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ローソン銀行

ローソン銀行

ローソンが三菱UFJ銀行と立ち上げるネット銀行「ローソン銀行」の公式サイトが、2018年10月15日からサービスを開始しました。

すでに全国展開しているローソンATM事業の強みを活かし、キャッシュレス決済に力を入れていくと発表しています。

公式サイトには、預金やネットバンキングなどの個人向けサービス(リテール事業)の情報も公開され、「支店名がかわいい」など話題にもなっています。

すでにATM事業で拡大をしているセブン銀行や、同じく流通系ネット銀行のイオン銀行とどう対抗していくかが注目されます。

キャッシュレス決済に注力

WEB申込

ローソン銀行が今後、強化していくと発表していくのはキャッシュレス決済の拡大です。

すでに90以上の金融機関と取引をしているATM事業をベースに、新たな決済システムも開発していきたいと明言しています。

また、すでに一部店舗で導入されているローソンスマホペイも、さらに拡大する可能性があると思います。

■ローソンスマホペイとは

ローソンスマホペイとは、ローソン店内の買い物をローソンアプリで完結し、レジに並ばずに会計ができる決済システムです。

ローソンアプリでローソンの店内商品のバーコードを読み取るだけで決済でき、退店前に専用リーダーにアプリのQRコードをかざすだけでOKです。

スマホで完結するスーパーのセルフレジ、のようなイメージです。

現在はクレジットカード・Apple Pay・楽天ペイのいずれかで決済する仕組みで、東京の一部店舗で導入されています。

ローソン銀行の山下社長は、スマホアプリに銀行口座を登録するだけで決済できるようなシステムも便利だと発言していたことから、ネットバンキングシステムもより拡充していくかもしれません。

個人向けサービスの内容

現在、公開されているローソン銀行の個人向けサービスは円預金・ネットバンキングサービス、ネット入金サービスです。

その他、ローソン銀行のサービスの特徴やメリット・デメリットを見ていきます。

預金金利は平均的

電卓を持つ女性

ローソン銀行は円の普通預金・定期預金を利用できます。

預金金利はネット銀行の中では平均~やや低めですが、定期預金に関してはメガバンクより高金利です。

また、定期預金はスーパー定期という一般的な定期預金と、期日指定定期預金という独自のプランの2種類があります。

スーパー定期は、1ヶ月の短期定期から10年の長期定期まで、預入期間を選べるスタンダードな定期預金です。

期日指定定期預金は、1年以上預け入れればいつでも好きな期日を満期にできる定期預金です。

たとえば「来年の旅行のため、3月1日まで貯金しておく」というような、期日をしっかり決めておきたい貯蓄に向いています。

最長預入期間は3年ですが、満期後もそのまま預け入れておく「元利継続型」タイプで設定しておけば、さらに同じ期間預けておくことも可能です。

■ローソン銀行 普通預金金利(更新日:2018/11/15

預金額 金利(年)
10万円未満 0.001%
10万円~ 0.001%
30万円~ 0.001%
50万円~ 0.001%
100万円~ 0.001%
300万円~ 0.001%
1,000万円~ 0.001%

■ローソン銀行「スーパー定期」預金金利(更新日:2018/11/15

預入期間 金利(300万円未満) 金利(300万円以上)
1ヶ月 0.030% 0.030%
2ヶ月 0.030% 0.030%
3ヶ月 0.030% 0.030%
6ヶ月 0.030% 0.030%
1年 0.030% 0.030%
3年 0.030% 0.030%
4年 0.030% 0.030%
5年 0.030% 0.030%
6年 0.030% 0.030%
7年 0.030% 0.030%
8年 0.030% 0.030%
9年 0.030% 0.030%
10年 0.030% 0.030%

■ローソン銀行「期日指定定期預金」預金金利(更新日:2018/11/15

預入期間 金利(年)
1年~2年未満 0.030%
2年~3年以下 0.030%

預金金利が高いネット銀行が増えていることを考えると、ローソン銀行はそこまで預金には力を入れていない印象です。

おそらく、ATM事業やキャッシュレス決済など、他の事業に力を入れていくからかと思います。

ローソン銀行は、貯金用口座より普段使い用のネット銀行として使うのが便利そうです。

ATM・振込手数料はやや高め

銀行ATM

ローソン銀行のATM手数料や振込手数料は、メガバンクも含む銀行の中では平均的です。

メガバンクより手数料が安いネット銀行の中では、やや高めです。

特に、ローソン銀行以外の「他行あて」にATM取引や振込を行う時の手数料は、メガバンクと同じくらいの高さです。

今後、手数料優遇のサービスなどを展開するかもしれませんが、ネットオークションなどで他行との取引が多い人はやや不便かもしれません。

■ローソン銀行 ATM手数料(税別)

取引内容 ATM手数料(0~7時) ATM手数料(7~19時) ATM手数料(19~24時)
入出金 100円 無料 100円
同行あて振込 150円 50円 150円
他行あて振込 300円 200円 300円

※残高照会や暗証番号の変更は、いつでも無料

■ローソン銀行 振込手数料(税別)

振込先 振込手数料
同行あて 50円
他行あて 200円

特に注意したいのは、ATMから振込をする場合です。

ローソン銀行のキャッシュカードでATMから振込をすると、ATM手数料+振込手数料の合計が手数料として必要になります。

たとえば、他行口座あてにATMから振込をすると、400~500円+税の手数料がかかってしまうので、ネット銀行の中では割高感があります。

参考:他行への振込手数料が無料の銀行リスト!お金のムダ遣いをなくそう

よって、ローソン銀行から振込を行う場合は、ネットバンキングサービス「ローソン銀行ダイレクト」で、スマホから取引を行うことをおすすめします。

「ローソン銀行ダイレクト」から振込をすればATM手数料がかからないので、振込手数料だけで送金ができます。

ローソン銀行ダイレクトでスマホ取引

スマホを操作する女性

インターネットバンキングサービス「ローソン銀行ダイレクト」を使えば、スマホ完結でローソン銀行の各種取引ができます。

口座開設後に無料登録するだけで利用できるようになり、ATM手数料の節約にもなるので、キャッシュカードが届いたらまず登録しておくことをおすすめします。

10月15日からローソン銀行ダイレクトアプリもリリース予定なので、スマホから簡単にネット取引ができるようになります。

iPhoneとアンドロイド両方に対応しているので、多くの人が利用できます。

取引でポンタポイントがたまる

Pontaポイント

ローソン銀行で取引をすると、Pontaポイントがたまるポイントサービスも展開する予定になっています。

どのような取引でポイントが貯まるようになるかは今後公開されていきます。

おそらく、セブン銀行と近いポイントサービスになるのではないかと思います。

参考までに、セブン銀行でナナコポイントが貯まる取引は下記の通りです。

■セブン銀行 nanacoポイントがたまる取引

  • 給与・賞与の受取
  • セブン銀行デビットカードの利用

ポンタポイントは、ローソンだけでなく高島屋などの百貨店、ライフなどのスーパーといった他店舗でも使えるポイントです。

日常的にポンタポイントが使えるお店を利用することが多い人にとっては、ポイントが貯まりやすくなるチャンスが増えることになります。

ネット入金サービスで簡単に資金移動

分割払いイメージ

ローソン銀行には「ネット入金サービス」という、証券やFXの管理口座にネット上から無料で入金できるサービスもあります。

ネット入金サービスは即時反映されるので、証券口座から投資をしたい時にすぐローソン銀行から資金を移動でき、機会を逃さずに済みます。

入金の反映が遅いとその間に株価が変動してしまう可能性があり、場合によっては損をしてしまうリスクがあるので、入金の即時反映は大きなメリットです。

証券・FX会社のマイページの「クイック入金」「即時入金」などのメニューから、ローソン銀行を選ぶと簡単に手続きが完了します。

利用可能な金融機関は、今後公開予定です。

支店名がかわいいと話題

チョコとアイス

ローソン銀行の情報が公開されてから、SNSなどで「ローソン銀行の支店名がかわいい」と話題になりました。

ローソン銀行の支店名は誕生月によって決まり、ローソンで販売している人気メニューにちなんだ支店名になります。

■ローソン銀行 支店名

  • 1月:おもち支店
  • 2月:チョコ支店
  • 3月:おすし支店
  • 4月:カフェ支店
  • 5月:おにぎり支店
  • 6月:サラダ支店
  • 7月:アイス支店
  • 8月:フルーツ支店
  • 9月:パスタ支店
  • 10月:おべんとう支店
  • 11月:スープ支店
  • 12月:デザート支店

たとえば、5月生まれの人なら「ローソン銀行 おにぎり支店」となります。

ネット銀行は支店名がかわいいものが多い傾向がありますが、ローソン銀行は「メニュー名」という新しいアイデアの支店名にしたことで話題を呼びました。

自分の誕生月の支店名が気に入った人は「ローソン銀行で口座開設しようかな」とつぶやく人もいました。

ちなみに、流通系ネット銀行でライバル会社にあたるセブン銀行は支店名が花の名前(例:コスモス支店)、イオン銀行が誕生石の名前(例:ガーネット支店)です。

ローソン銀行の公式サイトはこちら

ローソン銀行の3つのデメリット

一方、ローソン銀行の公式サイトがオープンしたことで、思わぬデメリットがあることも判明しました。

特に注意しておきたいデメリットは、デビットカードを発行していないこと、クレジットカードなどの口座引き落としができないこと、口座を放置すると手数料がかかることです。

デビットカードは発行していない

デビットカード

ローソン銀行は、デビットカードを発行していません。

個人的には、ローソン銀行が今後デビットカードを扱う可能性も低い、もしくはもう少し後になるのではないかと考えています。

その理由は、下記3つです。

■ローソン銀行がデビットカードを発行しなさそうな理由

  • クレジット付きキャッシュカードの発行予定が先にあるから
  • 銀行サービスの種類が少ないから
  • デビットカードは儲からないから

ローソン銀行の公式サイトには、クレジット機能付きキャッシュカードの記載はすでにあるものの、デビットカードについての記載はまだありません。

よって、現時点でクレジット機能付きキャッシュカードの準備は始まっているものの、デビットカードについてはまだ具体的な動きがないのではないかと思います。

ちなみに、ローソン銀行のクレジット機能付きキャッシュカードは「ローソン Ponta プラス」と言い、2019年1月から取扱い開始予定です。

また、ローソン銀行は全体的にネット銀行としてのサービスの種類が少ない、シンプルな銀行です。

たとえば、セブン銀行が扱っているカードローンや海外送金などのサービスは、ローソン銀行にはありません。

そんな中で、そこまで利益が大きくないデビットカードビジネスに積極的に乗り切るとは考えにくいです。

デビットカードはクレジットカードに比べて加盟店からの手数料が少ないので、あまり儲かりません。

参考記事:なぜデビットカードのポイント還元率はクレジットカードに負けるのか?

カードなどの引落口座にできない

手でバツを作る男性

ローソン銀行は、クレジットカードなどの引き落とし口座や、口座振替には使えません。

これは、身近な銀行としては致命的なデメリットだと思います。

普段、カード決済中心の人や、公共料金を口座振替で支払いたいと思っていた人は要注意です。

Q.クレジットカードなどの引き落とし口座をローソン銀行にできますか

A.ローソン銀行で開設された口座を振替(お引落し)口座としてご指定いただくことはできません。

-ローソン銀行 公式サイトより抜粋

ただし、2019年1月にはローソン銀行クレジットカード「ローソン Ponta プラス」をスタートする予定で、このローソン銀行クレジットカードなら引き落としができるようになる予定です。

現在も、セゾンカードから「クレジット機能付きPontaカード」を何種類か発行しているので、ローソン銀行でも同じようなクレジットカードを提供する予定なのだと思います。

2年以上放置すると手数料が発生

通帳を持つ女性

ローソン銀行の口座を残高1万円未満で2年以上放置すると、1年ごとに1,200円+税の未使用口座管理手数料がかかってしまいます。

未使用口座となったらメールか郵送で案内が届くので、その後3ヶ月以降も取引がないと手数料が残高から引き落とされる仕組みです。

もし、残高が1,200円未満で手数料が引き落としできないと、自動解約になってしまう場合もあります。

しかし、残高が1万円未満でも手数料がかからない条件が3つあるので、上記期限内にいずれかの取引をすれば手数料はかからなくなります。

未使用口座管理手数料がかからない条件は、下記3点です。

■ローソン銀行 残高1万円未満でも未使用口座管理手数料がかからない条件

  1. 定期預金に1円以上の残高がある
  2. ローソン銀行ダイレクトに2年以内にログインしている
  3. ローソン銀行クレジットカード「ローソン Ponta プラス」の引落口座にしている

たとえば、未使用口座になった旨の連絡が届いたら、すぐにローソン銀行ダイレクトにログインすれば、手数料はかからなくなります。

手数料をかからないようにする方法はあるものの、「口座を放置したらお金がかかる」ということを知らないといつの間にか解約されていた…という事態もありえるので要注意です。

今後増やす予定の新たなサービス

スマホを持つ男性

現在は最低限の円預金などのサービスしか情報を公開していませんが、まだまだ新しいサービスが増えていく予定です。

現時点でわかっている新サービスは下記のとおりです。

■ローソン銀行 今後取り扱う予定のサービス

  • ローソン銀行クレジットカード
  • コンビニで買える投資信託
  • ATMで電子マネーを現金化
  • お釣りの自動積立貯金

クレジットカードについては、来年2019年の1月からスタート予定です。

ATM設置台数はセブン銀行に続き2番手

スマホで取引する女性

ネット銀行としても、コンビニ系ネット銀行としても後発のローソン銀行。

コンビニ系銀行の先駆けとなったセブン銀行についで、ATM設置台数は現在2番目に多いです。

■参考:コンビニATM台数(2018年3月時点)

コンビニ ATM台数
セブン銀行 23,873台
ローソンATM 約13,000台
E-net(ファミマ系列) 12,984台

遅れてやってきたローソン銀行が他の銀行にどこまで追いつけるか、多くのメディアが注目しています。

ローソン銀行は個人向けサービス以外にも、法人事業にも力を入れて規模を拡大していく方針です。

具体的には、小売業者の給与支払いサービスや、地方銀行のATMをローソン銀行ATMに置き換えるなどの施策を行う予定です。

現時点では預金金利や手数料の条件があまり良くないものの、もし法人事業で利益が出れば、個人向けサービスもスペックが良くなる可能性も高くなるかもしれません。

他社のネット銀行にはない大きなメリットが出てくるか、期待したいところです。

かんたん口座開設をするとポイントバック

ポイント

ローソン銀行は、Web申込みで「かんたん口座開設」をすると、Pontaポイントが100ポイントもらえます。

このポイントプレゼントは常設キャンペーンなので、いつ申し込んでも100ポイントもらえるのが嬉しいです。

申込み方法は、ローソン銀行公式サイトか口座開設アプリで必要事項を入力し、本人確認書類の写メをアップロードするだけです。

本人確認書類は郵送でもOKですが、ネット上で提出すれば一番早くキャッシュカードが届きます。

口座開設に申し込んでからキャッシュカードが届くまでは、およそ2週間ほどです。

ローソン銀行 公式サイトはこちら

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