資産運用

銀行マンを信用するな!おすすめされた投資信託を買ってはいけない理由

資産運用の相談

少しお金に余裕が出てくると、対面の銀行窓口に資産運用の相談に行ったり、逆に銀行員が自宅に訪れて商品を提案してくれるケースも出てきます。

特に定年退職をした方は、退職金をどのようにして運用すれば良いのか迷っているという人も多いです。

しかし、ここで一言いわせてください。

そういう人こそが銀行員にとって、格好の餌食なのです。つまり「カモ」です。

銀行マンの上手な営業トークに騙されて大切な退職金を失ってしまわないよう、ご自身で資産運用の知識を身につける必要があります。

銀行員がおすすめしてくる商品

銀行員は自社商品をすすめてくる

やや乱暴な言い方かもしれませんが、銀行の資産運用相談に行っても、親身になって相談に乗ってくれることはありません。

あくまでも、自社の商品をおすすめするきっかけにしかすぎません。(例えば、三井住友銀行が「みずほ銀行」の商品をおすすめすることはありえないですよね…)

銀行の営業担当がおすすめしてくる商品には以下のようなものがあります。

  • 定期預金
  • 外貨預金
  • 投資信託
  • 保険
  • 債券

また、最近はファンドラップ(ラップ口座)などが銀行が紹介する主力商品になっていたりします。

ファンドラップについての詳しい説明はここでは差し控えますが、投資信託と同じだと考えてください(→ファンドラップについて詳しく知りたい方はこちら)。

上記の金融商品の中で、退職金の使いみちとして検討してもいいものと、やめておいた方がいいものがあります。

定期預金や外貨預金は検討の余地あり

定期預金と外貨預金の運用を検討

銀行マンあおすすめしてくる上記の商品のうち、定期預金と外貨預金については検討する価値があります

なぜなら、預金商品は銀行が最も得意とする金融商品だからです。

証券会社も保険会社も預金商品は販売しませんから、定期預金や外貨預金は銀行ならではの商品と言えます。

特に円定期預金は「元本保証」なので、安全な資産運用の方法としては悪くありません。

ただ、できることなら各銀行の定期預金の金利を比較して、なるべく金利が高いところへ預けることをおすすめします。

外貨預金についても同じです。

外貨預金は金利手数料を比較するのがポイントです。

定期預金と外貨預金はネット銀行の方が優位性が大きいので、個人的にはネット銀行の外貨預金を選んだほうがメリットが大きいと思います。

事実、ネット銀行の定期預金はメガバンクやゆうちょ銀行の数十倍以上の金利がふつうです。

外貨預金についても、為替手数料は大手銀行の半額以下というケースも少なくありません。

銀行マンがおすすめする投資信託に気をつけろ

銀行が取り扱う投資信託は種類が少ない

銀行マンがおすすめする商品で、最も気をつけたいのが投資信託です。

投資信託は銀行側の販売手数料も大きいので、あの手この手で様々な商品を紹介されると思います。

定期預金や外貨預金であれば、お付き合いで申し込んでも損することはないので安心ですが、投資信託はお付き合いで購入するようなものではありません。

なぜなら、投資信託は定期預金などとは比べ物にならないくらいリスクが高い商品だからです。

投資信託にも様々な種類がありますが、全般的にリスクが高めで、もちろん元本保証はありません。

資産運用の方法として、投資信託を検討するのは良いと思います。

しかし、投資信託の取り扱い数が多く競争力が高いのは証券会社であって、銀行の品揃えは少ないです。

参考記事:銀行が販売する投資信託を買うメリットは薄い!証券会社との品揃えの違い

もし投資信託を買うのであれば、証券会社を通じて購入した方がより良いものが見つかるはずです。

楽天証券などは2,000本以上の投資信託を取り扱っており、条件検索で希望に見合う投資信託が見つけやすいです。

大手証券会社が扱っていない低コストの投信も扱っているのでおすすめです。

高い利回りに騙されないで

高利回り

投資信託でまず目を引くのが、「運用利回り」です。

定期預金の何倍もの利回りを得られますし、これから成長が期待される新興国に投資するファンドも多いので、魅力的に見えてしまうのも無理はありません。

しかし、投資信託の中には高い利回りを維持するために無理なレバレッジをかけているケースや、資産を取り崩して分配金に充てていることもあります。

高い利回りの裏側には、高いリスクが潜んでいると疑ってかかるくらいでちょうど良いと思います。

「ノーロード」という言葉のワナ

投資信託は運用コスト(信託報酬)が重要

銀行マンが投資信託をおすすめする時の営業トークで最も代表的なのは「ノーロード(購入時の手数料無料)」という言葉です。

投資信託は購入時に3%程度の手数料がかかるものがあります。

リスクがあるのに購入する時に3%もの手数料が取られると聞けば、これまで定期預金でコツコツ資産運用してきた人にとっては抵抗があると思います。

そこで、「ノーロード(手数料無料)」という言葉が登場します。

こちらの投資信託はノーロードなので、手数料が0円なんですよ。

これが銀行マンがよく使うテクニックです。

しかし、投資信託を選ぶ上で最も大切なのは「運用コスト」です。運用コストは「信託報酬」と呼ばれています。

信託報酬の話をしない銀行マンは信用するな

信託報酬

購入時にかかる手数料は、一度支払えば終わりです。

しかし、投資信託の運用コストである「信託報酬」はあなたが投資信託を保有している間、毎年継続して発生する手数料のようなものです。

例えば、信託報酬が2%だとすると、仮にそのファンドが6%のリターンを出しても、あなたが得られるのは4%のリターンのみです。

2%は投資信託の運営者の利益となります。

もしかしたら、「6%のリターンが出るなら2%くらい報酬で取られてもいいや…」と思った人もいるかもしれません。

しかしここで重要な視点は、6%のリターンは毎年保証されているものではないということです。

投資信託はリスクのある商品ですから、マーケットが暴落すると、その年の運用成績が「マイナス3%」になることもあります。

しかし、もし運用成績が「マイナス3%」でも、信託報酬は必ず2%発生するので、この場合は「5%の損失」を被ってしまうのと同じことになります。

投資信託を選ぶ時は「信託報酬(運用コスト)」に目を向けることがとても大切です。

参考記事:投信ブロガーイチオシのネット銀行で買えるおすすめ投資信託

しかしなぜか、銀行マンは信託報酬の話を持ちださない。

なぜなら、銀行マンが紹介する投資信託はいずれも、信託報酬が高いものばかりだからです。

しかし彼らは金融のプロフェッショナルです。信託報酬のことを知らないわけがありません。

少なくとも、信託報酬の話をしない銀行マンや証券マンは信用するべきではありません。

楽天証券などで自分の希望条件を入力して検索したり、ネットの投資信託販売本数ランキングを見て買ったほうが良い投資信託を見つけられると思います。

りそなグループならSmart-iシリーズがおすすめ

Smart-i

もし、銀行系の投資信託を選ぶなら、りそなアセットマネジメントの「Smart-i」シリーズがおすすめです。

Smart-iシリーズは主に、りそな銀行やりそなグループの銀行、そしてネット証券で販売されています。

販売会社がかなり限定されているのですが、その他の銀行や大手証券会社では取り扱っていません。

Smart-iシリーズの投資信託は、いずれも業界トップクラスのコストを実現し、信託報酬の低さで高い評価を得ています。

また、インデックスファンドが中心ですので、長期の資産形成にも向いています。

知名度こそやや低めですが、りそなグループなので安心感も大きいです。

ネット証券での購入が不安な方も多いと思いますが、Smart-iはりそな銀行の窓口で購入できる点でも安心です。

また、つみたてNISA対象商品にも選ばれています。もし、りそな銀行でつみたてNISAを行うのであれば、この投資信託は最も適していると言えます。

Smart-iシリーズの詳細は、姉妹サイト「1億人の投資術」で詳しく説明しています。あわせてご覧ください。

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