼロの専業主婦の方は申し込みできませんのでご注意ください。

申し込み条件は以下のとおりです。

  • 満20歳以上69歳未満
  • 毎月安定した収入のあること
  • 国内に居住している
  • 保証会社の保証が受けられる方(保証会社の審査に通った方)

※外国籍の方は、永住者または特別永住者の方であれば申込できます。
※保証会社は、オリックス・クレジット株式会社または新生フィナンシャル株式会社の保証が務めます。

オリックス銀行カードローンに申し込んだ場合、「オリックス銀行」と「保証会社」による二重の審査が行われます。

保証会社とは、もしカードローンの返済ができなくなった場合、私たちに代わって「返済金の立て替え」をしてくれる、連帯保証人の役割を担います。

私たちは後日、遅延した返済金を保証会社に返さなくてはなりませんが、保証会社がいることで、オリックス銀行に対しては遅延することなく、借入金が返済されることになります。

また、カードローンは無担保・連帯保証人なしの融資サービスです。事前に担保を用意する必要がないのも、保証会社のおかげです。

保証料は0円なので、別途手続きをしたり、手数料が発生することはありません。

オリックス銀行カードローンでは、これらの費用はすべて金利に含まれていますので、ローンの利用で支払わなくてはならない費用は「利息」のみとなります。

審査条件に「職業」は含まれていませんので、派遣社員や契約社員の方はもちろん、アルバイト・パートの方でも申し込めます。

大切なのは、年収よりも「適切な借入と返済計画」ですので、年収が低すぎるからと言って心配することはありません。

ただし、収入のない専業主婦や学生の方は申し込めません。

もし、収入がない場合は、アルバイトやパートといった何らかの職業に就くことで、申込み可能となります。

申込書類

スマホを持つ男性

本人確認などの申込書類の提出が必要ですが、書類の提出は「審査通過後」「ローンカード発行後」となりますので、一番最後に行います

本人確認書類
運転免許証、健康保険証、マイナンバーカード、パスポート、在留カード、特別永住者証明書などが使えます。
所得証明書(希望限度額50万円超の場合)
源泉徴収票、住民税決定通知書、納税証明書、確定申告書などが使えます。

※※2020年2月4日以降に申請されたパスポートは「所持人記入欄(住所記載)」のページが無いため、本人確認書類として利用できません
※希望限度額50万円以下の場合でも、審査の課程で所得証明書の提出が求められることがあります。
※確定申告書は、税務署の受領印が押してあるものに限ります(E-taxの場合は受信通知も添付します)。

審査通過の回答を得た段階で、下記の必要書類を準備しておくことをおすすめします。

なお、これらの提出書類はすべて「WEBアップロード」が可能です。

郵送でも送付できますが、もっとも簡単なのは、書類をスマホなどで撮影してアップする方法です。

在籍確認(勤務先への電話)と審査結果の通知

オペレーター

審査の一環として、申込時の勤務先が正しいかどうかを確認するための「在籍確認(通称:在確)」を行います。

勤務先に電話されることを心配する方も多いのですが、在籍確認自体は住宅ローンやクレジットカードの審査でも日常的に行われるので心配ありません。

また、オリックス銀行の審査担当者は「個人名」で電話をかけるため、オリックス銀行であることを明かしません。もちろん、カードローン審査のための電話ということも言いません。

あくまでも、入力情報通りの勤務先で働いているかどうかを確認する目的なので、在籍確認によって職場の人に迷惑をかけたり、なにかを疑われることはありません。

オリックス銀行の公式サイトには、以下のような記述があります。

審査が終了し、お電話でお客さまご本人のお申し込みの意思、およびご勤務先への在籍の確認後、発送させていただきます。

送付先に、ご勤務先を指定された場合でも、ローンカードはご自宅住所に送付させていただきますので、ご了承ください。

出典:オリックス銀行

つまり、在籍確認が行われた時点で、審査通過を意味しています。その後、本人への申込意思を確認し、ローンカードの発行という流れになります。

オリックス銀行カードローンでは、審査結果の通知を電話で行っています。(審査に通った場合)

審査結果の通知先は職場ではなく、申込み時に入力した電話番号(携帯など)ですので、安心してください。

審査に落ちてしまった場合は、メール・書面での結果通知となります。

どのような郵送物があるか

郵送

カードローンを利用するにあたって、自宅に郵便物が届くことを心配する方も多いです。

なぜなら、自宅に郵便物が届くと、家族に知られたり、周りに心配をかけてしまう可能性があるからです。

オリックス銀行カードローンでは、おもに以下のような郵便物が届きます。

郵便物の送付先は「自宅・勤務先」のどちらか一方を選択できますが、初回に行われるローンカードの送付先は必ず「自宅」となるので注意です。

▼オリックス銀行から送付される郵便物

初回のみ
ローンカード、手続完了通知、ログインID・パスワード、利用ガイド
契約後(不定期)
契約に関わる重要なお知らせ、キャンペーンの案内

なお、カードローンの利用明細が定期的に郵送されることはありません。取引明細はWEBで確認します。

借入れと返済方法

コンビニATM

オリックス銀行カードローンの審査に通ったら、郵送で届いたローンカードを使い、提携ATMで借入れ・返済を行います。

また、オリックス銀行カードローンでは、指定した銀行口座への「振込融資」も行っています(オリックス銀行ではない、普段からお使いの銀行口座が振込先に使えます)。

ローンカードを使った取引きが心配な方

カードローン利用者のなかには、ローンカードを財布に入れて持ち歩きたくない方もいます。

財布のなかをほかの人に見られてしまった場合に、ローンがあることに対して心配をかけてしまう可能性があるからです。

もし、ローンカードを持つのが嫌な方は「振込融資」の利用がおすすめです。

オリックス銀行カードローンの「振込融資」は、普段から使っている銀行口座に借入金を振込んでもらう方法です。この方法を活用することで、普段から使っている銀行キャッシュカードで、現金を引き出せます。

借入方法

スマホを操作する女性

オリックス銀行カードローンの借入方法には、

  • 銀行口座に融資してくれる「振込融資」
  • 提携ATMから直接現金を引き出す「ATM引き出し」

の2種類があります。

振込融資とは、パソコン・スマホなどのWEB、または電話で融資の依頼をし、私たちが普段使っている銀行口座に依頼金額を振込んでくれるサービスです。

振込先口座をPayPay銀行に指定した場合に限り、即時振込が実行されます。

ローンカード発行後、登録口座または振込専用口座にPayPay銀行を登録すれば、即時振込が利用可能となります。

それ以外の銀行を指定した場合は、即日または翌営業日の振込となります(対応時間は曜日や受付時間によって異なります)。

振込融資を使った場合でも、遅くとも翌営業日には依頼額を振込んでくれるので、急な支払いにも対応できます。

振込融資は「振込手数料が無料」なのでコスト面でも優れています。

家賃やクレジットカード、携帯代の支払いなど、銀行口座の残高を増やしたい場合におすすめの利用方法です。

ATM引き出しとは、ローンカードを使って現金を直接出金する方法です。

オリックス銀行カードローンは全国に提携ATMがあるので、どの地域でも利用しやすいのがメリットです。

提携ATMの利用手数料も終日無料です。

提携ATM手数料が一切かからないので、増額返済やこまめな借入れが行いやすく、利息負担を最小限に抑えてローンサービスを活用できます。

オリックス銀行カードローンの提携ATM
  • セブン銀行
  • イオン銀行
  • ローソン銀行
  • E-net(ファミマなど)
  • 三井住友銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • 西日本シティ銀行
  • ゆうちょ銀行

なかでも、コンビニATMは原則として24時間使えるので、深夜の急な出費にも対応できるのがポイントです。

返済方法

計算する女性

返済方法は、「口座引落」、「銀行振込」、「ATM」の3つがあります。

もっとも楽な返済方法は「口座引落」です。毎月の返済日に返済金額が自動的に銀行口座から引き落とされます。返済日を覚えておく必要がないので安心です。

銀行振込」は、オリックス銀行カードローンの返済口座に、銀行振込によって返済する方法です。

ネット銀行を活用すれば振込手数料は無料で抑えられますが、通常は所定の振込手数料が必要です。

ATMからの返済」は、借入れを行ったときと同じく、ATMに直接現金を入金して返済する方法です。上記で紹介した提携ATMからの返済なら、手数料無料です。

返済日は「毎月10日」または「月末」から、あらかじめ決めた自分の都合の良い日が選べます。

上記の返済日は「約定返済日」となります。約定返済日には約定返済額(その月の最低返済額)の返済が必要です。

これとは別に、お金に余裕があるときに利用できる「増額返済(臨時返済)」が利用可能となっています。

オリックス銀行カードローンは「残高スライドリボルビング方式」を採用しています。

カードローンの借入残高によって、毎月の返済額が決まる方法です。

借入金額が30万円以内の場合は、月々の最低返済額は6,000円、200万円以内なら25,000円となります。

毎月の最低返済額のくわしい内容は、公式サイトにてご確認ください。

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この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
ネット銀行100の活用術の初代管理人です。低コストで便利なネット銀行を、多くの人に知ってもらうため、2012年にサイトを立ち上げました。貯金の方法やお金に関する知識をわかりやすく解説します。

より良い情報をお届けするため、川原裕也 がメンテナンスを担当いたしました。(2023年2月15日 更新)

ありがとうございます。

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