セブンペイはnanaco還元率ダウンをカバーできるか 新しいQRコード決済

7Pay

2019年7月から、セブンイレブンでも「7Pay(セブンペイ)」というスマホ決済サービスが始まります。

ファミリーマートのファミペイと同時期リリースが決まっており、ローソンスマホペイと合わせて主要コンビニのスマホ決済が出揃います。

QRコード決済アプリなので、今までnanaco決済ができなかったiPhoneでもスマホで支払いができるようになります。

一方で、電子マネーnanacoのポイント還元率が、1.0%から0.5%に半減することも決まりました。

しかしセブンペイを使えば、ナナコの還元率をキープできます。

この記事では、セブンペイアプリで還元率を上げる方法を中心に解説をします。

7Payアプリの基本の使い方

まず、記事執筆時点でわかっているセブンペイアプリの使い方を解説します。

基本的な使い方は、LINE PayやPayPayと同じQRコード決済が主です。

さらに、既存の「セブンマイルプログラム」というサービスとの連携も行い、よりお得に使えるようにする方針です。

■セブンペイアプリの機能

  • QRコード決済
  • チャージ方法は3種類
  • ナナコポイント還元0.5%
  • iPhone・Androidに対応
  • 9月までセブンイレブンアプリで使える

QRコード決済

コード決済イメージ

7Payアプリのメイン機能は、QRコード決済です。

セブンイレブンで今まで使えなかったQRコード決済が、ようやく使えるようになります。

以下のようなQRコード画面を、店員に見せるだけで支払いができます。

7Payアプリ画面イメージ

財布を取り出す必要がなく、端数を支払うために小銭を探す手間も省けるので、お会計がスピーディーになります。

私もコンビニでの買い物にスマホ決済を使っていますが、現金より何倍も会計が早くなりました。

チャージ方法は3種類

セブンペイで支払うためには、アプリでチャージをする必要があります。

現時点では、セブンペイのチャージ方法は以下3種類です。

■7Payのチャージ方法

  • クレジットカード
  • セブン銀行ATM
  • 店頭レジ

7Payではクレジットカードチャージが利用できます。

クレジットカードチャージを使うことで、スマホからの即時チャージやポイントを2重取りなどが可能になると期待できます。

現時点でオートチャージに対応するかどうかはわかりません。

その都度チャージする必要があったとしても、わざわざATMやレジに行かずにスマホでチャージできるのはメリットです。

一方、セブン銀行ATMやレジでもチャージができるので、現金派の人も安心です。

セブン銀行ATMはコンビニATM設置台数No.1で、セブンイレブンだけではなく駅などにも増えてきているので立ち寄りやすいと思います。

ちなみに他社のスマホ決済では、銀行口座デビットカードからチャージできることもあります。

セブンペイも銀行口座やデビットカードに対応すれば、「クレジットカードは使いたくない」という人のチャージ方法の幅も広がります。

ナナコポイント還元0.5%

nanaco

QRコード決済でセブンペイ支払いをすると、利用金額の0.5%がポイント還元されます。

還元されるポイントはnanaco(ナナコ)ポイントで、200円につき1nanacoポイントがバックされます。

nanacoポイントは1ポイント=1円相当なので、7Payで支払うと常に0.5%引きになるということです。

セブンイレブンをよく利用する人は、持っておきたいアプリです。

iPhone・Androidに対応

今までnanacoはアンドロイドのおサイフケータイでしか使えませんでしたが、セブンペイアプリはiPhone・Androidの両方に対応します。

iPhoneなどのおサイフケータイ機能がないスマホでも、セブンペイアプリをダウンロードして7iD(セブンアイディー)でログインすれば、誰でも使えます。

QRコード決済は、決済機能がないスマホでも使えるのがメリットです。

7iD(セブンアイディー)とは、セブン&アイホールディングス共通のサービスです。

現在のセブンイレブンアプリをお得に使うためにも必要なので、セブンイレブンによく行く人は作っておくことをおすすめします。

7iDの登録はもちろん無料、月会費や年会費も一切不要です。

9月までセブンイレブンアプリで使える

スマホを操作する女性

セブンペイは、2019年10月から専用アプリがリリース予定です。

それまでは、すでに公開しているセブンイレブンアプリで、セブンペイ機能が使えるようにする予定です。

そして10月からは、セブンイレブンアプリから専用アプリにワンタップで飛べるようになります。

7Payアプリでは、送金割り勘などの新しい機能も追加する方針です。

友達や家族同士でのお金のやり取りが、アプリで簡単にできるようになりそうです。

nanaco還元率1%を維持する方法

積み木

冒頭でもふれたとおり、今までは電子マネーnanaco支払いをすると還元率1%でしたが、2019年7月からは0.5%にダウンします。

それをカバーできるのが、7Payアプリセブンマイルプログラムです。

セブンペイ決済のためにアプリを見せると、セブンマイルプログラムのマイルも貯まり、還元率1%を維持できます。

■セブンマイルプログラムとは

セブンマイルプログラムとは、nanacoとは別のポイントプログラムです。

セブン&アイホールディングスでの買い物時に、セブンイレブンアプリの専用コードを読み込んでもらうことで「セブンマイル」が貯まります。

マイルを貯めるとnanacoポイントや特典を受け取れるという優遇サービスもあります。

セブンマイルは、7Payアプリリリース後は200円で1マイルが貯まる予定です。

1マイル=1円に相当するので、還元率は0.5%です。

還元率0.5%の7Payアプリで支払い、セブンマイルプログラムの優遇で同じく0.5%の還元を受けることで、nanacoが合計1.0%ポイントバックされる計算です。

7Payアプリとセブンマイルプログラムの組み合わせの便利さは、すべてスマホだけで完結することです。

財布からポイントカードや現金を出す手間が、スマホ1つで完了します。

さらに、セブンマイルプログラムに登録しておくと、マイルが貯まるほど優遇を受けられます。

詳しくは「セブンイレブンアプリポイント・バッジシステムをわかりやすく解説」という記事で説明しています。

ポイント二重取りはできるか

カードとスマホを持つ女性

セブンペイアプリの還元率を実質1%にできれば、nanacoポイント還元率の改悪をカバーできます。

もし、クレジットカード登録によるポイント二重取りができれば、さらに還元率がアップします。

■スマホ決済のポイント二重取りとは

チャージ方法にクレジットカードを選べるスマホ決済アプリは、ポイント二重取りができることが多いです。

ポイント還元があるクレジットカードでスマホ決済アプリにチャージすることで、クレジットカードとスマホ決済両方のポイントを獲得できる仕組みです。

例:ポイント還元率0.5%のクレジットカード+ポイント還元率1.0%のスマホ決済=合計1.5%還元

たとえば、セブンカードのポイント還元率は0.5~1.5%です。

セブンカードからnanacoへチャージすると、0.5%がポイント還元されます(他のクレジットカードでチャージした場合は還元率が変わります)。

もし、7Payへチャージした時にこのポイント還元が受けられれば、ポイント二重取りとセブンマイルプログラムで合計1.5%還元になります。

還元率より特典で勝負するべきか

考える男性

逆に、もしポイント二重取りができないと、他社スマホ決済に比べて低還元になってしまいます。

そういう意味では、クレジットカードを持っていない未成年や現金派の人にとっては、メリットが薄くなるかもしれません。

たとえば、LINE Payのポイント還元率は0.5~2.0%です。

au PAYは基本還元率0.5~1.5%、さらにセブンイレブンで決済をすると0.5%ポイントアップします。

すでに高還元のスマホ決済サービスが乱立している中、セブンペイを使うメリットがどこまで増えるかに注目です。

個人的には、セブンペイは還元率よりも、セブン&アイホールディングスならではの特典に期待したいです。

セブンペイはポイント還元だけでなく、割引などの特典も提供する予定です。

その内容はまだ発表されていませんが、セブンイレブンユーザーにとってメリットが増えれば、7Payアプリのユーザーも増えそうです。

7Pay(セブン・ペイ)公式サイトはこちら

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ネット銀行やQR決済・送金サービスについて学ぶ日々を送っています。FP(ファイナンシャルプランナー)の資格を活かし、お金に関する情報をわかりやすく提供できるよう務めます。

より良い情報をお届けするため、一条まつこ がメンテナンスを担当いたしました。(2019年4月22日 更新)

ありがとうございます。

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