銀行が販売する投資信託を買うメリットは薄い!証券会社との品揃えの違い

投資信託

銀行がおすすめする投資信託を買ってはいませんか?

資産運用についてよくわからない人、バランスの取れた運用が行いたい人にとって「投資信託(ファンド)」という便利な仕組みがあります。

投資信託はプロに資産運用を任せる代わりに、一定の手数料を支払うもので、政府系の年金基金なども基本的には投資信託を通じて投資をしています。

投資信託には膨大な種類があり、ベストな商品を自分で選ぶことは難しい。だからといって、銀行の営業マンがおすすめする投資信託を買ってしまうのは危険です。

なぜ銀行で投資信託を買うと損してしまうのか

「銀行から買った投資信託でも儲かっているものもあるよ」

いや、ちょっと待ってください。
株価が右肩上がりになっていればどんな投資信託でも儲かるのは当たり前です。

投資の世界で大切なのは、損が出た時に他の投資家よりも損失を小さく、儲けが出た時に他の投資家よりも儲けを大きくすることが何よりも重要な指標です。

そしてその差は5%とか10%というものではなく、たった0.1%の差が大きな結果に繋がるという世界です。

常に0.1%他の人よりも上手くやるか、0.1%他人よりも下手くそにやるかで雲泥の差が出ます。

しかし、年単位では小さな差だからこそベストな商品を選びにくいという現状があります。

銀行が扱える投資信託は数が少ない

商品数

投資信託の品揃えが豊富なのは証券会社です。

証券会社は自社で投資信託を組成しているケースも多いです。当然自社商品を中心に勧められることになりますが、品揃えは圧倒的に多いです。

なぜなら、現在は投資信託の販売手数料が証券会社の収益の柱になっているからです。それくらい、数多くの販売実績があります。

一方、銀行は投資商品の販売は本業ではありませんから、知識も浅いですし取り扱える投資信託の種類が限定されています。つまり、数少ない販売在庫の中から、かろうじて良い商品をおすすめしているという感じです。

ただ、銀行の場合は定期預金キャンペーンなどと抱き合わせで投資信託を販売することが多いので、魅力的に見えてしまいがちです。大切なお金を投じるわけですから、本当に良い商品なのか判断する目を養うことが大切です。

良い投資信託とは何なのか

コスト比較

良い投資信託とは、基本的にコストが低い商品です。

購入時にかかる販売手数料はもちろんそうですが、その後継続して投資家の負担となる信託報酬を始めとする管理コストの方が大切です。

販売手数料は0円、その代わりに信託報酬が異常に高く設定されているような投資信託も存在します。

よって、トータルのコストがどれくらいなのかを比較することをおすすめします。

運用結果(パフォーマンス)よりもコストを重視して投資信託を選ぶべきだというのは、偉大な投資家のウォーレン・バフェット氏も言っています。

「現金の10%を短期国債に、90%を非常に低コストのS&P 500インデックスファンドに投資してください」。バークシャー・ハサウェイの株主に向けた2013年の書簡で、同氏はこう書いている。

これは、バフェット氏が何年も前から行っている助言だ。「非常に低コストのS&P 500インデックスファンドに投資したら(その場合、一度に投資するのではなく、10年以上にわたってナンピン買いしましょう)、同時期に投資を始める人の90%よりもうまくやれます」。バークシャー・ハサウェイの2004年の年次総会で、同氏はこう述べている。

賢い消費者になるために比較して選ぶ

比べる

投資信託には同じような商品がたくさんあるという特徴があります。これは覚えておいてほしいポイントの一つです。

例えば、世界の不動産に投資する投資信託の場合下記のようなものがあります。

いずれも若干の違いはあるものの、基本的には世界のリート指数に連動する運用を行う投資信託です。

何が違うのかというと運用会社が違います。DIAMアセットマネジメントが運用しているか、大和証券グループか、ニッセイアセットマネジメントかという違いです。

運用会社によって運用パフォーマンスにも若干の違いが出るのは事実ですが、これらは事前に予測できるものではありません。大和証券は業界大手だから運用がうまいだろう、、みたいな予想は大抵外れます。。。

ですので、ここの比較では「販売手数料・信託報酬などの管理コスト」に着目するのが良い選び方です。

実は、証券会社も銀行も投資信託を売りたくて仕方がありません

証券会社も銀行も投信の販売ノルマが課せられているケースが多く、また投信の販売手数料は金融機関の大きな収益となっているからです。

ですので、気になる投資信託が見つかったら銀行だけでなく証券会社に「投資信託に興味があるんだけど?」と電話をしてみてください。口座開設申込書を持って飛んでくると思います(笑)

そこで、様々な商品を紹介してもらい、「コスト」に注目しながら選ぶのが良いと思います。

ネット証券で自分で選ぶのが一番良い理由

ネット証券

しかし、証券会社の営業マンもノルマを課せられていますから、決して良い人ではありません。

最初は良くてもいずれ手数料の高いものやリスクの高い商品をおすすめしてくる可能性が十分あります。これは、証券会社で働く人が悪いわけではなく、会社として投資信託が収益の柱となっているため仕方のないことです。

そういう体質・構造に文句を言っても仕方がないので、「自分で良い投資信託を選ぶ力」を身につける必要があるのです。

そこでおすすめしたいのが、ネット証券です。
ネット証券も投資信託の品揃えには力を入れているので、大手証券会社に負けないほどラインナップは充実しています。

また、ネット証券は「スクリーニング」と言って、条件を入力するだけで簡単にベストな投資信託を見つけることができます。

例えば「世界の不動産に投資する、コストが最も低く、1万円以下で買える投資信託」のような感じで、検索条件を入力するだけで優良投資信託を探せます。

もう一つのメリットとして、証券会社は対面営業ではないので一切の営業をしてきません。押し売りされることがないのはネット証券の大きな強みです。

自分のペースでじっくり考えながら、時にはネットの口コミなどもチェックしながら探せるので、ハズレを引く可能性が低いです。

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